サンパウロのファベーラ: パライゾーポリス
サンパウロで二番目にでかいファベーラ、パライゾーポリスに行ってきた。
ツアーなど行われているようなので、そこまで治安の悪いファベーラではないだろうという算段で一人で行った。
僕は男だし、若いし、身長高いし、ガタイも悪くないし、ヒゲも生えてる。
あまり犯罪に巻き込まれない部類だと思う。
一番物を盗られやすいのはおばあちゃんだと思う。
この前サンパウロで話したおばあちゃんはここ10年で三回くらいスマホを盗まれたと言っていた。
話をファベーラに戻す。
「ファベーラはギャングが支配している。写真を撮るとボコされる。ドラッグが蔓延している。」など色んな噂があるが、行ってみるとそうでもない。
皆フツーに生活してる。
なんなら綺麗な店もチラホラ。
ファベーラは数百とあるので色んなファベーラがあるってことや。多分
ファベーラは「人が生きてる」って感じがする。
ガーナのマーケットでも感じた感覚。
子供達が遊び、窓から部屋の中がちらっと見れて、レストランで酒を飲んでる人がいて、バイクがバンバン通る。
なんだか歩いていてめちゃくちゃ興奮した。うーん言語化難しい。
僕の顔はアジア人だが、人種の混ざり合うブラジルでは誰もそんなこと気に留めない(多分)
電話線、ネット回線、電線が張り巡らされている。
これをウルトラタコ足配線と名付けた。
ファベーラで食べる飯は都心部で食べるよりちょっと安い。
色々と散策してバスで都心部に戻る。バスの窓からビルがたくさん見えて、ギャップに驚いた。
僕が住んでいる札幌だとここまでの見た目の格差はない。
ファベーラの人は高層マンションに住みたいのかな?
住むのに憧れても実際住んでみるとそこまで幸福度は上がらないんじゃないかな、とか勝手に想像した。
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