シャスタ山からの贈り物 Day 3-4
写真:富士山
エキスポ3日目 19時 ハルコさんのサウンドヒーリング
「みんなで集まってフルートを聴く会」だと思っていたので、この時は今から体験するのがサウンドヒーリングだとは知りませんでした。
ハルコさんのフルートと歌は以前にも聴いたことがあって、とてもステキだったので、アートに囲まれながら間近で演奏が聴けるなんて嬉しいなあ、楽しみ♪ という軽い気持ちでした。
参加者はそれぞれ床に寝そべったり座ったり、楽な姿勢を取ります。また泣いてしまう予感がしたのでポケットにティッシュを入れ、私も床に仰向けになって目を閉じました。
リラックスして身を委ね、ネイティブ・アメリカン・フルートの美しい音色を、ただただ楽しんでいました。
すると、ふと「そうだ、私にもドラゴンがついてるんだっけ」と思い出したので、試しに心の中でドラゴンに語り掛けてみました。
ねえ、人間にはみんなドラゴンがついてくれてるんだってね。知らなかったよ。よかったら姿を見せてくれない?
すると心の中の視界の下の方から上に向けて、巨大な白いドラゴンがぶわーっと昇ってきました。
全身がクォーツとセレナイトでできているような姿の、オスのドラゴン。翼はなく、東洋風の龍という感じです。大きな頭で、ライオンのたてがみみたいなギザギザが顔の周りにありました。
すごく、すごく、なつかしい感じがします。ずっとこのドラゴンのことを知っていたような感じ。
あーっ!
うろこ…!!
エキスポのオープニングセレモニーでテロスに連れて行ってもらった時に受け取った贈り物。あの半透明の白いクリスタルの棒は、このドラゴンのうろこでした。
カシャーン、カラーンと、うろこ同士がぶつかり合う音すら聞こえました。
ドラゴンに聞いてみました。
そんなギザギザのうろこじゃ、人が近づけないでしょう? 淋しくないの?
同じオーバーソウルなので、自分と話してる感じです。自分の別の側面、別のフラクタル。だから何でも遠慮なく聞けます。答えはドラゴンからでもあるし、自分からでもある。
<ドラゴン>
べったりくっつかれるの、イヤでしょう? それを理解して、少し距離を置いて付き合ってくれる人が周りにたくさんいるでしょう? だから全然淋しくないよ。
そっか。そうだよね。
乗ってもいい?と聞くと、「もちろんいいよ」と自分で答えてる感じがしました。
どこに乗ればいい?
どこにつかまればいいの?
ギザギザのうろこでケガしたくないし、変なところ引っ張って痛い思いをさせたくないし…
<ドラゴン>
どこに乗ってもいいよ。君は僕なんだから。僕と半身だけ融合してもいいし、なんなら僕になってもいいよ。これは君の想像なんだから何したっていいんだよ。
フルートの音色を聴きながら、ドラゴンに乗ってあちこちを旅しました。音色が変わるタイミングで別の場所に移ります。
シャスタ山の上や富士山の上を飛び、チチカカ湖に潜り、メキシコのピラミッドの上を飛び。アンドロメダにも行き「ああ、天の川銀河とは違うパルスなんだね」と思いました。なんというか、心臓の鼓動の速さやリズムが違うみたいな、そんな印象でした。
次に移った場所は、赤土の、アリゾナとかニューメキシコの砂漠っぽい場所。赤茶色の肌の、背が低くてずんぐりした、けっこう歳のいったネイティブアメリカンのおじさんの姿が見えました。周りには誰もいません。また、すごくすごくなつかしい感じがしたので、これはきっと私の過去生だなと思いました。もしくは今地球にいる同じオーバーソウルの人。私も、ドラゴンも、おじさんも、みんなつながってる。
おじさんの姿を見たあと、ドラゴンは消えていました。
ハルコさんの美しい歌声の中から「チキュウ」という日本語が聞こえてきた時、やっぱりまた泣いてしまいました。
私たちの光が地球を変えるよ
と、聞こえました。
Day 3-5に続く✨