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気が付いたら英語ができるようになっていた、というのはあると思う

世の中には、多大な時間、資金、労力をかけて英語学習に取り組んでいる人がいます。そして、その中の多くの人が、途中で学習を投げ出したり挫折したりしています。

その一方で、何もしてなさそうな人が、多言語に堪能だったり知識豊富だったりすることがあります。今回は、「気が付いたらその言葉をつかえるようになっていた」というのは、割とあるんじゃないかという話をします。

頭の良しあしは関係ない

言語を簡単に習得してしまう人は頭がいい、センスがある、と考える人もいるかもしれませんが、僕はそうは思いません。

そうではなく、興味・関心の違いです。特になにもしていないのに多言語に堪能であるという人は、興味・関心が強いだけで、センスや才能は関係ありません。

たとえば、言語に限った話ではありませんが、自分が興味がある内容というのはつい調べてしまいます。そこから興味のリーチが伸びて、関連する知識やノウハウをおのずと吸収してしまいます。

他の例でたとえると、たとえば、子供のころに習得したポケモンの知識は、頑張って覚えようとしたわけでもなく、興味のむくままに流れていったら、結果的に覚えてた、という感じだと思います。これはまさに、「気がついたらポケモンの知識を完全に覚えていた」という好例です。

興味のアンテナを幅広くもつ

僕は常々、さまざまなスピーカーが運用する言葉を観察して、自分のものにトレースすることが大事と述べています。これは興味のアンテナを幅広くもつことにも関連していて、興味を向ける、調べる、聞くという流れを構築すると、結果的にノウハウやスピーカーの気持ちが自分にトレースされていくことになるからです。

たとえば、僕はタイ語を学習していますが、教材を買っていません。持っているのは単語帳と辞書くらいで、基本的には観察から知見を得ることを主軸に置いています。単語帳と辞書の役割は、観察>仮説>検証(確認)であり、この流れを無意識的に動かすことで、意識することなくその言葉の運用ができるようになります。

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