僕の心の穴
俺から見て、自分を「僕」だと思ってる時の自分は、「女子力」を勘違いしてるフシがある。
「僕」は、自分に足りない何かを補おうとしているのか、似たような化粧品やワンピース、靴をあれこれ買ってきてしまうんだ。
「女子力」が足りない
まだ、女の子じゃない
もっと、もっと…どうしよう
ない、ない、ない…どうしよう
ほら、やっぱりお前は、
女の子じゃないでしょ?
どれだけ頑張っても
足りない気持ちで
いっぱいになるでしょ
だから、俺言ったじゃん
ずっとささやきつづけたじゃん
俺達は、ホントは男だよ、って
1つしかない俺達の魂は
俺とお前で共有してるけど
男用の魂なんだよ
体が女の子だからって
世の中に溶け込んだと喜んで
全部 忘れたフリしやがって
もう、お前も納得したでしょ
頑張らなくていいじゃん
自分の正体に納得したでしょ
だから
また、たくさん
ワンピース買ってこないでよ
それに、「僕」は、
甘くて可愛いお菓子に
夢を見てしまうんだ
そんなに食ったら太るだろ
や・め・ろ!!!
俺は、ご飯はあっさりしたものが
すきなの
油っこいものや
ケーキとか甘いパンとか
なんで食うかなぁ?
胃にダメージくるだろ?
あとね
「僕」はオシャレなカフェで
ケーキやオシャレな甘い飲み物や
ランチのご飯を食べるのが
好きみたいなんだ
いつもケロっと食ってるけど
それ、結構ハイカロリーだぞ?
しかも、夜中に
スマホでフラフラ検索して
人生の悩みをグーグル先生に相談して
そんなことしてないで早く寝ろよ
俺が体調管理しないと
なんかヤバイ気がする
このままじゃ
ボロボロに、なっちゃうよ
「痩せたら着る!」
そう言って、デザインだけ
可愛い服買うのやめてくれよ、もう
頼むから買ったなら着ろよ
心の穴を埋めようとして
逆にどんどん広げてる感があるぞ