愚痴を言い続ける、ノートにただ書くだけでは悩みが癒えない人がいる理由。
すごく不思議だったことがあるんだ。
私の友達で、
会うたびに職場の愚痴を朝から晩まで言い続ける子が
いたんだけど（今はちょっと距離を置いてます(^^;）
「なんで、こんなに愚痴を言い続けても
愚痴や不満がなくならないんだろう」って思ってた。
他にもこんな子もいた。
ノートにただただ自分の気持ちを
気の済むまで書いていたけれど、
一向に書き続けても気持ちがまとまらないということで悩んでいた。
（ノートの書き方、いろいろあるけれど「ただただ書きなぐる」という書き方ね）。
これ、私,謎だったんだよね。
二人とも真面目で、
話したり、ノートを書くことで、
その悩みに真剣に向き合っているのになぜ、その悩みが癒えないのか。
それがね、「名前を付ける」と癒されることに気が付いて、はっとわかったんだ。
ちなみに、「名前を付ける」と癒されるとは、
悩んでいる感情にしっくりくる言葉を選ぶ（名前を付ける）と癒されるという、私が悩んだときにやっている手法です♪（過去記事はこちら）
二人ともね、
愚痴や悩みがなくならない理由は、
目的地がなく悩んでいるからなんじゃないかって。
目的がなく、悩みを言い続けたり、書き続けたりしていても、ぐるぐると回っているだけなんだ。
最終目的は、
「自分のこの悩みや感情をしっくりな言葉で置き換えること」なんだよね。
この目的を意識することがすごく大切。
もちろん、自分が渦中にいて、
落ち着くために、一時ただ話す・書くをするのは有効だと思う。
（きっと、もともと客観的な人はノートや人に話すだけで、落ち着いて、さらにしっくりくる言葉も選べる人もいると思う＾＾）
だけど、ずっとそれを続けているのではなくて、
ノートや人に話して落ち着いたのなら、
次は、しっくりくる言葉を考える番。
自分で言葉を考えたり、
本を読んだり、歌の歌詞を聞いたり、
人の話を聞いたり。
そういう段階に進まないといけない。
そう思うんだよね。
そして、しっくりな言葉を見つけたら、
「あ、これだ！」とそのことだけで癒され、
癒されたことで、
そんな現状を受け止めて、先に進めるんだと思う。
悩みで堂々巡りになっている方に、
少しでも参考になれば嬉しいです＾＾
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