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アルコルで視力検査
目が悪い私にとってメガネは必需品。
妻も目が悪ければ、息子も悪い。そして娘も悪い、メガネ一家です。
というわけで、気になってあなたの目にベストマッチ!「幸せメガネ」SPを見ました。
その中で、ミザール・アルコルの話が紹介されていました。
視力検査に使われたというあれです。
実際に見えれば目がいいと観望会などで話すこともあるかと思います。
(私もしていました)
じゃー、どれぐらいの視力があれば見えるんだろう?
ちょっと調べました。
視力検査といえば「C」の形をしたランドルト環ですが、あれは大きさではなく、「角度=視角」を調べているのです。
(天文的にいうと分解能)

で、視力は「視力=1/視角(分)」で計算します。(分は1/60度)
※正確には「直径7.5mm、太さ1.5mmの円の一部が1.5mm幅で切れている環を5m離れたところから見て正確に切れている方向がわかると視力1.0」となります。
それではミザールとアルコルの話へ
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ミザールとアルコルは角距離にして12分離れているので、視力に換算すると、1/12=約0.08になります。
えっ?0.08!???!!?
そう、見えるんです。分解能的には。
けど、アルコルは4等級。
ミザールも2等級なので、市街地だと光害でそもそも見えていない可能性があります。
しかも目が悪い人ならわかると思いますが、小さな光の点である星自体が見えてないです。
光の点である星そのものがぼやーっと広がってしまって見えないのです。(私はメガネをはずすと、シリウスすら見えませんw)
角距離的には0.08以上あれば見えることになりますが、そもそも星が見えないので、0.7〜0.8ぐらいはないと見えないようです。
そうそう、見えると「死ぬ」と某漫画で言われていましたけど、見えないと「死ぬ」という話もあるようです。
(見えない=視力が悪い=年を取ったとなるみたいです)
あなたにはアルコル、見えますか?
(この記事は以前別のblogで書いた内容を再編集したものになります)
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