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みなさんにとって【旅】を一言で表すと何ですか?

旅のミライを妄想するトークイベント「オン・ザ・ロード」〜 Vol.1 旅と地域と"学びの場づくり"〜に参加しました。

旅好きコミュニティのSAGOJYOスクールプレゼンツのトークイベント2回目は、NPO法人シブヤ大学の大澤 悠季さんがゲストでした。
シブヤ大学と聞き、「渋谷在住じゃないと参加できないのでは」「学ぶ場だから高額ではないのかな」そんなイメージが正直ありました。みなさんはどうでしょうか?

そのようなイメージを180%ひっくり返した、考え深いイベントだったので
記事にしていきます。


  1. ゲスト紹介、シブヤ大学とは

  2. 住んでいる場所の新たな発見

  3. 方向性が合わせられるメリット

  4. 今後の課題

  5. まとめ&意見

1.NPO法人シブヤ大学の大澤悠季さんって何者?


地元が東京の大澤悠季さん。自分には帰る故郷がない分、帰る場に憧れがあったそう。

旅・観光は人がただ移動ではなく、【交流する手段】として考えていて、地域側と旅行者側にも変化があることも観光業を学んでいた時期から魅力に感じていた彼女。また、滞在したことのある沖縄県今帰仁村やイギリスでの【交流の場】は「多世代の方々、職種など多種多様な方々が参加しており理想とした形だった」滞在していた頃の写真を元に説明があった。

地域に学びの場ができると、普段繋がりがなく、交わりのない人との交流ができる。そこで生まれる変化やアップデートされる自分に楽しみを感じているそう。

普通に暮らしていては関わることのできない方との交流は、新たな発見があり楽しく価値観が広がるといった点に、とても共感した。また、人それぞれ育ってきた環境や文化の違いがある中で、そのような多世代の方との交流が身近で感じられるといった空間があることに大変魅力を感じた。

そこで、学びの場を提供しているNPO法人シブヤ大学について簡単に紹介していく。

NPO法人シブヤ大学とは?

大人がいくつになっても学べる場を作ろう!をモットーに、渋谷区在住ではなくても参加できるのもポイント。さらに魅力だと思ったのが、授業料が無料という面。そのため【気軽さ】がメリットに感じた。

ポイントを4つ

  1. 授業料が無料

  2. 会場を持たずに教室を開催

  3. 多くのボランティアスタッフによって運営

  4. 一人ひとりが受けたい授業を受けられる

コロナ渦をきっかけに、渋谷を飛び出した授業もあったそう。
地方の授業であったとしても、渋谷外に行くことで新たに気付けたことや共通の課題が発見されたりという魅力は、旅に共通している。とのこと。

彼女も経験から話をしていたが、私自身も距離をあけることで気付けることも、、、いつもとは違った景色を見に行ってみたり一人の時間を作ってみたりデジタル機械から離れてみて気付くことも。

話が少し脱線したので
公式のサイトのリンクを添付しておく。

2.住んでいる場所の新たな発見

渋谷といえば【スクランブル交差点】や【若者のイメージが強い】だが、実は町内会は歴史があり、年配の方が活発だそう。シブヤにもいろいろな地域があり、沖縄の祭りのような雰囲気も実は渋谷に共通しているといったことも驚きの連続だった。

渋谷をはじめ、東京の課題があったとしても人や会社任せになるほどコミュニティが広いという印象があるからこそ、シブヤ大学の幅が楽しみだ。

3.方向性が合わせられるメリット

もともとその場所が地元の方や移住の方、旅行として行く方など
立場がそれぞれであり意見が違ったり方向性が違うと沖縄県今帰仁に移住した時期に思われたそう。

外からの意見も現地の人には気付けない意見もある。1つの授業、問いがあることで多様な人が集まる中で強制的にフラットな状態で意見が絡みだす。

4.今後の課題

地域から話をいただく機会があるシブヤ大学さん。その地域の人口を増やしたい話は終わっており、自身の生き方や意志について軸がある方を求めているのが現状。

シブヤ大学が都市にあるからこそ、地域とコラボをしたことで【先を見据えて】問いを持ち積極的に学べる役割を求められていると感じているそう。

またヨーロッパをはじめとした海外の学びの場とコラボも視野に入れているとのことで、国境を越えての取り組みに更に期待。

渋谷に学びに来ることはまだやられていなく、学びの場同士が繋がることで
更に多様になるのではといった気付きがあるのかもしれない。
今後の取り組みが楽しみだ。

まとめ

とても魅力的で今後も期待のシブヤ大学とのコラボトークに参加ができ本当に光栄だった。旅行関連のSNSを運用している立場からよく聞ける言葉として「近年状況が変わって以前に比べてなかなか旅行に行けなくなった」「人と会う機会も減ってきた」。

だが、シブヤ大学の授業に参加することで何かが変わるきっかけとなれば、あらゆる課題への解決策に近づくのではと痛感した。

世の中の流れが速く、画期的なものが増えすぎてしまって頭が追い付かなく何が最適か迷走する現代。

世代をはじめ、一人ひとりにより価値観が違う分、意見を共有する場が存在することに感謝しながら自分自身も参加してみようと思う。


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