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新潟県上越市でドローンビジネスリーダー養成講座を開講しました

ドローンビジネスリーダー養成講座

2023年11月、新潟県上越市のJM-DAWN(ジェーエム・ドーン)にて「ドローンビジネスリーダー養成講座」が開催されました。

ドローンビジネスリーダー養成講座

日時:12月12日(水)〜12月13日(金) (2 日間)
時間:13:00開始

住所:〒441-1623 愛知県新城市黄柳野池田684

この2日間の講座は、株式会社トラジェクトリーと株式会社スカイピークが共同で開催し、ドローンに関する最新の法規制やレベル4を想定した自律飛行、複数機の遠隔自動制御など、最新のユースケースについて学びました。

初日は天候にも恵まれ、JM-DAWNの施設を利用した座学と屋外での飛行訓練が行われました。国家試験を意識した内容で、参加者全員が真剣に取り組みました。また、自律飛行や遠隔自動制御など、ドローンのレベル4飛行についても学びました。

1日目

初日は天候にも恵まれ、JM-DAWNの施設を利用した座学と屋外での飛行訓練が行われました。

国家試験に向けた機体点検について真剣に学ぶ様子
合間でも活発な議論が行われていました
参加者と講師の交流の時間も設けています

国家試験を意識した内容で、参加者全員が真剣に取り組みました。また、自律飛行や遠隔自動制御など、ドローンのレベル4飛行についても学びました。

タイムスケジュール
9:00-12:00 ドローン法規制等 基礎講座
12:00-13:00 昼休憩
13:00-15:30 手動操縦 訓練
15:30-15:40 休憩
15:40-16:10 自動航行 訓練
16:10-16:20 移動
16:20-16:30 オリエンテーション

2日目

2日目は雨模様であったため、屋内で座学中心の内容となりました。従来のドローンスクールでは学ぶことが難しい様々な実証実験の最新事例の紹介や国のプロジェクト等の事例も盛り込んだ実践的な内容でした。

また、ドローン知識をインプットするだけでなく、最新動向を学び、それらの知識をもって自社のビジネスにどのようにドローンを絡めていくか、事業計画を作成するところまで踏み込んで行いました。

グループでビジネスフレームワークを使い、ディスカッションを行う
ドローンを活用したビジネスを生み出すため、活発な議論が行われました
議論したビジネスモデルを各社が発表

タイムスケジュール
09:00-10:30 事業計画 基礎講座   
10:30-12:00 目視外飛行基礎講座①
12:00-13:00 昼休憩
13:00-13:40 目視外飛行基礎講座②
13:40-14:10 ドローン最新トレンド・業界動向
14:10-15:00 事業計画 実践講座②
15:00-15:15 休憩
15:15-15:45 事例紹介(岡村さん)
15:45-16:00 オリエンテーション

3日目

国家資格取得に向けた学科対策の小テストから始まり、事業計画のブラッシュアップを行いました。

最後は、株式会社トラジェクトリー代表 小関からのドローンに関して国が進めるデジタルインフラの整備(デジタルツイン、航路等)についてのプラトーやNEDOの取り組みを交えて講義を行い、長い3日間のスクールが終了しました。

ローカル5Gも利用可能な施設、今後の実証実験(案)も議論
ドローンを活用したビジネスモデルを真剣に考えました
ドローンとヘリコプターの管制システムを使った空域の調整について事例紹介

タイムスケジュール
09:00-10:00 国家資格対策 / 小テスト
10:00-11:30 事業計画 実践講座③
11:30-12:00  代表小関からの講和

まとめ

参加者全員で集合写真

養成講座の中でも言及したように、日本政府もデジタルライフラインの整備に本腰を入れています。

デジタルライフラインの整備は、経済産業省が主導し、企業や自治体、学識者、関係省庁などが参加して進められています。

デジタルライフラインの整備は、物流や人流の問題、さらには災害の激甚化といった社会課題の解決を目指しています。これは、自動運転やAIのようなデジタル技術を活用し、社会全体の効率化と安全性向上を図るための取り組みです。

自動運転支援道路とは、自動運転車の運行を支援するための特別な道路のことを指します。これにより、自動運転車の安全性と効率性が向上し、交通事故の減少や交通渋滞の解消に寄与することが期待されています。自動運転技術の進化は、交通流の大幅な改善、事故発生の減少、運転者の負担と環境負荷の軽減など、社会全体に対する大きな影響をもたらすと考えられています。

ドローン航路とは、ドローン(小型無人機)の飛行を安全に行うための専用航路のことを指します。これにより、ドローンの利用範囲が拡大し、物流や災害対応などの分野での活用が進むことが期待されています。

インフラのデジタル化(インフラDX)は、インフラ設備のデジタルツイン(仮想的な複製)を作成し、その運用・管理を効率化する取り組みを指します。これにより、インフラの維持管理コストの削減や、災害時の対応力向上などが期待されています。

これらの取り組みは、2024年度から先行地域で始まる予定で、政府はデジタル化の恩恵を全国津々浦々に行き渡らせることを目指しています。また、これらの取り組みは、アーリーハーベストプロジェクトとして、2024年度中に先行的に進められる予定です。

この講座では、こうしたドローンビジネスの最新トレンドや国の政策動向についても講座のコンテンツに盛り込んでいます。

今後、特に注目すべきは、デジタルツインと自律飛行です。

デジタルツインは、物理的なオブジェクトのデジタルレプリカを作成し、それを用いて現実世界のシミュレーションをシステム上で行う技術です。

株式会社トラジェクトリーの「TRJX」は、AIを活用した自動航路生成機能には、デジタルツインから取得した障害物の位置関係から最適なルートを導き出す機能が既に実装されており、レベル4にも対応した次世代型のAI管制プラットフォームとなっています。

一方、自律飛行は、ドローンが人間の操作なしに飛行する技術で、レベル4とはその最高レベルを指します。これらの技術は、ドローンビジネスの未来を大きく左右する要素となります。

レベル4の実現には、管制システムが必須であり、レベル4の実現に向けて管制システムを活用したドローンの遠隔制御や複数機の自律飛行についても実践的な学びを提供しております。

このように、ドローンビジネスリーダー養成講座は、ドローンの基本的な操作技術だけでなく、最新のトレンドやビジネス戦略についても学ぶことができる場となっています。

これにより、参加者はドローンビジネスのリーダーとして、自社のビジネスにドローンを組み込むための知識とスキルを身につけることができます。

お申し込みはこちら


参加企業の皆様(許可いただいた方のみ記載)

株式会社丸互
半田 和之 様、前川 秀輔 様、伊倉 隆 様、室橋 裕之 様

株式会社かみえちご測地
秋山 崇 様、田光 嘉彦 様

株式会社バーツプロダクション
池田優史 様

上越市
小谷 誠様

LINEオープンチャットも開設しております


以上