てまひま紹介 第1回 大粒の国産塩〜レアソルト〜
てまひまオンラインというサイトがあります。
「日本の食のいいものを選りすぐってご紹介するマルシェ」とのこと。サイトリニューアル中とのことで、今のところちょっと購入しづらい部分もあるのですが、今回はこちらで取り扱っている商品のPR記事です。第一回目は「レアソルト」
製造しているのは脱サラファクトリーという会社。ウェブページで「7つのこだわり」として紹介されていたのがこちら。
一 薪で時間をかけて炊いた塩。
二 40時間かけてじっくり結晶化。
三 ステンレスでなく、特注の鉄釜を使用。
四 海の成分を凝縮した、素材の味を引き出す塩。
五 手間暇を惜しまず自然環境の元で製造。
六 海水を煮詰めすぎず、後味がやさしい。
七 杉樽で寝かし、まろやかな味わい。
ステンレスではなく、鉄釜というあたりが特に目を引きますね。おそらく味にも影響すると思います。サンプルを頂いたのでさっそく観察してみましょう。
パッケージを開けると塩が入った袋とパンフレットが入っていました。
塩の粒子を観察します。かなりの大粒で、口に入れるとサクッと砕けるフレーク状です。粒が大きい塩はつまんで量りやすいですし、食べる直前に料理に振りかけるとカリッとした歯ごたえが楽しめます。
拡大してみましょう。四角い結晶が見てとれます。
以前、書いたこちらの記事にも書きましたが、塩は「粒の大きさ」と「味の傾向」から使い分ける必要があります。僕の分類ではレアソルトは粒の大きさや味の傾向としてはマルドンクリスタルシーソルトとフルール・ド・セルのちょうど中間。海に囲まれている日本に住みながら外国から輸入した塩を使うことに違和感があったので、なにより国産というのがうれしいところです。
それでは実際に料理に使ってみましょう
個性的な調味料は日々の食事の味方。塩だけで味付けする「塩炒め」を憶えると料理の幅が広がります。まずは豚肉をにんにくと塩で炒めてみましょう。
豚肉とにんにくの塩炒め(2人前)
豚ロース肉 2枚(180g)
にんにく 2片
サラダ油 大さじ1
レアソルト 適量
材料はシンプル。
豚肉はポークソテー用のロース肉を買ってきましたが、やや脂がある部位が向いています。塊の豚肩ロースが売っていればそれを切り出してもおいしいでしょう。
1cm〜1.5cmの棒状にカットします。
にんにくは薄切りにして、サラダ油大さじ1と一緒に中火にかけます。
色づいてきたら一度、にんにくをとりだしましょう。
同じフライパンで豚肉を焼いていきます。ほぼ片面焼きのイメージで、焦げ目をつけます。
途中で脂が出てくるので、キッチンペーパーで拭き取ります。ついでに肉を裏返しましょう。
さきほど避けておいたにんにくと合流。レアソルトを適量加えて、ざっと和えます。
食べてみて足りなければ塩を少し足しましょう。粒が大きい塩で味付けすると強く塩が利いた部分とそうでない部分がでるので、食べたときにおいしく感じます。不均一さは食べ飽きないためのキーワードです。
出来上がり。イカやエビのような淡白な食材も塩炒めにすると味が引き立ちます。
イカとセロリの塩炒め
イカ 80g
塩 少々
胡椒 少々
片栗粉 小さじ1
サラダ油 小さじ1
セロリ 1/2本
サラダ油 大さじ1/2
レアソルト 適量
イカは下処理をしておきます。
まずは薄切りに。
塩、胡椒、片栗粉を加えて混ぜます。このときの塩はどうせ溶けてしまうので、レアソルトを使う必要はあまりないです。
ねっとりとしてくればOK。このままだとくっついてしまって扱いづらいので、サラダ油を加えます。
そうするとバラバラになります。この状態にしておけば片栗粉がコーティングしてくれるので、炒め物にしてもいいですし、湯通ししてもおいしくなります。セロリを薄切りにしましょう。
中火で30秒予熱したフライパンにサラダ油を敷いて、セロリの薄切りを炒めていきます。
油が絡まったら、セロリを端によせて、空いているところでイカを炒めます。
イカに火が通ったらレアソルトで味付け。
出来上がり。セロリと魚介類って相性がいいんですよね。粒の大きな塩があると料理の味が決まりやすいので、こういう料理にはオススメです。
レアソルトはクックパッドマートからも購入することができます。これからnoteでてまひまオンライン関係の商品を少しずつ紹介していきます。