アントニオ・ガウディ? いいえ大森貝塚遺跡庭園でした。 3 多利田くみ Tarita Kumi 2021年5月19日 08:31 池上通りを歩いていたら、教科書で見たことのある大森貝塚遺跡公園を発見。ちょうど歩き疲れていたので、ちょっと休憩しようと中に入ってみました。貝塚を発見したモース博士の像や貝塚の模型などもあり、偶然見つけた割にはわくわく感が増していく。まず入口で迎えてくれるのは海に因んだ魚をイメージさせる壁。縄文ぽい雰囲気を醸し出してるけど、なんか既視感。なんでだろう・・・? と思いつつ、歩を進めていくと。 中央にこんな感じの建造物が。これって、バルセロナにあるアントニオ・ガウディ作の「グエル公園」に似てるような…。今でも建築中の教会サグラダ・ファミリアと共に、いつかは訪ねてみたい場所だけど、頭の中で二つの施設が勝手に結びついちゃって。なだらかな曲線が多い感じが個人的に似てると思うわけです。園内は、結構広くて貝塚がどのように発見されたか、とかその頃生きていた動物とか説明ボードも色々あって楽しめる。初夏に向かう空が広がっていて、風景に溶け込んでいるのもオツな感じ。 この独特のカーブもガウディを彷彿させるでしょ。このようにアップダウンもあるのだけれど、高い所から見下ろす景色も、変化に満ちていて楽しいって思わせてくれるのね。色々な高さから全体を見渡してみたいな、と思うし、そうすると上り下りもそんなに苦ではなくなってくる。 こちらはグエル公園の写真だけど、違和感ないでしょ? 3枚目の写真の階段の少し奥に行けば、こんな感じの柱がいかにもありそうで。柱の下の部分が、縄文模様に酷似! 大森貝塚遺跡公園には、あんまり人はいなかったけどグエル公園は世界的な観光地だからきっと沢山の人がいるのだと思う。今は、状況的にそういうわけにはいかないかもしれないけど、サグラダ・ファミリアとセットで訪れる人も多いだろうし。 こちらもグエル公園。柱の上のぐにゃぐにゃな所が、やっぱり似てるよね。グエル公園は、色とりどりのタイルを駆使したカラフルなエリアもあって、そういうとこは全然雰囲気が違うのだけど、どちらにしても行ったことないので、どんな感じなのかなと思いはつのる。世界遺産にもなっているようで、元は分譲住宅だったというのは今回初めて知った。 これがカラフルなエリアの方。こっちだと全然共通点はないけど、私はこのようなタイルモザイクも大好き。夕日に照らされると、こんな風に美しく映えるのね。この風景も、ぜひぜひ見てみたい! さて、この写真なんか本当にどちらか判断しかねますね。正解は、グエル公園の方。二枚目の写真の横の方にコレがあるよ、と言われたら私は信じちゃうな。細かいことを言えば、構造や素材が違ったりするのだろうけれど。なかなか遠出のできないこの時期、ふらりと立ち寄った大森貝塚遺跡公園にて、お手軽にスペイン気分を味わいましたとさ。そしてグエル公園についても知ることができて楽しかったよ。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する 3