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初夏、土佐の日曜市にて


高知県を代表する民謡「よさこい節」より。
土佐の高知
~の♪ はりまや橋で、坊さん(ぼんさん)かんざし~♪ 買うを見た~♪ よさこいよさこい♪ (○˘▿˘)♫•*¨*•.¸¸♪

朝のはりまや橋と、とさでん(路面電車)



初夏の高知城

はじめに

高知市を訪ねると、いつも楽しみにしているのが有名な「土佐の日曜市」です。高知城の大手門から東側に約1㎞ほど続く街路市で、毎週日曜日を迎えると約300店もの露店が軒を連ねます。この日曜市の歴史は、かれこれ300年以上と言われております。

1.高知城

南海道随一の名城と謳われた、高知城の天守閣と大手門。
大手門の前に集まった敵は、一度に三方向から攻撃を受けるような仕組みに。
大手門をくぐり抜けると真正面には再び、矢を射る為の矢狭間塀の小窓が並びます。
天守閣へと向かう階段には、土佐藩の生まれで自由民権運動の父・板垣退助の立像が。
そして、板垣退助の立像のすぐ近くには、樹齢282年を誇るセンダンの巨木が佇みます。
初夏に咲く、センダン(栴檀)の花。

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