｢自分を生きるプログラム｣受講者インタビュー③　M・Kさん

自分軸で生きる大人を増やすための取り組みとして始まった３日間短期集中型自己理解プログラム、題して「自分を生きるプログラム」の第１期が終了しました。参加者は現在プログラムで得た成果を土台に自分の人生をより主体的に歩く、3か月のコーチング伴走による実践のフェーズに入っています。

今回は実際に受けてみての感想を参加者の方々にインタビューさせていただいたのでこちらでご紹介します！とっても素敵なコメントをいただいたのでぜひ読んでいただけたら嬉しいです☆

「プログラムを受けてみようと思ったきっかけはどんなことでしたか？」

　「他団体主催のオンラインイベントに参加した際、Sokka Lab.コーチの歳國裕子さんが一緒に参加されていたんです。その時の裕子さんの雰囲気に惹かれたり、その時裕子さんから出た発言が妙に心に響いたんです。それで裕子さんのことがもっと知りたい！という気持ちが湧いてきたのでこの度お誘いいただいたイベントに参加させていただきました。そこがきっかけですね。」

「自分を生きるプログラムにはどんな期待や想いを持って参加しましたか？」

　｢自分を生きるとか自分らしさって何だろう…という悩みをここ2年くらいずっと抱えていました。私は人に影響を受けやすいことや私自身が周囲を気にしすぎてしまうことが多くて。｢自分がどうしたいか｣よりも｢こうした方が良いだろう｣という軸で判断することが多かったんです。そしたら｢自分がどうしたいか｣ということをあまり考えることができなくなっていましたね。なので今回は自分自身に深く向き合う事でそこらへんのモヤモヤが解決できたらいいな…という想いはありました。
あとは最近失恋を経験しまして…。今まではどちらかというと自分よりも他人を意識することが多かったんですが。失恋から立ち直るためにもこのままの自分ではいたくない！変わりたい！という想いがありました。そこから今まで以上に自分に対して向ける意識が強くなりましたね。｣

「実際にプログラムを受けてみてどうでしたか？」

　「実は（理想の）自分を生きるなんて正直難しいんじゃないかって思ってたんです。でも実際にプログラムに参加したことで自分が勝手に難しく考えていただけなのかもしれないって思いました。私、理想の自分になることって他の人の良いところをかき集めてカタチにしようとするみたいなイメージだったんですｗ。自分以外の誰かになろうとする、みたいな。でもまず最初にやらなきゃないことはちゃんと自分自身を見つめ直すこと、そして自分が既に持っている大事なものに気が付けるかどうかなんだと気付きました。」

「プログラムを受けてみて印象残ったのはどんなことですか？」

「どれも深く考えさせられる内容だったのですが、自分の才能について考える時間はとても良かったですね。それがきっかけで自分の物事に対する考え方が変わったし、視点が切り替わった感じがします。特に負の状態になった時の自分の意識の持ち方がプログラムの前後では全然違うんです。以前は自分の決断に対していつまでも（本当にこれで良かったんだろうか）と自問自答を繰り返したりクヨクヨ考えてしまっていました。でも今はすべて自分にとって必要な積み重ねだったと割り切れるし、たとえ結果的に上手くいかなったとしてもひとつの事実として自然と受け入れられるようになったんです。これも大きな変化のひとつですね。」

「受講中に苦労したところはありますか？」

「人に自分のニーズを伝えるというワークですね。私には元々ひとりで生きられるように強くなりたい！という想いがありました。（ホントはひとりじゃ生きられないんですけど。。）だから自分のために何かをしてもらうことや甘えることが苦手で…。自分の中で人に対してなんだか申し訳無いという気持ちが優先されてしまうんです。他人に自分の本心や欲求を伝えることは本当に難しいですね。」

「プログラムの前後でどんな変化がありましたか？」

「人の力を借りることって大事なんだって思いました。自分でできることをまずやるのは大事だけど、別に土台が無い状態で人に頼って聴いてみてもいいんだなって思えるようになりました。
あとは以前から自覚していたこともあったけど、ライフコンパス作成を通してスッキリ整理統一された感じ。私ってこういう人間なんだな～って客観視することで自分への納得感も高まってすごく腑に落ちました。今まで何かに葛藤してた自分とかも今は理解出来るんです。その思考過程で（実兄と関わりたい）と思っている自分にも気が付くことができました。人と関わって生きていきたいと思ってる現在の自分の土台には兄の存在があるって分かったんです。私には家族が本当に大事なんだなって再認識できたんです。」

「今後はどうしていきたいですか？」

「ライフコンパス作成を通じて自分を深く知ることが出来ました。これからは周りに居る人とのつながり方を見直していきたいです。人は良くも悪くも影響し合っていると思うんです。なのでこれからはもっと良いつながり、循環を生み出せる人間になりたいです。」

「このプログラムをどんな方にオススメしたいですか？」

「自分を知ることは本当に大切。みんなやったほうがいいと思うけど、進路やキャリアを考える上で「自分がなぜその道へ惹かれるのか」、とか「自分の価値観」を知ると進路の判断が楽になると思うんです。やってみないとわからないことはもちろんあるんだけど、ブレない軸、変わらない軸は自分の中にあると思うんです。だからそれを自覚してる人としていない人の差はけっこうあるんじゃないかな。」

「最後にプログラム全体に対する感想を一言」

「当初は漠然とした不安があったんです。（この時間を活かせるのかな？）とか（もっと成長しなきゃ！頑張らなきゃ！）という気負いもありました。でもコーチにしっかりと課題を設定していただけたのはとても助かりましたし、その過程をちゃんと見守っていただけたことも有り難かったです。プログラム期間中は本当に濃い時間を過ごすことが出来ました。ただただ感謝です。」

インタビューはここまでです。ここまで読んでいただきありがとうございました！

編集後記

受講生のM・Kさんは精神的に少し辛い状況にありながらも「このままではいけない、この講座で自分は変わるんだ」という強い意志を持って参加してくださいました。

見た目は話し方は繊細で優しい印象の方でしたが、その内面には強くはっきりした意志も感じ取ることが出来ました。

私たちコーチは皆さんが皆さん自身で変わるためのきっかけを創るに過ぎません。その過程で何を得られるか、何に気付けるか、今後どう変わっていくかは皆さん次第です。M・Kさんは見たくない一面も含め、ご自身の過去としっかり向き合うことで自分にとって本当に大切なものや今の自分の源にある原体験にたどり着くことができました。今後はより力強く、納得感を持って今後の人生を歩んで行かれることと思います。

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