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植物観察会TREE CIRCLE 再開のお知らせ

【会報・緑の移ろい】 - 2024年秋号から、冒頭ご挨拶の抜粋 -

会報、2024年秋号からの抜粋

               はじめに

 朝晩の寒さから、秋の深まりを感じる毎日ですが、皆様の方、お元気にお過ごしでしょうか。私の方、7月に大きく体調を崩してしまい、8月には新型コロナに感染し、酷暑の9月にはあまり動けず、殆どの日を自宅にて療養しておりました。
 
 元の樹木調査現場への復帰や、植物関連の報告書・資料等の作成・調査業務への復帰も、元受であった大手造園会社の厳しい業績不振等もあり、結局叶いませんでした。今後は、以前の様な"個人的な持ち出し"も出来ませんゆえ、当会の再開資金を、どうしたものか…とずっと悩んでおりました。

        ◆   ◇   ◆   ◇   ◆
 
 嘗ては、北海道から九州まで沢山の会員の方々がいて下さって、とても賑やかだった当会ですが、私が両親の看病と介護に専念したこの十数年で、多くの方々がご高齢やご病気の為に去って行かれました…。その影響もあって、現在の会の年間収益は、10万円を切っております。
 
 会報の為の取材費用は、嘗ての1/10以下の支出で行う必要があり、会報の発行回数を減らし、取材で伺う場所も、交通費のかからぬ首都圏が中心となって参ります。誠に心苦しいのですが、その点を何卒ご了承願います。

        ◆   ◇   ◆   ◇   ◆
 
 幸いにも、この度、普段お会いできない神奈川県の会員のお二人と、遠く和歌山県新宮市にお住まいの会員の方からも、貴重な金銭的ご支援を賜りました。そのお陰で、少しずつでも再開してゆくお力を頂く事が出来ました。

 また、いつも遠くから定例観察会にご参加下さっている方々にも、改めて深い感謝の気持ちをお伝えさせて頂きます。この異常な格差社会と、際限なき物価高騰の渦中にも関わらず、いつも本当に有り難う御座います。

母を看病しながら実施していた頃の散策風景。

 植物観察会や特別な散策旅行の活動は、暫くの間、ごく少人数での実施となりますが、焦らず、無理なく、継続的に実施してゆく予定でおります。新規入会をご希望の方、月2回の定例観察会に参加予定の方は、是非お誘い合せの上、ご参加をお待ち致しております。

                    TREE CIRCLE  : 梅本浩史


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