中学校編

少しだけ前に書いたのが意外と好評だったので、続きを書こうかなと思います。またまたお付き合いくださいませ。

少し振り返り

前回の振り返りという事で、僕は相撲をやったり体操をやったり野球やったり水泳やったりラジバンダリと色々としてきたわけです。

いきなりブッかましてすみません。PONPONPON!!


体操選手を目指したり、プロ野球選手を目指したり、いろんなものに夢中になって一生懸命やってきたんですね。我ながら向上心が高くて過去の自分を尊敬しちゃいます。
ただ、中学での野球で少し挫折をして、野球という競技をやめてしまった訳ですが、幼なじみに新しい競技を勧められます。それが陸上だったわけですね。前の記事でも言いましたが本当に陸上という競技に出会えてよかったなーと心の底からから想うわけです。紹介してくれた幼なじみにはほんと感謝ですね。

振り返り終了

さて、振り返りはこんな感じにして、話を先に進めていきますね。
中学二年生になる前に陸上競技というものにどハマりしたわけですが、陸上競技には様々な競技がございまして、短距離から長距離、跳躍競技や投擲競技と多岐に渡ります。僕はその中で自分が一番得意なのはなんだろうと考えた時に、パッと思い浮かんだのは長距離だったんですね。なぜ長距離が得意だったかと言いますと、これは野球時代に遡りますね。

また野球時代

話を前に進めますねとか言いながら遡ってますすみません。

僕は野球でレギュラーを取るために必死で練習に取り組んでいたんです。野球でもいろいろな練習がある中で、走る練習では僕の絶好なアピールチャンスだった訳です。しかも大体野球って長い距離を走らせるじゃないですか。それでみんながイヤイヤ走るっていうの結構あるあるだと思うんですよね。でも僕にとってはその長い距離を一生懸命走ってコーチや監督に覚えてもらう事が大事だったわけなんで、もうスタートした瞬間にダッシュしましたね。
実際に練習の内容を話すと、よく自分のチームでは毎週水曜日に公園に集まってトレーニングをするんですね。そこで1600mを実際にタイムを読まれて競い合わせるんです。最初の方はすごくとてもイヤな練習だなと、こんな練習なんの意味があんねんと。めちゃめちゃ文句を垂れ流していましたね。ほんと未熟ですね。死ぬほどたらたらと走っていました。いかに楽に1600mを走るかしか考えていなかったです。ただ、チームで練習を重ねていくにつれて、いろいろ気付くわけです。

「あれ、自分周りに勝る武器なくね?」

肩が特別強いわけでも無いし、打力もあるわけでも無い。守備はそこそこできても突出して上手いわけでも無い。これではレギュラーにはなれないとそう感じたんですね。
だから、僕は馬鹿みたいに走るようになりました。毎週水曜日の1600mでスタートの合図がなった瞬間直線の100mを全力で駆け抜けました。そこからはガムシャラに残りの1500mを走り切るだけです。もちろん体力が尽きてもともと足の速い仲間にどんどん抜かれるわけなんですけど、そんなのは仕方ないんです。だって今までいかに楽に走るかということしか考えていなかったんだから。走れなくて当然です。ただ、この全力ダッシュを続けていくと、やっぱ人間成長するもんで、だんだん周りが追いついて来れなくなるんですよね。そして足の速い仲間が3人くらいに絞られて、毎回その3人で競争になるわけです。この競争がま〜楽しかったんですよね。もちろん負けるのは悔しいので死ぬ気で走りました。今思うと、もうこの時点で走る楽しさは見つけていたかもしれないですね。

話脱線編

こうなると、結構長距離が早い部類に入ってきて、学校でよく長距離走で1500mのタイムを測ったりしたじゃないですか。あれが楽しかったですね。だってもう走るのが楽しいって洗脳されてるんですから。もう体育の授業でも無双し始めます。スタートからぶっちぎって、周りからは絶対に体力無くなって追い抜かれるよあいつ的な感じで思われてたんじゃないかな。でもその時にはだいぶ体力が付いてるからペースがなかなか落ちないわけですよ。それで誰にも抜かれることなくゴールして、記録もそこそこ速いと。その時の周りの反応が病みつきになる訳ですね、みんなすげーすげーって言ってくれるんで、もう心はウハウハなんですよ。もう自信満々になる訳です。話長過ぎですね、すみません。脱線し過ぎました。

そして、自分の中で確かな武器として、走力がついてそこでレギュラーを勝ち取れたんじゃないかなと思うわけですね。

中学陸上編

大体こんな感じで、陸上で長距離をやっていくことになりました。最初の方は陸上の練習についていくのがやっとって感じでしたね。野球の時の練習と陸上の練習の質の差がとにかく半端なかったです。野球の時も全力で出し切る気持ちで走ってはいましたが、野球はなんだかんだ言ってその後にもきつい練習が残っているので、やっぱり出し切れていなかったと思うんですよね。走りだけですべての力を出し切ることは経験してませんでした。それが陸上だと、走るでけで自分の全力を出さないといけないわけです。半端なくないですか?シンプルに。いや、マジで。

僕はそこで衝撃を受けるわけです。陸上まじハンパねえと。陸上という競技のキツさを甘くみてました。ただ速く走ればいいんでしょくらいにしか思っていませんでした。でもそれは間違いでした。

陸上ってただ走ってるだけやんとか思っているそこのあなた。考えを改めなさい。

ただ走るだけの競技にどれだけの血の滲むような練習をしているかあなたは分かっていない。100mという10〜13秒という一瞬の中に、1500mという約4分という時間のためにどれだけの練習を積み重ねているのか。

競技の時間はとても短くて一瞬の出来事かもしれません。しかし、その一瞬に競技時間の何百倍、何千倍の時間を費やしてやっと、自己ベストのタイムが出たり、大きな大会で結果を残す事ができるんです。この事実に気づいた僕はもう止まりません。この陸上への愛は、もう止まりません。誰も止める人はいないだろうけど

もう止まれません。


本当に陸上って競技は素晴らしいですよね、この記事を書きながら涙が出てきそうです。出てきてないけど。でもこの競技に出会えて本当に良かったです。うん。だいぶ話が脱線しましたねすみません。話に入るまでどんだけ掛かってんねんと突っ込まれても仕方がないです。

脱線から話戻ります

中学では主に1500mをやるわけですが、今まで1500mを走ったのは校庭のグランドだったので正確なタイムが分からなかったんですよね。でも、入部したのが中2に上がる前だったので試合が無かったんです。タイムトライアルで測れたと思うのですが、よく覚えてませんけど、シーズン初戦までタイムは測っていなかったと思います。だからそれまでずっとひたすら練習をこなしていました。ここで誰もが壁にぶち当たるところだと思うんですけど、練習で最後まで力を出し切れないというところです。自分はこの壁を越えるのに結構時間がかかりました。300×10とか150×20とか、こういうメニューをやる時に最初に考えてしまうのは、「いかに上手くこなすか」というのを考えてしまうんです。この時点で、1500mを速くなるためのメニューではなくなるんですよね。この考えだと、練習と同じで1500mをいかにうまく走るかという考えにしかならないんです。これでは自分の100%の力を発揮できないですよね。だからこの考え方はすぐ変えなければならないと思いました。

「いかにうまく練習をこなすか」

ではなく

「どうやったら死ねるか」

と考えるようになりました。人はそう簡単に死にませんよね。もう腹を括るしかないんですよこうなったら。もうひたすら死ぬことだけを考える。この練習でどうやったらぶっ倒れるかなーと考えて、実行するだけ。簡単です。そうしないと、1500mでも、100mでも多分全部の競技一緒で練習で出し切れていない人が、試合で100%の力を発揮できるわけ無いと思うんですね。だから、この壁は必ず乗り越えると決めました。どんな練習でも、必ず死ねるように努力しました。最初の方はまだ出し切れなくて悔しくて泣いたりしていましたが、いいんです。出し切れなくても仕方ないです。ただ、出し切る努力は怠ってはいけないと思いました。でも最終的に出し切れるようになったのは高校に上がってからですね、だいぶ時間がかかりました。本当チキンだなーて今は思います。

ちょっと今回はこの辺で終わります笑笑
ちょっとお腹が空いて力でなくて。

いやお前はアンパンマンかて

えー、皆さんの部屋の冷房がだいぶ効いてきたようで何よりなんですけど、ひとまずこの辺で終わります。
読んでいただきありがとうございました〜
次回もお楽しみに笑

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