島根を今、いかに楽しむか(たえさん)
島根で2人の子育てをする、働く母である。
今年は特に時間の流れが早いなぁと感じるこの頃。
その要因のひとつはコロコロ(未だ猛威冷めきらないアレ)渦にあって
「イベントを楽しめなかったから」かもしれない。
春のお花見、夏祭り、花火大会、夏の終わりの海神楽もなくて。特別なことをしないまま、
月-金で仕事に精を出し、そして週末がやってくる。
Iターン者のわたしにとって、
島根、大田市の大きな魅力のひとつがこの「イベントが多いこと」だった。
マルシェや大小いろんなお祭り、産直市、講演会に映画会、毎週末どこかで神楽公演があるなど、とにかくイベントが選ぶほどある。人が集まる場所、受け入れてくれる場所がある。
それが子育てしやすいと感じる理由でもあった。
2人の子どもを連れて、当たり前のように誰かが企画し準備したイベントに当日フラッと行く。ただ参加じゃなくて子連れで当日関わることもウェルカムだったりするからおもしろい!
イベントが開かれない今、休日をどう過ごせば・・・
コロコロと共存しながら、休日をどう楽しむかって
子育て世代のけっこう大きな課題のように思います。
これから紹介するのは、わが家でやっている工夫の一部です。(今更感はありますがご愛嬌)
■前提■
今年のGW、庭付きの古民家を購入→リフォームして住み始めました。
〇家にいながらキャンプ気分を味わう
コロコロ渦に入る前、それまでアウトドアに興味なかった夫がキャンプ道具を集め始めていた。(定年後の趣味にするんだって)まさかこんなにすぐ役立つとは!
リビングや和室にキャンプ用のテーブル、椅子を並べ、ご飯を食べたり、ゆっくり淹れたコーヒーを飲んで音楽を聴いたり。
テレビやYOUTUBEをダラダラ観るより、ちょっと良い時間が生まれるような。軒下で炭火焼き鳥もよくやってます。
〇庭で虫取り&生き物観察
庭に紅葉やツツジなど季節の木が植わっているわが家。バッタにカマキリ、テントウムシ、チョウチョ、セミ、ヤモリにカエル(←これだけほんっと苦手っっ)といろいろな生き物に出会います。
最初、虫怖いと逃げていたむすめも今では平気で捕獲。子供たちにつかまった生き物は虫かごに入れられ、しばらく観察の対象に・・・
〇野菜や花を育てる
プランターがたくさんあったので、ミニトマトにナス、ピーマンを植えました。夏は子どもたちが水やり&収穫。なにより、買ったものよりよく食べた!今はアサガオの種の収穫を楽しんでいるこの頃です。(ちなみに虫かごにはカエルが入ってる、、、や゛め゛て゛ーーーー)
〇買わずに作ってみる
おもちゃを買いに行くことが無くなり、思いついたものは基本作ってみることに。アクセサリーを欲しがったときはビーズだけ100円均一で購入→家にあった刺繍糸やゴム糸に通す。余っていたビーズも入れて自分好みに!自分の手が加わったものは自然と大切にするから、ふしぎ。
新聞紙やチラシで作れるフラッグや神楽遊びの道具(弓矢)はわたしが作ります。(仕事の昼休憩で自宅へ戻ったときにチャチャッと作成)
コロコロ渦で唯一、良かったこと
もし、コロコロ渦で良かったことがあるとしたら、唯一
自分のアクションが変わらないと変化はおきない と気付いたこと。
これに気付かないうち(コロコロ前)は、
ダラダラとテレビ→10時のおやつ→お昼ご飯→お昼寝→夕ご飯→歯みがき・入浴→就寝 なんていう超絶もったいない休日もたまに過ごしてきた。
コロコロ渦で、暮らしに緊張が生まれた。自分がやらないと誰もウイルスから守ってくれない。自分で後悔ないよう暮らしていないと。自ずとダラダラできなくなった。
誰かの行動を待つんじゃなく「手作りの暮らし」が良い。ステイホームが楽しいと、子どももストレスを溜めることなく、その笑顔を見て親も安心できます♬ガマンや自粛ばかりでは、みんなが疲弊しちゃう。
適度に力抜きつつ、コロコロとうまく付き合いたいものですね。
【最後に】そうは行ってもイベントに島根の魅力在り
手作りの暮らしができる島根、ステイホームもつらくない島根。
一方で
観光立県でもある、島根。イベントで人が集まってこそ魅力輝くのが島根でもある。
先日、久しぶりに開催された石見神楽の公演は最高だった。建物を換気で開け放って観客も少なめ。各自がマスクと除菌をして万が一の際の連絡先提示に協力。2時間3演目。太鼓や鉦(かね)、笛の生演奏に心震える。衣装に照明が当たり放つ光の美しさ。重たい衣装を身に着けた演者の躍動感。これに目をキラキラさせて釘付けになっている子どもたちを見ていると、島根っていいなぁと心底感じる。全国の皆さんにも体感してほしい。
このnoteを最後まで見てくれた方に言いたい。
「国内旅行はGoToトラベルで島根へ!」
美味しいものと素晴らしい伝統芸能と
大森(石見銀山)が、三瓶が、温泉津(ゆのつ)があなたを待っています。