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【ドイツあれこれ】「買ってよかった」に向けて修行中

[初出:2010年12月]

仕事のしすぎであろうか、背中の痛みに悩まされるようになった。そこで、労働環境の改善をはかることにした。まずは、椅子を新調。様々な部位が動くエルゴノミクス設計の椅子を買い求めた。ダイナミックシーティングとかいうもので、座り心地は悪くない。

その次は机。高さの調整できるものを探しているうちに、「立ち机」に行き当たった。電動で昇降し、立った状態でも使えるデスクのことである。価格は1000ユーロを超えるが、一念発起して購入を決めた。

さて、実際に使い始めて気が付いたのは、立ち続けることの難しさである。10分もすると座りたくなる。その筋の研究によれば、1日の労働時間のうち6割は座り作業、3割は立ち作業、1割は移動歩行が理想的だという。高い買物を使いこなすには、まだまだ鍛練が必要なようである。

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