2022年7月高卒求人相場
高卒就職問題研究のtransactorlaboです。
(・・・labじゃ♡と紛らわしいとのご指摘があり、laboに変えました)
7月1日から高卒求人が公開され、就職戦線がスタートしております。
先生がたは増え続ける求人票の処理に大忙しですし、就活高校生たちは数週間の間に応募前職場見学の希望先(ほぼ志望先)をとても短い期間のうちに選ばなければいけません。
以前から何度も述べていますように、今の求人情報のありかたが紙ベースの設計思想のままであるがゆえに、先生も生徒もとても大変なのです。求人情報のデジタル化とオープン化が望まれますが、なかなか進まないのが現状。
そんな中、こんな報道がありました。NHK岩手放送局「おばんですいわて」より。
あまりにも私がいつも言っていることと似ているので、記者さんはてっきり私のブログを読んでくれているものと思いこんでいました。後日担当記者さんと連絡を取ったところ、そうではないことにビックリ!
この状況が全国の就職指導の現場に共通しており、それがどれほどの社会的損失を生んでいることでしょうか。国は放置せず対応していただきたいものです。
この番組の中で、紙の求人票をデジタルデータベース化してくれる民間会社さんが紹介されています。疲弊する学校現場の救世主的で、デジタル化の必要性をアピールしたい私としてもありがたい存在ではあるのですが、ちょっと待ってくださいよ、求人情報の出どころを今風にリノベしてしまえばそもそも不要なのでは・・・?
その会社にデータベース化を頼む前の準備作業だけでも結構な手間がかかるのですよ。その手間も要らない仕事だと私は思うのであります。
かように「?」がたくさんある高卒就職の世界ですが、そんな中でも今年の就活高校生たちは人生初の一大事を迎えています。彼らの求人票選びに少しでも応援になればと思い、今年も全国の求人票集めと分析を行いました。
全国分の結果PDFは私のホームページからダウンロードしてご利用いただけます。求人事業者の方々も今後の採用計画の検討などのご参考にしていただければ幸いです。