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かけがえのない一年。【Advent Calendar】

こんにちは!
"キャンピングカーのお兄さん"こと、ぐっちーです。
ご無沙汰しております。

この度は多くの方々にご協力いただき「アドベントカレンダー」なるものを作り上げたい!ということで企画させていただきました!
詳しいお話はこちらの投稿を是非お読みください。

ということで、ラストの記事を担当させて頂きます。
よろしくお願いします!

テーマは「今年の振り返り」です。
色々な出逢い、発見、挑戦、思い出の詰まった2024年を再び想起しながら来年の抱負を考えていきたいと思っています!

...と、その前に。
前置きとして発起人である私が、このアドベントカレンダーを作りたいと考えた経緯を今回も書かせていただきます。

今年の出逢いを今年だけのものにしたくない!

出逢って2日で誘って頂いたテントサウナイベント(7月・高知県)

私は2024年、念願の「キャンピングカーでの日本一周の旅」をスタートさせることができました。

目的は「移住先探し」「地方の現状を知る」「全国に知り合いを作る」ことでした。

それまで「旅」ってあまりイメージ湧かなかった。
それどころか旅行を自分で段取ったこともなかった。

そんな"旅初心者"の私が1年間の旅を、人生一番と言って良いほど充実させられたのは、ひとえに「人との出逢い」があったからに違いありません。

今年新たに出逢い、繋がった人たちは概算でも1,000人以上。
そこには人の数だけでなく、一人一人との思い出がしっかり残っています。

色々な知識・経験・考え方・感動・出逢い・思いやり・成長のきっかけなどをもらってきました。

はっきり言って旅人といえば聞こえはいいけど、それって要は他所から来たよく分からん人。
そんな私を温かく迎え入れてくれた人たちには、感謝してもしきれません。

そこで今、自分ができることの一つとして考えたのが「アドベントカレンダー」です。

「自分が今まで出逢った人たち、地域の素晴らしさをみんなにも知って欲しい!」という想いです。
自分が当初から感じていた「繋がり」の大切さを具現化したいと考えました。

私の、2024。

旅のはじまり

商店街活性のためのデザイン思考ワークショップ(1月・長野県)


人生の中でも唯一無二の年となった2024年。
一応社会人5年目というタイミングで、一度職を捨て旅に出るというのは一般的に考えれば中々ない選択だったのかなと(周りの方々に言われて)思うようになりました。

「ただの旅じゃ面白くない!」
「どうせならインパクト強く行こう!」

と選んだ手段がキャンピングカー。
もちろん車中泊や移動の面でのメリットもあるけど、最も大事にしたのはインパクト。

同世代がやってないことをやってやりたい、という気持ちでした。

旅をスタートしてみて

地元の中学生主催パーティーに招かれた時の写真(5月・岡山県)

全体的な感想としては「楽しかった!やってよかった!」
これにつきます。

travel は troubleから来ているとも言われますが、
有難いことに悲しくなったり、困ったりするような出来事には遭うことなく、それ以上に人と機会に恵まれた一年となりました。

とりわけ「人生初」を色々と経験した一年でした。
一部を挙げると

・テントサウナ
・古民家DIY
・農家さんのお手伝い
・宿のお手伝い
・東北に初めて踏み入れる
・インタビュー記事を作る
・お試し地域おこし協力隊
・苦手だった子どもたちとの触れ合い
・ラジオを撮る
・鹿やキツネを目撃する
                                etc...

全てこの旅がなければ、やることが無かったかもしれないこと。そのきっかけが人との出逢いだったことが殆どです。

旅で学んだこと

地元大学生たちに餃子パーティで見送ってもらった(5月・島根県)

リアルな部分でいえば、やはり地方の現状はまだまだ課題だらけだということ。
社会部記事などではイベントや面白い町おこしアイデアなど、前向きに取り上げられがちなこともありますが、数字で見れば人口は殆どで減少の一途を辿っているし、各種補助金も削減・厳格化されるケースもあります。

しかし、それも捉え方次第ではあります。

人口が少ない→自分の行動次第でチャンスは多い
地域の高齢化→若い自分の存在価値が上がる
人手不足→挑戦する/頼られる機会が増える

課題の多さはチャンスの多さ。
大変・めんどくさい = "成長の種"であり面白さの宝が埋蔵されているのだと思いました。

旅で感じたこと

シェアラボ上天草で地域の未来を考える(6月・熊本県)

私が思う「かっこいい大人」像の中には
"あえて地方で何かを形にしようと取り組む"人たちの姿があります。

ビジネスにしろ、生活にしろ、大変な部分も多い地方暮らし。それでも自分の生き方を全面に「人間らしさ」を体現している方達は、私にとっての"憧れ"でした。そんな方々と交流できるのは本当に有り難かったし、勝手にちょっと誇らしい気持ちになりました。

そんな方たちが眩しく光のように見えて、自分のことを影として感じるタイミングも少なくありませんでした。

「自分の存在意義は?」「周りに色々なものを貰いっぱなし」「誰に影響を与えられてるんだろうか」と、人知れずキャンピングカーの中で悶々とする日々もありました。

その度にオンラインや電話で、これまでの仲間に相談したり。
旅先で出会った人が親身に悩みを聞いてくれたことも少なくありませんでした。

やっぱり人間は1人で生きられない。
常に誰かの存在によって支えらて、引っ張られる。
今は未熟な自分だけど、いつか誰かを支える存在になりたいと思います。

旅を終えたら

TURNS LOCAL COLLEGE 第3期 修了写真(9月・山梨県)

正直、明確な進路が決まっている訳ではありませんが、好きな地域に移住して、この旅の経験とキャンピングカーを活かせる活動をしたいと考えています。

最近、私はとても素敵だなと思える言葉を手にしました。
「晴れ間」という言葉です。

窮屈な思い、悲しい経験、寂しさ、苦しさ、忙しさ。
人生には色々なマイナスが生じてしまうと思います。
空で例えると、曇り空や雨かなって。

それらをゼロにするのは難しい。
でも頑張りたいと思う人たちに、少しでも太陽の光が注げば良いなと思うんです。

だから私は誰かにとっての「晴れ間」である存在になりたい。そう思っています。

まずは「また行きたい、深く町と人と交わりたい」と思えた地域に再び足を運び、じっくり知識と経験を深めたいと思っています。

今年以上に具体的な挑戦を重ねていきたいですね。

「ここに住みたい!」地域3選

偶然の出逢いから夜のスナックイベントへ(6月・山口県)


最後に、さんざん今までSNSでは言わずにあたためてきた「移住先候補」として考えている地域を発表しちゃいます!

悩んだ末に選んだ場所は・・・

・京都府 京丹後市/豊岡市
・山口県 萩市/長門市
・熊本県 上天草市/天草市


正直「この町めっちゃ好きやねん〜!」と思える地域はまだまだあります。

今回この3つを選んだ理由は、
・最低限自分が許せる生活水準
・ずっと見ていたい海の景色がある
・現地の人たちの温かさ、落ち着き、面白さ
です。

この3つの地域は特に、旅の中で後ろ髪をひかれていました。
「早くもう一度行きたい!」と。

現にこの記事を書いている今も、京丹後で住み込みで民宿バイトをやっています。
もしかしたら早いうちに移住が決まるかも?

まとめ

私にとって2024年は、人生の中でターニングポイントになったこと間違いなし!です。

良い意味で自分の未熟さも見せつけられて、それはこれからの伸び代であって。

この一年での人との繋がりは、きっと今後も大切なもものとして残り、生き続いていくようにしたいです。

振り返るときに自分のLINEのひとことを見つけました。
それが
「自分らしく!・今を大切に・全てに感謝!」
というもの。

旅をする前も、終えた後も、そこはブレなかった。

だからきっと、これからの人生も上手くいく。
まずは目の前にある残りの2024年と2025年を進む一歩一歩を大事にしたいと思います。

私と出逢ってくれた皆さん、ありがとう。
今後とも、よろしくお願いいたします!

この子とは、暫く行けるところまで。
これからもよろしくね。

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