技術や実績よりも「志」が大切な理由
「志」と聞いてあなたはダサいと思いますか?素敵だと思いますか?
私は「ダッセ!」という人が多い気がする。
(30代以下が特に)
なぜなら志を持とうが、とにかく頑張ろうが、バブル崩壊後の世の中を見ていて、「頑張っても報われない」という時代を見てきているから。
「こうしたらこうなる」という方程式に当てはめてしまうヒトの本能としての機能があるので、悪い例ができるとすぐにその方程式に入ってしまうから。
そこで注意すべきポイントが1つ。
「自分はそれを経験した上でジャッジしているのか?」
ということ。
バブル崩壊、リーマンショックなど様々な壁にぶつかりながらも、起業して成功している会社もある。
では、なぜその会社は成功できたのか?
「コネ」「既得権益」「土地収入」「宝くじ当選」など、いろいろ考えられるが、それらのほぼすべてが明日叶えられるものではない。
そもそも叶えたいと思っても確率の低い世界の話。
経済が発展し、昔のように出せば売れるという世の中は終わってしまった。
ではその中で勝ち抜くには何が必要だろう?
もちろん「手に職」というのはとても良いと思う。
とはいえ皆が手に職を持てるわけではない。
そこで必要なのが「志」。
持とうと思えば2秒で持てるすばらしいツール(笑)
技術や既得権益、土地と違って持つ必要を心から感じた時にすぐ持てるもの。
時間はいらない。
当人が持とうとするかどうか。
世の中を良くしたいと思うか、とにかく稼ぎたいと思うかは人それぞれで、持てるかどうかがビジネスチャンスを左右している。
そして「志」が生み出す最大のメリットは「人が率先して動いてくれる」ということ。
AIの時代にKYかもしれないが、これが本質。
・世の中を良くしたい
・あの人を幸せにしたい
・自分はこうありたい
そんな事を本気で考えられる人が次世代のリーダーになると信じている。
なぜなら、そんなアホはそうそういないから。
世の中に自分の存在意義を投影し、実現したいという変態はいないだろう。
ただ、その変態がこれからの日本を良くしていく気がする。
きっと。
(今の20代、30代に日本の未来がかかっている。負け続けた日本がこれから若い世代の力で巻き返す可能性を期待するとともに、巻き返せるだろうという自信がある。)
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