見出し画像

国内線 JAL SKY Wi-Fi

経営破綻のためにサービス競争に出遅れたJALが再生期間の後に積極投資に出ています。国内線の機内WiFiサービスを他社に先駆けて取り入れました。

出張で利用するビジネスパーソンにとって飛行機の移動中はどうしてもオフラインになってしまうので、ずっとオンラインで作業ができる(東海道)新幹線を選択する人も多くいます。と言っても空港の離着陸時は使えないので完全にオンラインでいられるわけではないし、国内線は数時間も乗る便がそんなにあるわけでもないので、本当に必要かというといつも必要なわけではないけれども、やっぱり欲しい時は欲しいという位置付けのサービスだと思います。ステータス保持者にバウチャーをすごい勢いでばら撒いているので、よく乗る人には国内線でWi-Fiを使う習慣づけの刷り込みをさせて当然のものとして囲い込んでいると思います。

通信の仕組みは、機体上部にあるコブの様なアンテナが飛行中に衛星と通信することでインターネット接続を実現しています。事前に(地上で)GOGO社のアカウントを作る必要があります。

有料の時間が限られているプラン(30分で400円)とそのフライトの間で使えるプランが選択できます。ちなみに国際線も同じような時間とフライトのプランがありました。

使ってみるとそんなに通信速度が出るわけではない(体感3G接続)ので、メール送受信やソーシャルメディアへのアクセスなどが期待される使い方でしょう。ちなみにVPN接続ができました。ストリーミングやビデオ会議・通話などはできなさそうです。

ちなみに無料で使えるコンテンツもあります。飛行機内に積んでいると思われる動画プログラムの他にJALのサイトへは有料のインターネット接続を選択しなくてもつながってしまいました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?