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創世記:15章1-21節の解説
空想や創作と言うより妄想だらけです。
15章1節の解説
15:1これらの事の後、主の言葉が幻のうちにアブラムに臨んだ、
「アブラムよ恐れてはならない、
わたしはあなたの盾である。
あなたの受ける報いは、
はなはだ大きいであろう」。
Japan Bible Society , Tokyo 1954,1955
解説:
虫唾が走る。。いい加減にしてほしい、、
「幻のうちに」という表現が神は選ばれた人にしか見えません感出して来てますよね。
アブラムがやたらと強い英雄キャラなのは分かりましたが、我々とどんな仕事に入っての功績なのか?全く分かりません。
強ければ凄いですか?人の中でどう凄ければ我々が目をかけると考えてるんですか?彼には特別光る才覚はないので絶対に言わないですね。
15章2-4節の解説
15:2アブラムは言った、「主なる神よ、わたしには子がなく、わたしの家を継ぐ者はダマスコのエリエゼルであるのに、あなたはわたしに何をくださろうとするのですか」。 15:3アブラムはまた言った、「あなたはわたしに子を賜わらないので、わたしの家に生れたしもべが、あとつぎとなるでしょう」。 15:4この時、主の言葉が彼に臨んだ、「この者はあなたのあとつぎとなるべきではありません。あなたの身から出る者があとつぎとなるべきです」。
Japan Bible Society , Tokyo 1954,1955
解説:
「主(神)なる神(大気)」の変な表現にはもうキリが無いのでツッコむのをやめます。
なにをくださる?厚かましいですね。そんな与えてなんぼみたいな…言った覚えないけどなぁ。
11章にアブラムの妻は不妊だとしてたので、辻褄は合わせてますね。ダマスコという街のエリエゼルという人物が後継ぎなのか、家に生まれた使用人がそのエリエゼルなのか、私の理解力が足りなくてよく分かりません。
「あなたの身から出る者があとつぎとなるべきです」。血族に拘るような刷り込みが腹立たしいですね。ここの血族に拘るポイントが、「より優良、有能な遺伝子を残した方がいいから」という先の世界を思ってでははなく、「利権の独占を守りたいから」という自己愛オンリーに見えるから腹立たしいんです。
遺伝子はコピーですから優良、有能な遺伝子を率先して後世に残して欲しいのは否めませんよ。ただ人にその線引きは難しいと思います。判断はまだまだ任せられません。
15章5-7節解説
15:5そして主は彼を外に連れ出して言われた、「天を仰いで、星を数えることができるなら、数えてみなさい」。また彼に言われた、「あなたの子孫はあのようになるでしょう」。 15:6アブラムは主を信じた。主はこれを彼の義と認められた。
15:7また主は彼に言われた、「わたしはこの地をあなたに与えて、これを継がせようと、あなたをカルデヤのウルから導き出した主です」。
Japan Bible Society , Tokyo 1954,1955
解説:
「主が連れ出した」はあり得ないですね(笑)物理的な発想がもう我々らしく無いので架空の表現と言い切れます。子孫が繁栄して増えることを良いこととしているのは微笑ましいです。
「あなたにこの地を与えて」には飽き飽きしますが、地は大地の管轄なので主(神)が勝手に分け与えるなんてしません。できません。
アブラムはカルデヤのウル(生まれた街かな?)から父テラがカナンに移住するために家族を連れて出たため離れて、その途中でハランに定住することになった事になっていました。それは神の意図だったのさ!という流れかな?
「わたしが〜して導き出した主です」っていう実は裏でわたし(神)が動いてました的な暴露感のあるセリフ。おバカすぎる不自然なセリフに読んでてなんか恥ずかしいです。
15章8-15節の解説
15:8彼は言った、「主なる神よ、わたしがこれを継ぐのをどうして知ることができますか」。 15:9主は彼に言われた、「三歳の雌牛と、三歳の雌やぎと、三歳の雄羊と、山ばとと、家ばとのひなとをわたしの所に連れてきなさい」。 15:10彼はこれらをみな連れてきて、二つに裂き、裂いたものを互に向かい合わせて置いた。ただし、鳥は裂かなかった。 15:11荒い鳥が死体の上に降りるとき、アブラムはこれを追い払った。
15:12日の入るころ、アブラムが深い眠りにおそわれた時、大きな恐ろしい暗やみが彼に臨んだ。 15:13時に主はアブラムに言われた、「あなたはよく心にとめておきなさい。あなたの子孫は他の国に旅びととなって、その人々に仕え、その人々は彼らを四百年の間、悩ますでしょう。 15:14しかし、わたしは彼らが仕えたその国民をさばきます。その後かれらは多くの財産を携えて出て来るでしょう。 15:15あなたは安らかに先祖のもとに行きます。そして高齢に達して葬られるでしょう。
Japan Bible Society , Tokyo 1954,1955
解説:
頭が痛い…。まず地球の中の生き物を神(外)は把握しません。これも物理的なものを書いてあるので嘘だとすぐ分かるんですけど、とにかく神(外)は地球の生き物に特別な思い入れも興味もありません。なのでこんなに細かく生き物の指定は絶対にされません。人の作った勝手なイメージです。
冷たく突き放してるのでは無いですよ。そこまでする必要がないということです。
寝入るの待って、暗闇が、という演出は幻覚めいてますね。。用がある時は相手のタイミングなんて考えずに無理矢理話し切るんです(笑)こんなシチュエーション意識した動きはしてくれませんよ。
内容も酷い、、子孫が他国に広がるのは良いとして。それは私もエリヤの時に残して来た思想ですから応援します。その後400年悩まされる?悩ました人々に裁き?その悩ませる人々を400年泳がせてるって事ですよね。我々のやり方とは思えませんが。やはり人の思う神(外)は意地の悪い性格ですね。何の必要があるのか対応がさっぱりわかりません。
わざわざ待遇の悪いところに身を置かせる育て方でも、過酷な環境に身を置いて人間として成長を目指してる訳ではないみたいですね。得るものが財産?財産が好きなのは人の感性なのに、神が財産に関わるなんて失笑もいいところ。書いたおじさん達が一番欲しいものでしょ?関わってきた人達の価値基準がきっちり見えますね。
一方的に相手を悪扱いして敵と味方という構図の刷り込みですか?
400年悩まされてる間にアブラムは他界するわけで、生涯子孫たちの幸せそうな姿は見れない。なのに安らかに逝ったら最低な先祖ですけどね。安らかに先祖のもとに行きますよ。そして長生きできるでしょう。のところは良いのにな。
15章17節の解説
15:17やがて日は入り、暗やみになった時、煙の立つかまど、炎の出るたいまつが、裂いたものの間を通り過ぎた。
Japan Bible Society , Tokyo 1954,1955
解説:
炎が出て来てるのは我々とは関係ないと自分たちで証明している文章ですね。
描写があるのは読み物として面白いですが。
15章18-21節の解説
15:18その日、主はアブラムと契約を結んで言われた、
「わたしはこの地をあなたの子孫に与える。
エジプトの川から、かの大川ユフラテまで。
15:19すなわちケニびと、ケニジびと、カドモニびと、 15:20ヘテびと、ペリジびと、レパイムびと、 15:21アモリびと、カナンびと、ギルガシびと、エブスびとの地を与える」。
Japan Bible Society , Tokyo 1954,1955
解説:
契約なんて中も外もどのメンバーも誰もしませんよ。何度も何度も申し上げますが、地を与えるなんて出来ません。そんな発想ないし。
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とにかくここの神は地位や権力、財産を与えたくて仕方ないんですね。そのために動物の命を犠牲にしたり無意味な苦難も耐えなさいと。こんな謎の犠牲の払い方でその先のご褒美(?)を信じられますか?
本当に我々の事を何も分かってない人たちの戯言が過ぎますね、、