佐倉

どこにでもいる社会人。物を書くことが好き。明るく楽しく元気よく生きていきたい。

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最近の記事

今更2021年本屋大賞ノミネート作品を読み切った

2022年も下半期に入った今、ようやくである。 前回の記事で高らかに宣言したくせに、この有様である。 言い訳を一つさせてほしい。前回の記事を書いたあと、心ない人事異動により、落ち着いて本を読む時間を奪われてしまったのである。やっと比較的好きに時間を使えるようになると、2022年になっていたというわけである。 そんな言い訳はさておき。 どれもこれも面白かった!!! 全体的に、人生に行き詰まった人が主人公で、日常の延長戦上にあるようなドラマを描いているものが多いのは、そういっ

    • 本屋大賞2021が決まる前にノミネート10作品読みたい

      ステイホームが続く日々。 家に篭りきりで気落ちしてしまいそうだけど、逆手にとって楽しく時間を使いたい。もともとお家遊びも大好きである。 というわけで積読を鋭意消化中。 上司から借りた本を3冊一気に読み終わり、読書熱に火がついていた。 そんな矢先、本屋大賞2021のノミネート10作品が発表された。 https://twitter.com/hontai/status/1352088949188034561?s=21 そういえば、本屋大賞っていつも気になるけど、あえて追っかけ

      • 対虫戦闘日記

        ※内容に虫の描写があります。ご注意ください。 コオロギをご存知だろうか。 聞くまでもなく、誰でも知っているだろう。私も名前は当然の如く知っていた。 しかし、虫が苦手が故、それがどんな形をしていて、どんな生態なのかは知らなかった。 そう、私は虫が苦手である。 虫が得意な人というのは、世の中にどれぐらいいるのだろう。昆虫博士とかそういう人たちを抜きにして。 私の母は好きとまではいかないが「セミとかバッタなら触れる」とのことらしく、それらを怖がる私を見て爆笑していた。 しかし、

        • コロッケとわたし

          私はコロッケが好きだ。 どのくらい好きかと言うと、職場の食堂のメニューでコロッケがあると、それをふたつ頼んで食べていたぐらい好きだ。顔見知りのおば様は、私のことを(多分親しみを込めて)「コロッケ女」「コロッケばばあ」と呼んでいた。事実なので私もそうなんです、と言いながらニヤニヤしていた。食堂は日々メニューが変わるので、毎日コロッケが食べられるわけではない。だからメニューがコロッケだった日はもうなりふり構っていられないのである。それぐらい、好きだ。 コロッケというとどんなも

          三日未満坊主

          新年、とっくに明けましておめでとうございます。 三日坊主もいいところで、文章を書く練習にしたいと言いながら、夏頃にnoteを2本書いて年が明けてしまった。 例年とは違う1月を過ごしているところかと思いますが、これを読んでくださっている皆様、いかがお過ごしでしょうか。 私はインプットがないと自分の中の語彙が枯渇してしまうひとで、昨年は9月あたりから仕事に追われるように暮らし、積読に手が伸ばせないまま気がついたら年が明けていた。ガッデム。 思うがままに文字を、言葉を、文章を書

          三日未満坊主

          「お客様は、お姫様。」

          京成スカイライナーのキャッチコピーである。 そもそも京成スカイライナーをご存知だろうか。成田空港に行く際に快適に移動できる、便利な乗り物である。 実際に乗ったことはなくとも、関東近郊ではCMを見たことがある人はいるかもしれない。 私はこのCMが結構、いやかなり好きだ(最初に断っておくが、私は京成スカイライナーの回し者ではない)。 CMキャラクターはSexyZone中島健人さん。私は取り立てて彼のファンというわけではないが、徹底したアイドルっぷりをテレビで見かけるたびにウフフ

          「お客様は、お姫様。」

          文字を食って生きていきたい

          文字が好きだ。とにかく文字が身近にあると嬉しい。ツイッターで誰かの生み出した言葉を読むのが好きだ。百四十字に乗っているその人の人柄に触れるのが好きだ。面白い。本を読むのももちろん好きだ。この世には天才が溢れている。私の人生の中では経験し得ないことが体験できる。読書体験とは未知との遭遇である。とにかく何かを読むのは面白い。 読むのと同じくらい、書くのが好きだ。私が最初に何かを書き始めたのは、小学生の時に赤川次郎著書の「死者の学園祭」を読んだあとだった。文字だけで誰かの頭の中に世

          文字を食って生きていきたい