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社会人3年目で貯金1000万円を達成した方法
今回は、私が社会人3年で金融資産1000万円を達成した方法をご紹介します。この記事では、実際に行った具体的なアクションや工夫したポイントを共有し、同じ目標を持つ方のお役に立てればと思います。
1. 明確な目標と優先順位を設定
最初に取り組んだのは、明確な目標を設定することでした。「3年以内に1000万円を貯める」という数値目標を立てただけでなく、そのお金を何に使いたいのか、そして自分の人生で何を優先するべきかを考えました。これにより、日々の節約や投資のモチベーションが持続しました。
私の場合は、世界一周旅行をする!です。
2. やることとやらないことを明確にする
時間やお金を効率的に使うために、「やること」と「やらないこと」をはっきりさせました。
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① 経験に対する投資 ⇔ モノの消費
→趣味や旅行、大切な人との時間に投資する。余計なモノは買わない。
経験にお金を使うことは記憶の配当を得られることができる。
② 自炊 ⇔ 外食
→ 副業をしない私にとって、自炊は時間当たりの収入を考えるとコスパが良い選択。弁当も自作なので、ランチ代は200円前後。
どうせ一人で食べる食事にお金をかける必要もない、むしろ栄養を重視すべきだと考え、外食はほとんどしない。
③ 基本給を上げる努力 ⇔ 副業への依存
→ 本業で成果を出し、会社の評価基準に沿って信用を積み上げることに集中。副業によってストレスが増すと、単純に業務への集中力が損なわれると判断。
④ 公共交通機関や自転車の利用 ⇔ 車を所有する
→自転車は毎朝の運動習慣となり、電車移動は読書タイムととらえた。
紙の本は重いので、基本的にはオーディオブック(読み聞かせ)を活用。
車は持たない。
⑤ シンプルな暮らし ⇔ 衝動買い・過剰な所有
→持ち物は本当に必要で大切なものだけに絞り、スーパーでの買い物も週に1回。無駄な買い物を徹底的に減らす。
生活スペースが整い、時間やお金の節約にもつながる。
仕事用の服は、Tシャツ、ズボン、靴下それぞれ同じものを複数着
3. 副業ではなく本業で収入を最大化
私は副業には取り組まず、本業での収入アップを最優先にしました。そのために選んだのが、全国転勤ありの職場です。この選択によって、家賃が抑えられるだけでなく、経験を積む機会も得られました。
収入を増やすためには、信頼される存在となり、評価基準に基づいて着実に成果を積み重ねることが大切です。この際、アドラー心理学の「信頼」と「信用」の考え方を意識しました。
①”信頼”を得るふるまいを心がける
アドラー心理学では「信頼」とは相手に無条件に寄せる期待や思いやりを指します。仕事においても、同僚や取引先に対して無条件の信頼を表現することで、良好な関係を築くことができます。たとえば、以下のような行動を心がけました。
取引先からの信頼を得るためのふるまい
問い合わせや依頼には迅速に対応し、誠実で丁寧な受け答えを意識しました。この即対応と真摯な姿勢により、相手が「この人なら任せられる」と感じてくれるよう努めました。一緒に働く方に対する無条件の信頼
相手の能力を尊重し、先回りして干渉しすぎないことで、職場の「信頼」関係を強化しました。
②”信用”を積み重ねる:会社の評価基準を明確に
一方で「信用」とは、具体的な成果や行動によって得られるものです。仕事においては、会社が重視する評価基準を明確に理解し、それに基づいて自分の行動を調整しました。
評価基準を意識した数値目標の達成
アドラーの「淡々と課題に向き合う」姿勢を参考にし、成果を積み上げることに注力しました。売上目標やKPIなどの具体的な指標を達成し続けることで、会社からの信用を得ることを意識しました。感情に流されない冷静な対応
信用を積み上げるためには、感情的にならず淡々と成果を出し続ける姿勢が重要です。失敗やトラブルがあっても、それを冷静に受け止め、次の行動に移すことを心がけました。
小難しい本は苦手なので…現代風にアレンジされたこちらおすすめです。
4. 支出を最適化する具体的な方法
収入を最大化する一方で、支出の最適化(最小化ではない)にも力を入れました。以下は、私が実践した節約方法です。
①固定費の削減
社宅を活用して住居費を抑え、格安スマホに乗り換えることで通信費なども最小限にしました。
また、余計な保険には加入しないことも重要だと思います。
不要なサブスクは解約しましょう。サブスクは月単位で入りなおせるものも多いです。必要な期間だけ契約することも検討すべきです。
これにより、余剰資金を投資や貯蓄に回せました。
②物をできるだけ持たないシンプルな暮らし
持ち物を厳選し、「本当に必要で大切なものだけ」を所有するシンプリスト的な考え方を取り入れました。これにより、衝動買いや無駄な買い物を大幅に減らすことができました。
移動は公共交通機関や自転車を活用しました。郊外に住んでいますが、車は持ちません。交通手段が限られる地域や悪天候などでどうしても車が必要な場合は、レンタカーやタクシーを利用する方が結果的にコストは抑えられます。
③外食や飲み会を控え、自炊を基本にする
なるべく自炊を心がけ、外食や無駄な飲み会の参加を減らしました。食材が余るという意見もありますが、まとめて調理して冷凍保存することでコストを抑えつつ効率的に生活できます。
2時間で平日のご飯は作り終わります。月の食費は平均2万円弱。
youtubeの冷凍弁当などを参考にさせていただいています。
お米はふるさと納税でまかなっています。
④趣味や大切な人との時間に投資
節約する一方で、読書やコーヒーといった自分の好きなことにはお金と時間をかけました。また、大切な人との食事や特別な体験には支出を惜しみませんでした。このバランスを取ることで、心のゆとりを持ちながら生活を楽しむことができました。
⑤無駄遣いを防ぐルールを設定
「本当に必要か?」を考えたうえで購入することを徹底。私の場合は買って後悔する自分の姿が想像できうるかを判断基準としていました。
5. 資産運用でお金を増やす
物価高の世の中、貯金だけではむしろリスクだと考えます。貯金だけではなく、手堅い運用を行っています。
①インデックスファンドの積み立て投資
リスクを抑えながらも、長期的な資産成長を見込めるインデックス投資をメインにしました。
②安全性の高い金融商品等
余剰金は国債などを活用してリスク分散を図ります。
③少額の個別株投資
配当を気にせず、自分の興味のあるカテゴリーに勉強を兼ねて個別株へ投資。
(国産のおいしい野菜をたくさん食べたいので、農業系AIに投資など)
6. モチベーション維持の工夫
資産形成は長い道のりだと思います(私も始まったばかり)。途中で挫折しないよう、次のことを心がけています。
①進捗を可視化
毎月の貯金額や投資額をアプリで記録し、進捗を確認しています。
②良質なドーパミンの摂取
運動や読書といった習慣を取り入れることで、物的欲求解消によるストレス発散をすることなく充足感を得られると感じています。
③将来の姿を想像する
お金に対する不安を抱えることなく、心が豊かな生活を送る姿を想像するようにしています。
おわりに
貯金の理由や必要な金額は人それぞれだと思いますが、「やること」と「やらないこと」を明確にし、目標に向けた計画を着実に実行することが重要だと感じました。自分の価値観やライフスタイルに合った方法で楽しみながら資産形成していきましょう!