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電動フォーカサーを自作しました

私の主砲 タカハシ ミューロン180Cは合焦ハンドルを回すことでピントを合わせます。

このハンドルが非常に軽く、軽い力で回すことができるのは嬉しいのですが、触れば当然、鏡筒が揺れます。

特に私の場合、架台が五藤光学のMark-Xで、その最大搭載重量は約7.5kgとガイド鏡などの載せるとギリギリか若干オーバーしています。

また電視観望などでパソコンの画面を見ながらピントを合わせようとすると、モニタの向きを変えるなどちょっと面倒でした。

そこでピント合わせ時に合焦ハンドルを触らなくて良い方法を模索して半年
最近手に入れた3Dプリンターを使ってギアボックスを固定するパーツを作成できるようになり、設計・工作2日で作成しました。

買ったパーツは以下の通りです。
タミヤ テクニクラフトシリーズ No.8 4速ウォームギヤボックス
タミヤ 楽しい工作シリーズ No.102 2チャンネル・リモコンボックス
スクエア ベルト S3M 333 歯数111T SBL-333

ベルトはもっと安いのでもよかったんですが、近くの模型店に良さそうなのがあったので買ったしまいました。

3Dプリンター用のSTLファイルは以下になります。
やっつけで設計しましたが、思いの外ピタリとハマったので安堵しています。

マウントをM3のネジでファインダーに固定し、ベルトのテンションはマウントの位置で調整します。

動作の様子はこんな感じです。

合焦ハンドル側に大きなギアをつければギア比を上げられるので工夫の余地はありますが、これでも十分でしょう。

これで手元でピントを動かしつつ、パソコンの画面を確認できるようになったので、庭先天文台ライフがますます楽しくなりそうです。

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