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YokohamaNavyblueの魅力を語る

皆様こんにちは、青海です。
気づけば前回の更新からかなりの月日が経ってしまいました。
記事を更新しない間にも季節はどんどん進み、春を通り越してもはや暑いと感じる日も多くなってきました。 
個人的に暑さより寒さの方に強いので、夏になって欲しくないなぁ…なんて思っています笑
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さて、今回の記事では相模鉄道のブランドカラーである「YokohamaNavyblue」についての解説、また個人的に感じる同色の魅力を語っていきたいと思います。

今回の記事は

①YokohamaNavyblueとは何か。
②YokohamaNavyblueの魅力。

の2部構成で進めていきます。
是非最後までご覧ください。
(なお読みやすさを重視するため、見出し以外のYokohama Navyblueを以下ではYNBと略します。)
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①YokohamaNavyblueとは何か

それではまず1つ目、YNBとは何か解説をしていきます。
YNBとは、相模鉄道が現在行なっている
駅舎、車両、制服などのリブランディング事業である
「Design Brand Up Project」(以下DBUP)
に基づき、同社の新しいブランドカラーとして制定された色です。
主に電車の車体に塗られる色で、深い濃紺色と雲母を混ぜることによって生まれる光沢が特徴です。
(電車以外では平沼橋駅のサインボードなどに同色の塗装が行われています↓)

この色は横浜の海、また横浜の街がこれまで刻んできた歴史をイメージしていて、非常に横浜に縁のある相鉄らしい塗装と言えると思います。
また、塗装を決めるにあたり念頭に置かれたのは100年以上の伝統を持つ阪急電鉄のマルーンであり、「100年先も色褪せない普遍性」というDBUPのテーマに沿って、100年先まで続く伝統的な色にしようという相鉄の強い決意を感じさせます。
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阪急電鉄のマルーンカラー↓

②YokohamaNavyblueの魅力


次に2つ目、本記事のテーマでもあるYNBの魅力について語っていきたいと思います。
個人的にYNBについて感じている魅力は3つあり

・高級感があること。
・他社との差別化が図られていること。
・相鉄に興味を持ってもらえること。

が挙げられます。

魅力その① 高級感がある

YNBの魅力は何?と聞かれたら、私は真っ先に高級感だと答えます。
先ほども述べた通り、YNBは深い濃紺であり更に光沢を持っています。
その光沢はあらゆるものを反射し、YNB車の側面を真正面から撮影すると撮影者が映ってしまうほどです。
先述した阪急マルーンも同等(いや、それ以上かもしれない)の輝きを放っており、そのような塗装にはどことなく高級感を感じます。


また、YNB車のうち9000系、12000系、20000系、21000系に関しては内装もグレーを基調としたシック調で纏められ、18:00以降は車内灯が暖色に変わり更なる高級感を演出します。
それはYNB塗装の高級感ではないかも知れませんが、とにかく内装も相まって素晴らしい車両となっているのは事実です。
(20000系の車内、デビューしたての頃↓)



魅力その② 他社との差別化が図られていること

関西圏ではまだまだJR西日本と各私鉄との間では車両の姿形に大きな違いがあり、また大手私鉄五社の中でも大きく似通った車両はないものです。
しかし関東圏ではこれが大きく異なり、多くの私鉄でE231系やE233系などのいわゆるJR東日本車体をベースとした車両が運行されています。
そしてその流れでステンレス、またはアルミ地が剥き出しの車両が主流になってきました。
そんな中、時代に逆行するように全塗装を始めた相鉄。
特に12000系、20000系列に関してはその姿で都心へ向かうわけであり、結果、銀色の電車が多い東京で大きく目立つことになりました。
この差別化は相鉄にとって大きなアドバンテージであり、実際に社内ではYNB社を自社の広告塔として位置付けているのだそうです。
「濃紺の電車=相鉄」というイメージが都内の人にも出来る、これはYNB塗装の大きな功績であり、魅力と言えると思います。

(新宿大ガードを行く12000系↓)
(千代田線16000系に牽引される20000系。
両車の塗装の違いに注目↓)


魅力その③ 相鉄に興味を持ってもらえること


先ほどの話と少し被ってしまうかもしれませんが、個人的に感じている魅力の3つ目はやはりこれだと感じます。
相鉄JR直通線が開業して以降、神奈川県以外で相鉄のYNB車を見かける機会が大きく増えました。そんな中、Twitterを見ていると相鉄12000系に関するツイートがよく見られるようになり、新宿駅や渋谷駅などで、鉄道に詳しくない人がスマホで写真を撮影したりしていることが分かったのです。
相鉄は開業以来ずっと神奈川県内のみで完結する路線網を持ち、また沿線に観光地があるわけでもない路線です。
そのため他の都民、または県民の目に触れる機会は当然のように少なく、知名度は低いままでした。
しかし都心に自社の広告塔であるYNB車を送り込むことによってまずは相鉄という路線に興味を持ってもらおうとしたのです。
結果としてこの作戦は大成功であり、JR線内では相鉄車は「当たりの電車」扱いを受けることに。
もしかつての計画通り、CIカラーの11000系が都心に直通していたら、この結果は大きく変わっていたことでしょう。

(CIカラーの相鉄11000系、奥は12000系。
デザインやカラーの違いがよく分かる。↓)

【最後に】
まずここまで読んで下さった方、本当に有難う御座います。そしてお疲れ様でした。
また文字数が大変なことになってしまいました…😵
次の記事では文字数を減らして読みやすくする努力をしないといけませんね笑
さて、今回は相鉄のブランドカラー
「YokohamaNavyblue」についての記事を書いてみました。
この記事を見て少しでも相鉄に興味を持っていただけたら、一沿線住民としてとても嬉しいです。
これまで幾度となく塗装変更を繰り返してきた相鉄の大きな決意。
「今度の塗装はいつまで続くのか。」なんて声もちらほら聞こえますが、個人的には100年後も200年後も相鉄電車がYNBを纏って走っていればいいなと強く思っています。
では今回はこんなところで終わりにしたいと思います。
また次の記事でお会いしましょう^^

【宣伝】私の動画↓

【鉄道PV】Yokohama NavyBlue

是非ご覧下さい!

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