Hello Friends! W!th LINEヤフー|LINEデータ活用のポイントと顧客フレンドリー戦略とは #ハロフレ
5月28日と29日の2日間、LINEヤフー様主催の法人向けイベント「Hello Friends! W!th LINEヤフー」が、渋谷ヒカリエとMIYASHITA PARKの2会場で開催されました。
トランスコスモスはGOLDスポンサーとして、渋谷ヒカリエ会場 DAY1でのトークセッション、MIYASHITA PARK会場ではブースを出展しました。
企業事例から学ぶLINEデータ活用のポイントと顧客フレンドリー戦略とは
トークセッションはLINEヤフー 寺山健太郎様と「企業事例から学ぶLINEデータ活用のポイントと顧客フレンドリー戦略とは」というタイトルで、カゴメ株式会社様とサントリー株式会社様の事例を中心に、LINE公式アカウントやLINEミニアプリを通じた顧客フレンドリー体験についてお話しました。
弊社のスピーカーは、DI事業本部 石田千香子さん。Webデザイナー、プロジェクトマネジャーを経て、現在デジタルマーケティング戦略プランナーとして、業界・メディアを問わず、WebサイトからLINEやSNSなど、デジタルメディア領域全般の戦略立案・提案業務を担当しています。
データ活用が進まないジレンマ
セッションは「データ活用が進まないジレンマ」というテーマでスタート。データ活用が進まないジレンマを抱える多くの企業様の背景には、組織や予算を動かす為の「圧倒的エビデンス不足」があるのでは、という考察から、その壁を打破するエビデンスづくりの推奨案としてLINE活用を掲げました。LINEはエビデンスを創り出す場所と定義し、LTVが高いLINEの友だちデータに着目した施策を講じ、実際にエビデンスづくりに成功したカゴメ株式会社様の事例紹介に移りました。
カゴメ株式会社様のデータ活用による顧客LTV向上事例
カゴメ様ではLTVを向上させる施策とは何かを可視化するために、LINE公式アカウントを基点としたCRM施策を実施。LINE公式アカウントとCDPを連携し、LINE公式アカウントで取得できるデータを中心に活用することを前提とした各SNS・メディアの役割整理と施策立案、データ連携を行いました。
施策実施後、各SNSの総フォロワー数は4倍以上に拡大、フォロワーと非フォロワーを比較した調査では、継続購入率1.6倍、購入単価1.2倍の差があるという結果に。LINEを始めとするSNSのフォロワーを増やし、継続的にコミュニケーションを取っていくということが重要であるということを実証し、費用対効果が見えにくいSNSの価値を数値化・可視化出来た事例です。
また、”生活者に喜ばれる顧客フレンドリーな体験に重点を置くことが、データ取得と活用への一番の近道” という石田さんの意見からトークが広がり、顧客フレンドリーな体験提供をマーケティング施策に繋げることが出来るLINEミニアプリについて寺山様からご紹介がありました。
サントリー株式会社様のさっぽろ大通ビアガーデンにおけるOMO施策
続いて、昨年札幌で開催された来場者数100万人の大規模イベントさっぽろ大通ビアガーデンにて、弊社開発のLINEミニアプリのモバイルオーダーをご活用いただいたサントリー株式会社様のOMO施策の事例紹介へ。
席の事前予約、会場でのモバイルオーダー、待ち時間も楽しんでいただくためのガチャゲーム、更にイベント後に会場近辺の店舗で使える二次会クーポン案内など、複数の機能を実装したLINEミニアプリを開発。
このLINEミニアプリで日本初の1,500席規模のモバイルオーダーに成功。売り上げの36%はモバイルオーダー経由、約7割の方にアンケートにご回答いただき、約1ヵ月もの間トラブルなく運用できたことも評価いただいた事例です。
LINEミニアプリで取得したイベント前~当日、二次会まで含めた行動履歴は、LINE公式アカウントのデータと掛け合わせ、その後のマーケティング活動にお役立ていただきました。
最後に、MIYASHITA PARK会場のトランスコスモスブースを紹介をさせていただきトークセッションは和やかに終了しました。
ご来場いただいた皆さま、事例紹介にご協力いただいたカゴメ様、サントリー様、そしてLINEヤフー 寺山様ありがとうございました!
では、MIYASHITA PARK会場のブースに行ってみましょう!
トランスコスモスブースでは、弊社開発のLINEミニアプリとアバター体験会を実施。LINEミニアプリは、QRコードから友だち追加→アンケートに答えてクーポンゲット→クーポン利用でその場でノベルティがもらえる一連の流れをご体験いただきました。今回のようなリアルイベントでの集客やデータ取得などにご活用いただきやすい、基本的なLINEミニアプリの機能をシンプルに実装したデモ版です。
アバター体験会では、サイネージに映るアバターの中の人になって、実際にアバターを動かしていただきました。指先の動き、細かい表情、音声とスムーズに連動するアバターをお楽しみいただきながら、リアルイベントや店舗・施設、オンラインサポート等で活躍する顧客フレンドリーなアバターの活用法を紹介しました。
体験会のように実際に中の人が顧客と対話し「見た目はアバター・実は有人対応」で、きめ細やかなコミュニケーションをとることも、AIによる自動応答での設計も可能です🤖 LINEミニアプリ、アバター共に多くのお客様にご体験いただきました。
渋谷ヒカリエ会場のトークセッションの他、MIYASHITA PARK会場でもトークショーが開催され、2日に渡って参加企業様の様々な取り組みや今後の展望等が語られました。Day1はORANGE RANGEさんのスペシャルライブも🎤
LINEとYahoo!JAPANの統合がなされたことでデータ活用の基盤がアップデートされ、更なる進化を続けるLINEサービス。LINE公式アカウントを中心としたマーケティングの可能性と魅力を、より深く知ることが出来たイベントでした。LINEサービスは、DI事業本部が掲げるビジョン「デジタルマーケティングで幸せな社会を作る」の実現に欠かせないサービスの一つです。
より良い顧客フレンドリー体験を提供できるように、トランスコスモスのサービスも進化して行きます!2日間ありがとうございました!
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