わたしは大丈夫、と呟く
昨夜、急に不安な気持ちになって、深夜に目が覚めた。時計を見ると、まだ午前3時20分くらいだった。
自分の今後のことについて、選択、決断、行動をずっと先延ばしにしている。
経済的な面やいろんな事を言い訳にして、思考がフリーズしている。つまり、停滞している。
その不安で発作的に深夜、起きてしまったんだと思う。
不安で停滞していると思っている間も、時間は容赦なく時を刻んでいるかと思うと、より暗い気持ちになった。
昔、付き合っている人と別れた日、わたしは友達に、辛い、とメールをした。
友達は遠くに住んでいたけれど、今行くから、と連絡をくれ、すぐ、私の住む地域の近くまで電車で来てくれた。
暗い表情で、失恋話を延々とする私。友人は慰めるかのように笑顔でうんうん、と頷いて話を聞いてくれた。
そして、事あるごとに、『まさばーんは色々あっても、絶対大丈夫だから。』と何度も言ってくれた。
(たかが失恋なのだが、その時は私なりに大きなダメージを受けていたんだよね。)
友達に大丈夫だよ、って言ってもらうと本当に大丈夫な気がした。
それから『大丈夫』は、私のお守りみたいな言葉になった。
昨夜も私は呟いた。
『わたしは大丈夫。』と。
わたしは大丈夫、と呟くと、自分がどんなに弱く感じても、どんな状況にあっても、必ず乗り越えられる、という気持ちになれる。
実際、今までも私は色んな事を乗り越えてきたし。これからも、さまざまな問題と対峙していくだろう。
でも、そんな時は、これからも
『わたしは大丈夫』
と呟いていこう。
わたしは大丈夫。