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ロンドンヴィンテージライフ December 2024~ロンドンで大津祭とクリスマス

今月もロンドンの日常を写真でお届け。先月は変形性股関節症の痛みが増してしまい、あまり出歩くことができませんでした…。お家でまったりが多め。過去の記事はこちら。

11月○日 ロンドンで大津祭。

これは先月分に載せ忘れた日の写真。

私は滋賀の大津の出身なのですが、ロンドンにある日本のカルチャーセンターのような場所(と言ってもとっても立派でおしゃれな建物)、ジャパンハウスで、なんと地元のお祭り、大津祭りのイベントがあったので行ってきました。

家の近くに曳山があったので本当に身近だったのですが、
ロンドンに来ていたのも私の近所の曳山でした。嬉しい。

古くは江戸時代から続く伝統のあるお祭りで、小さい頃は日本一のお祭りだと思っていました。笑 今でも大好きなお祭りですけどね!祇園祭のように曳山が街を練り歩きます。特徴は、大津祭りの曳山にはからくり人形が乗っていること。江戸時代のからくりが見世物です。

流石に曳山はなかった。笑 ミニチュアがありました。
でも曳山から投げられるちまき(厄除け)をもらえて嬉しい。

夏頃に友達のつてでこのイベントがあることを知り、楽しみにしていました。他にもたくさんのお祭りがあるのになんで大津祭??とすごく不思議でしたが、まさかあのお囃子をロンドンで聴くことが出来るとは!!本当に嬉しかったな。お囃子の演奏と楽器の説明がありました。伝統的に曳山に上がってお囃子を演奏するのは男性、男の子だけです。最近は観光客向けに曳山に上がらせてくれるところもありますが、それも男性だけ。私の相方も一時帰国した時に上がらせてもらいました。私がその時羨ましがっていたら「女性はダメだよ!」と。小さい頃から憧れだったのに初めて来た相方は上がれるのか…。と、私も伝統は守るべきと思いますが少々複雑。この日はなんとロンドンの女性たちも楽器演奏を体験させてもらえていました。私はやはりロンドンの人に楽しんでもらうべき、と思って遠慮したのですが、この時しかチャンスはなかったかもなあ〜と思うと、手を挙げるだけでもトライすれば良かったと、ちょっと今後悔しています。

皆さんもぜひ大津祭行ってみてくださいね!

12月○日 フラワーマーケット

恒例のフラワーマーケット。12月はもちろん、クリスマスリースがたくさん。

おしゃれなものからリーズナブルなリースまで色々。
悩んだ末に選んだのはどシンプル。

実は、今までクリスマスリースを飾ったことはありませんでした。というのは、クリスマスはやはり物入りな時期なので、空き巣も増えます。(ホリデーで実家へ帰る人も多いので) 家の外を小綺麗にするとなんかターゲットにされそう…。という私の偏見です。笑

でも今年はなんとなく飾りたくなって、どシンプルなものから始めてみました。

お花は冬ということであまり好みのブーケが見つからなかったので、私の好きなワイルドカモミールを。雨が降ってきていたので大きな花束を安くしてくれました。

○日 コヴェントガーデン

クリスマスの時期はコヴェントガーデンも華やかに。

ロンドンのクリスマス風景はこちらの記事をどうぞ。

○日 キングストンのクリスマスマーケット

この日はこの年最後の買い付け。

いつも買い付けの後このキングストンという街によるのですが、キングストンでは毎年小さなクリスマスマーケットが立ちます。(と言っても通り過ぎただけなんだけど)

この日は大阪でお世話になっているLilaさんも買い付けにいらしていたので、買い付けの後一緒にお昼。来年のワクワクするお話もできて楽しかった!

○日 おうちカフェ

パッケージまでかわいいの、天才か。

先月いらしていた東京のヴィンテージショップ、Charoll  Vintageさんから頂いた大事なお菓子をいただく…。

日本のお菓子のおいしさは異常。素敵なお菓子なので素敵な茶器でいただく。

○日 ブレナム宮殿のクリスマス

今年もブレナム宮殿のクリスマスデコレーションを見に。

この日は一緒に行く予定だった相方が風邪で寝込んだり、嵐で電車やイルミネーショントレイルがキャンセルになったりと散々…。

今年のテーマはピーター・パン。

それでもやっぱり、行って良かった!

詳細は別記事にしてありますので、こちらからどうぞ。

帰ったら地元の駅にいた燃えるチューバおじさん。このかた何年も前にイーストで見かけたな。ご健在で嬉しい。

○日 リッチモンドのフレンチビストロ

新しいフレンチビストロを見つけたので相方と行ってみました。

シンプルな内装。

相方の転職が決まったのでそのお祝い。

夜眠れなくなるほどのストレスを抱えていたし、最近よく前触れもなく社員をクビにしていたので、転職が決まってほっと一安心。転職のための面接も長いし何回もあるしで大変そうだったので、本当にお疲れ様。

うずらのお肉はほろほろで美味しい。
普通はりんごだけど、こちらは梨を使ったタルトタタン。

リッチモンドで見かけた素敵なホテル。ビルではなく住宅街にあるお家で中も気になる。

○日 お寿司でお祝い

相方が正式に仕事をリザイン(退職届提出。勤務終了日はもっと先)したことのお祝いで、お寿司!(何かにつけてお祝いする笑)

在ロンドン日本人には有名なお店が実は徒歩圏内にあり、美味しいお寿司でお祝い。

○日 クリスマスツリーを出す!

いろいろバタバタしていたり私も股関節が悪かったりで今年は本当に直前にクリスマスツリーを出しました。

うちはフェイクツリー派。飾りに関してはこちらで記事にしてみたので、気になる方は読んでみてください!

24日 クリスマスイブ

前菜でハムやチーズ、サラダなど。
フランスから持ってきたウサギのパテも開けちゃう!

メリークリスマス!うちはフランス人&日本人夫婦ですので、クリスマスはフランス式。フランスはイブがメインです。(イギリスは25日。)メインのご馳走はチキンではなく、ジビエ(野生動物。しか、うさぎ、猪など)なので、うちは鹿肉ステーキです。

鳥がかわいいアンティークプレートは、クリスマスしか使わなくなってきたな…。
引っ越しに向けて数あるお皿も整理しようか考え中。

身がしまって美味しい鹿肉をミディアムレアでいただきます。うちは2人とも脂身多い肉が苦手で、普段のステーキも牛より鹿。ロンドンきて牛のステーキはレストランでしか食べたことないかも…。日本で鹿肉は食べたことなかったのですが、相方に教えてもらった鹿肉ステーキで、今ではすっかり鹿肉派になってしまいました。

デザートは、今年は相方の転職祝いで奮発して、ロンドンの有名日系ケーキショップ、WAカフェのショートケーキ。

こういういかにもなショートケーキをクリスマスに食べるのは多分日本風。イギリスはケーキというよりクリスマスプディング。プディングといってもプリンじゃないよ。ドライフルーツがたくさん入った蒸したブレッドプディングみたいなもので、日本ではあまり馴染みがありません。

私はチョコレートスポンジと生クリームの組み合わせが昔から好きで、ケーキを焼ける相方に頼んで毎年クリスマスに一緒に作っていたのだけど、生クリームが日本のと違ってべったり濃いし、ふわふわスポンジも難しくてもう諦めました。笑

プロのケーキはやっぱり美味しい!ただ、クリームがたっぷりすぎて、やっぱりもういいかなってなりました。笑 来年はフレンチベーカリーでブッシュドノエル試してみようかな。

25日 クリスマス

イギリスは25日が日本でいう昔の元旦。お店から交通機関まで何もかも閉まります。(セントラルロンドンの観光地や、インド・中東系の人がやってるコンビニは開いてることも。)なので基本、お家でまったり。この日は楽しみにしていた“Only Murders in the Building”を一気見!

26日 ボクシングデー

26日もイギリスは祝日。ボクシングデーと言って、使用人や貧しい人がプレゼント(ボックス)をもらって開ける日、というのが起源です。今は、この日からクリスマスセールスタート!という日。なのでお店も開きます。セントラルロンドンもセールを目指すお客でいっぱいになるので、私たちは避けてあえての地元の映画館。この日はパディントンを見ました!パディントンは映像、スタイリングがかわいくて大好き。今回のはロンドンではなかったのでちょっと残念だけど、それでも楽しかったな。

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