【ドイツで子育て】母親にハイスペックな車を
[初出:2005年9月]
ベビーカーを買いにいった。あるある、その種類の多さには目を見張る。まず店員にキンダーワーゲン、スポーツワーゲン、バギーという基本知識を教わる。買い物収納スペース付きがステーションワゴンだとすれば、チャイルドシートを置くだけのはコンパクトカーといったところか。ジョギングに使えるようにタイヤが太くなったSUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)もある。ノルスタルジー派には昔ながら籐製乳母車、いわばクラッシクカー復刻版が用意されている。また、最近は3輪タイプが人気のようである。ドイツの乳母車事情は確実に進化している。
しかし、実際に手にしてみるとどれも結構重い。バスで乳母車姿を見かけたら周りの人が率先して乗り降りを手伝ってくれるお国柄ゆえの発展なのかもしれない。