英会話コーチング”PROGRIT”3ヶ月体験記
「英会話を勉強しないといけないのは分かってるけど、いつも三日坊主になっちゃう」
これぞ人間、愛すべき怠惰な生き物。
かくいう私も、例外ではありません。
外資系企業に入社するまでは毎日朝と夜に1時間ずつ英語学習をするのが日課だったのに、入社後は30分まで激減。
仕事そのものを英語で行うようになっていたので、英語に触れる時間は圧倒的に増えていましたが、「学習のための英語」に触れる時間は減っていました。
そこで直面したのが、英語力の伸び悩み。
外資で働いて3年くらいした時には仕事で英語に困るシチュエーションというのは殆どなくなってきましたが、それは「120%話せるようになった」というよりかは「自分のレベルの中で英語を扱うのに慣れてきた」という理由です。
まだまだ上を目指させる、目指さないといけない状況だったのに、「いまの仕事には支障がないから」と満足しちゃってたんですよね。
そんな時に出会ったのが英会話のパーソナルトレーニングのPROGRITさんです。
PROGRITという名前にピンとこない方でも、「プロサッカー選手の本田さんが宣伝してる英語のあれ」と言えば殆どの方が「あー」となるのではないでしょうか?
この記事では、実際に私が3ヶ月間PROGRITを使用した感想をお伝えさせて頂きます。なお、本記事はPROGRITのPRの一環として執筆されています。
PROGRITとは
きっと多くの方に誤解されていると思いますが、PROGRITはいわゆるオンライン英会話のような英会話サービスではありません。
PROGRITとは、英会話のコーチングサービスです。
「英会話のコーチングってなに?」
たとえば、ジムのパーソナルトレーナーを思い浮かべるとわかりやすいかも。
パーソナルトレーナーって、ただ筋トレの方法を教えてくれるだけじゃないですよね。それに加えて、あなただけにパーソナライズされたゴール設定や筋トレプラン策定のサポート、辛い時のメンタリングまでしてくれる伴奏者がパーソナルトレーナーです。
PROGRITでも同じように英会話の専属プロが徹底したサポートを提供してくれます。
具体的なサポート内容はこちら
体系化された理論に基づく”正しい英語学習方法”の教育
”3ヶ月で何を達成するか”ゴール設定の支援
毎週の学習計画の作成支援
毎週のオンライン面談もしくは校舎での学習方法アドバイス・メンタリング(校舎は東京、神奈川、兵庫、愛知、大阪)
毎日のLINEでのアドバイス・メンタリング
24時間のLINEでの質問対応
毎日のシャドーイング添削
1,000以上の教材が入った専用アプリの提供
次の章で詳しく説明していきましょう。
PROGRITのサービス
毎週の学習計画の支援作成
PROGRITでは毎週細かく学習内容ごとに学習時間、取り組むユニットを決定します。
英語学習が苦手な方が一番初めにぶつかる壁は「何をどれだけ勉強したら良いかわからない」、つまりカリキュラム作成でしょう。
PROGRITでは、最初にアセスメントしたあなたの現状、そして3ヶ月後に辿り着きたいゴールから、「どうそのギャップを埋めるのか」という視点で専属コンサルタントがカリキュラム作成を支援してくれます。
私も自分だけで勉強していると、つい「この教材好きだから、これやろ」と必要性よりも好みをベースに選んでしまいがちですが、PROGRITなら専属コンサルトの客観的な視点で教材選びができるので、効果的です。
ただ教材を指定するだけでなく、どのレベルに取り組むかという助言まで。
例えばシャドーイングであれば、毎週のオンライン面談の際にこのような会話を経て取り組むレベルを決めていきます。
先週取り組んだレベル感はいかがでしたか?
シャドーイングでは、7割を聞き取れるくらいの教材に取り組むのが理想的です
では試しにこちらのレベルを今から流してみるので、聞き取ったことを教えてください
いいですね、このレベルなら問題なく聞き取れていますね
ではもう一つ上のレベルに次は取り組んでいきましょうか
これはシャドーイング教材の例ですが、単語、瞬間英作文など他の教材についても同じようにプロの目で適切性をチェックしてくれますよ。
毎週のオンライン面談でのアドバイス・メンタリング
PROGRITでは毎週1時間、たっぷりと専属コンサルタントとのオンライン面談の時間をとることができます。
私の3ヶ月間のPROGRIT期間の間で話したことですが、
現状のレベル、学習時間だとそのゴールはちょっと厳しいかもしれません、でもすきとほるさんが目指されるならそこをゴールに頑張りましょう!(厳しいこともプロとしてちゃんと言ってくれる)
学習を継続できていて素晴らしいです!
先週は学習に時間を割くのが難しかったみたいですね、でもそんな中でもシャドーイングだけは継続できていたのはよかったです(メンタリングもしてくれる)
いま取り組んでいる学習はどうですか?レベルが合わないなら、この場で確認してみましょうか(学習に対してモヤっとしていることはその場で解決してくれる)
などですね。
さすが専属コンサルタントだなと思いましたが、私はこの毎週のオンライン面談を通してコーチングというものを人生で初めて経験しました。
それまでは「英会話のコーチングってなんやねん」って思っており、半信半疑でした。しかし、実際に受けてみることで「これがコーチングか!初めての感覚、良いぞ、これは良い!」と評価が一変。
自分自身で学習をする際の思考の粒度が1だとすると、専属コンサルタントのコーチングのもとで行う学習の思考の粒度は8くらいの感覚です。
とにかくこれまで捉えられていなかった細やかさで、英語学習に対して「なぜ、いつ、なにを、どれだけ、どのように」という明確な理解をもって臨むことができるようになります。
たとえば、
「良いですね、徐々に前は聞こえなかった音が聴こえるようになってきてます、60回は同じ文章を聞いて、確実に聴けるようにしましょう」
「現状だと、その目標は高すぎるかもしれません。ただ、すきとほるさんがそれを目指したいなら応援するので、そのためにはシャドーイングに集中し、音声知覚を向上させる必要があります」
など。
加えて、気配りの塊のようなメンタリングが本当にありがたかったです。
だって勉強してたらあるじゃん、「もういいわ、今の英語でできる仕事だけやっていこう」みたいに全部まるっきりシャットダウンしたくなること!
「今日は疲れたから、英語教材じゃなくてYouTubeみて寝よ」とかのプチサボりもね。
PROGRITの専属コンサルタントさんは、そんな怠惰な私にも優しく寄り添ってくれました。
目標を立てれば、「とても素敵ですね!」
カリキュラムを守れれば、「素晴らしいです!」
ちょっと守れなければ、「ここはできなかったけど、素晴らしいです!」
全然守れなければ、「お仕事、忙しかったみたいですね。心配していました、来週は頑張っていきましょう!」
とにかく、どんな時でも優しく寄り添い、励ましてくださいます。
教師と生徒というよりかは、ともにゴールに向かって走る伴走者ですね。
24時間のLINEでの質問対応
学習をしていたら、もちろんながら日々色んな疑問が浮かんできますよね。
PROGRITでは24時間いつでもそんな疑問を専属コンサルタントに投げかけることができます(返信は24時間ではなく、業務時間中になります)。
例えば私の場合👇
す「瞬間英作文と単語教材のレベルがちょっと低い気がする」
コ「なるほどですね、どれくらいの理解度でしょうか?」
す「〜な感じで、ほぼストレスなく対応できます」
コ「確かにそれは物足りないかもです、では〜に変更しましょう」
通常の英会話のトレーニングであれば、講師に質問できるのは講義の時のみですが、PROGRITであれば「感じたその瞬間にモヤっとを解決できる」ので、課題の先延ばしをせずに済みます。
毎日のシャドーイング添削
私が最もバリューを感じたPROGRITのサービスが、このシャドーイングの毎日添削でした。
「シャドーイングなんて英語の音声を追いかけて話すだけだろ」と思い込んでいた私は、考えの甘さに打ちひしがれることになります。
「同じ文章は最低でも60回は聞きましょう」
「文章を暗記せず、”聞いて→発音して”を常に意識して行ってください」
「音節単位で捉えてください」
専属コンサルタントさん、笑顔でスパルタしてくるのも良いところです笑。
こちらが実際の添削の一場面
ご覧のように、毎日割り当てられた教材のシャドーイングを行い、専用アプリで録音を専属コンサルタントさんに送信します。そうすると、次の日にはこれだけ細やかなフィードバックをつけて返してくれるんですね。
これが英会話力の向上にまっじで役立ちました。
何度も何度も(1日60回)も同じ英文に耳を澄まして、発音しようとチャレンジしてると、徐々に聞こえるようになってくるんですよ!これまでは聞き取れなかったような細かな音が!
そして、聞けるようになってくると発音することもできるようになってくる!
私の英語学習における課題が「欧米人がばぁーっと話した際に、50%程度しか理解できない」ということだったのですが、PROGRITのおかげで会社の会議においても確実にリスニング力が向上しました。
PROGRITで気をつけるべきこと
他の英語学習サービスと比較すると価格は高い
パーソナルトレーニングと同様に、専属コンサルタントがついてくれるだけあってPROGRITはそれ相応の値段がします。一般教育訓練給付制度を使うと10万円が返ってきますが、基本の価格は3ヶ月599,500万円です。
「高い!」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ここで重要なのは「通常の英会話サービスと比較しないこと」です。
なぜなら、PROGRITは英会話コーチングであって、英会話サービスではないからですね。
ジムに通う際も、普通のジムの利用料の月2万円と、パーソナルトレーニングの2ヶ月30万円を比較して、「ジムの15倍の値段がするなんでおかしい!絶対にいかない!」という意思決定はしないはずですよね?だって提供するバリューが異なるのですから。
とはいえ3ヶ月で約60万円は決して安い金額ではありません。
ですので、無料カウンセリングや、他の方の発信などを参考にしつつ、冷静に判断して利用することをお勧めします。
専属コンサルタントがついてくれるとはいえ、当然ながら自分自身のかなりの努力が必要になるので、「60万円出せば3ヶ月後には楽して英語が喋れるようになっているサービス」ではありません。
ちなみに、30日以内であれば全額返金保証が適用になることもあるらしいので、忘れずお伝えしておきます(入会金は返金対象にならない)。
専用アプリの使い勝手は改善の余地あり
PROGRITの契約者は1,000以上の教材が入っている専用アプリを通して様々な学習を行うことができます。
シャドーイングや瞬間英作文、単語など。
1,000以上の教材を売りにしているため、このアプリ一つで本当に多様な学習に取り組めてとっても便利なのですが、その反面”一点特化型のアプリ”と比較するとUI・UXが若干劣るところがあります。
なので個人的には「発音の練習ならこのアプリを使いたい」というお気に入りがあるのであれば、PROGRIT専用アプリよりもお気に入りアプリを学習に組み込んだ方が良いでしょう。
もちろん、専属コンサルタントさんも相談に乗ってくれるはずです。
そして、アプリに関して最大の欠点が「PROGRITの契約期間が終わると、アプリも使えなくなってしまう」という点です。
せっかく3ヶ月間かけて使い込んできたアプリが突然使えなくなってしまうのは悲しいところなので、ここはぜひ改善をお願いしたいところです。
まとめ
英会話コーチングサービスPROGRITの特徴を紹介してきました。
ちなみにこちらがPROGRIT受講後に受けたVERSANTのスコア、70点を目指していたのですが、まだまだ高い壁です(受講前より一点アップ)。
PROGRITどころかコーチングそのものを受けるのも初めてだった私なのですが、感想を一言でまとめるなら「高いものはさすがに良い!」です笑。
60万円って、私が学生時代に必死にかき集めていた大学の1年間の学費に相当する金額なんですが、まさかそれと同じ値段の学習サービスがこの世に存在するとは…
私は、これまで英語学習に関して人よりずっと長い時間をかけてきたつもりです。主に入試ですが、東大に合格するまでの過程で中学から高校まで毎日最低でも3時間は休みなく英語に時間を費やしていました。
だから、PROGRITを始める前は「英語の勉強方法なんで誰よりもわかってる、他人に教えてもらうことなんてない」なんて勘違いしていたのですが、PROGRITを使って3ヶ月後の今では当時の自分を恥ずかしく思うばかりです…
PROGRITによって「英会話学習」をかつてない粒度で捉え直すことができ、3ヶ月過ぎた今でも「こう学ぼう」という指針が自分の中にできた気がしています。
そんなPROGRITですが、無料でトライできる60分のカウンセリングがあるので、お勧めします(画像クリック)。
また、「いきなりカウンセリングはちょっと…」という方にはLINE登録で英語学習に役立つ情報を発信してるようなので、こちらから始めるのも
登録👇
https://aura-mico.jp/qr-codes/f3ab58ddc53d3775df0875dd9b391f97/preview
英会話コーチングの効果に半信半疑だった私にとって、初めて「お、これは他のサービスとは違うかもしれない」という可能性を感じたのが最初のカウンセリングの場でした。
「英会話学習に限界を感じてきている」、そんな方はカウンセリングだけでも受けてみると、「限界の先にある自分」を感じられるかもしれません。
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