百人一首を始めることにした。
土日の自粛。
夫が見たがっていた「ちはやふる」をアマゾンプライムで見た。
見て、すごく元気をもらった映画だったよ。
まず高校生らしい、ハチャメチャで、かるたに対してまっすぐなところに胸を打たれた。
仲間とのきずなが一つの目標を目指して深まっていく部活って素敵だね。
勉強ばかりだった私にはない青春を謳歌していて、羨ましい気持ちもあったりしたかな💦
そして、この映画で紹介される百人一首の句の美しさを聞いて、もっともっと句を知りたいって思った。
百人一首、勉強しよう!って即決で決めた(^-^)
もともと俳句や短歌、文学が大好きな私。
その魅力は、
今と違うところなんだと思う。
句に登場する言葉遣い、世界観、考え方。
今と似ているようで、違う。
奥ゆかしくて、謙虚で、でも実直で。
周りの世界や景色に対しての洞察力が鋭くて。
鈍感に生きている自分にハッとさせられる。
それって旅にも似ているのかもしれないね。
鈍感に生きている自分に気が付くために、違いをあえて探しに行くために私は旅に出ているから。
現代の文章も好きだけど、人生に大きな影響を与えるのはどちらかというと、私にとってはやっぱり文学だ。
これはどうしようもない私の特性なんだと思う。
世間から役に立たないと言われる文学だけれど、私は好き。
役に立つか、お金になるか。そういう視点で、やることを決めることを最近になってようやく捨てられるようになった気がする。
何が自分の人生において有益かなんて、決めるのは自分だけなのだしね。
さっそく、百人一首のアプリをダウンロードした。意訳が付いていたり、百人一首の詠み上げをしてくれるアプリなどたくさんあってびっくり。
百人一首を知ることで、またたくさん世界が広がりそうなのがとても楽しみだよ。
夫も勉強するみたいなので、コロナ時代のお籠りに二人で百人一首大会をやろうと思います。
まずは百首を覚えて、夫に勝つことを目標に楽しみたいな。