中学生鉄道旅日記 No.11
こんにちは。中学2年生のはるすけです。
選手の水曜日に方向幕クイズの2回目をやってみたんですが、
皆さんは見てくれましたか?見てない方は下のリンクからどうぞ!
このクイズの正解は285系です!
この車両はサンライズエクスプレスとして16両で夜に東京を出発して、
東海道線・山陽本線を通り岡山、8両に分割して伯備線・山陰線を経由して
出雲市、瀬戸大橋を渡って高松・琴平に足を伸ばしている寝台特急です。
↑285系
これから水曜日あたりにこの企画をしようと思っているので、
是非見てくださいね!
今回は前回に引き続き、小田原で電車を見て、新宿に帰ろうと思います。
最後まで見てくださいね!
鉄道旅② ~最初で最後の185系~
5th. 小田原で車両見学2
A.気になるものを発見
面白いものを見つけました。
写真中央にある防犯カメラらしきものなのですが、
どうも形が架線柱に似ています。
これはきっと使わなくなった架線柱を有効活用しようという事で、
少し短くしてホーム上に取り付けたんじゃないかなぁと思います。
間違っていたらすいません。
改札階でロマンスカーグッズを購入しました。
買ったのはGSEの定規です。
他にもMSEとVSEがありましたがこれにしました。
実は3月のダイヤ改正でロマンスカーの車内販売がなくなってしまう
そうです。最近どんどん車内販売が廃止されているので小田急も
ついに来てしまったかと思いました。
記念に買ったら、ポストカード的なものもついてきました。
大切に保管しようと思います。
B.箱根登山鉄道見学
箱根登山鉄道の1060系がいました。一応小田急の路線らしいです。
まぁロマンスカーも箱根湯本に行ってるからそうか。
さっきJRのホームで見た真っ赤な車両はこの車両だったらしいです。
車内はこんな感じです。
あまり人がいなくてまさに空気輸送してるんじゃないかと心配になります。
シートは僕の好きな赤紫色をしていて少し高級感があります。
座席上には網棚があり、
新型車両のガラスやプラスチックの棚とはまた違った良さがあります。
この車両はデジタルの行先表示ではなく、回転幕を使用しています。
やっぱり回転幕の車両はいいですよね。
回転してる時の興奮はたまりません。
デジタルはたくさんの色を使って見やすいですが、
行先表示が変わるときはすぐに変わってしまってあまり面白くないです。
185系をはじめとして、方向幕を使った列車は少なくなっています。
たくさん見れる今のうちに記録しておきましょう。
C.VSE車内探索
そんなこんなで車両を見ているうちに僕の乗る電車がやってきました。
この車両は50000形VSEです。
ちなみにロマンスカーのアルファベットにはそれぞれ意味があります。
VSEはVault Super Expressの略で、Vaultとはドーム型という意味が
あるらしいです。なぜドーム型なのかはこの後分かります。
また、MSEは、Multi Super Expressの略で、MSEは千代田線に直通するので
MはMetroの略だと思っていましたが、Multiの略だという事を知って
驚きました。ちなみにMultiは多彩な運行ができますよという意味が
込められているそうです。
車内はこんな感じで、天井がドーム型になっています。
開放感があって面白いデザインだなぁと思いました。
あと写真をよく見てもらえば分かるのですが、この車両にはある特徴が施されています。
一体なんでしょう?
10秒でお答えください!
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
タイムアウトです!
正解は?
座席が少し窓の方に向いていることです!
わかりましたか?
よく見るとわかるんじゃないかなと思います。
この工夫によって乗客は窓の外の景色を眺め易くなります。
乗客に優しいデザインですね。
実際乗ってみて、景色を見やすかった印象があります。
座席が窓の方を向いているのもそうですが、
窓が大きいのも景色を見やすい理由の一つです。
座席は温かみのある色が使われています。
腕を置くところは木が使われているように見えます。
枕カバーにはVSEの刺繍がなされています。
リクライニングは黒いボタンを押しながらシートを押すと倒れます。
まぁ倒れる角度は申し分ないくらいです。
座席の裏にはテーブルと網の収納(なんて言えばいいのかわかんないやw)が
あり、網の収納にはロマンスカーの雑誌が入っていました。
JRにはトランヴェールという雑誌がある車両があるそうですね。
ちなみに東海道新幹線のグリーン車には時代の先端を行く雑誌WEDGEが
入っているそうです。折角なのでこの雑誌は持って帰ることにしました。
テーブルはこんな感じです。
木製のもので温かみがあります。
右端にはドリンクホルダーがありましたが、
この類のものはそんなに深いものではないので、10秒ほど置いてみて
楽しんでから網の収納に入れましたw
窓際にもミニテーブルが備え付けてありました。
こういうのはつけてもらうととても有難いので、嬉しいです。
そしてそのテーブルの下にはもう一つ折り畳み式のテーブルが
ついています。このテーブルは座席を対面にしたときに使うもののようで、
対面でないときは前の座席に引っかかって出せないようになっています。
これもとても有難いデザインですね。
たまに家族旅行に行って対面で座ってお弁当を食べるとき、
いつもお弁当を不安定な膝の上に置いて食べたりしているので、
とても使いやすい便利なテーブルだと思いました。
JRの古めの特急とかで腕を置くところにテーブルが収納されているものが
ありますが、あれは小さくて少々使いづらいかなと感じます。
まぁ全部の席についているから窓側の人しか使えないVSEのテーブルよりも
通路側の人には良心的といえるかもだけど。
うーん、結局どっちがいいんだろうか。
車両端の扉の上には大きめの液晶パネルがあり、
遠くからでも見やすいようになっています。
普通の特急だとただ字が出る電光表示が多いのでこっちの方がいいかも…
D.連接台車とは
車端部には貫通路があるのですが、床を見ると円があります。
これは普通の車両ではない特別な造りです。
なぜこのようになっているかというと、
実はこの車両の台車が関係しています。
普通の車両では台車は車両の端あたりにあって、
座席の下あたりにあることが多いのですが、この車両は違います。
この車両は連接台車というものを使っていて、
車両と車両の間の貫通路の下に台車がある構造になっています。
図を使って説明をします。
普通の車両では車両の端に台車がありますが、VSEは車両と車両の間に
台車があります。
これを連接台車と呼びます。
連接台車にするといいことは、乗り心地が良くなることや、
急カーブが通りやすいことです。
しかし、車体の切り離しに車体を支えるクレーン車が必要となったり、
メンテナンスに手間がかかるという短所もあります。
また、連接台車の車両は車体を長くすることが出来ないので、
ドアの位置も他の車両とは当然異なってきます。
なので、ホームドアを導入するのが難しくなります。
まぁ大阪みたいにロープが昇降するタイプのホームドアをつければいいと
思うんですがね。コストも従来のものに比べて低いですしね。
とりあえず、普通の台車も連接台車もどっちもどっちだと思います。
でも最近の車両はとても乗り心地がいいらしくて、
連接台車の車両もなくなってしまうかもしれません。
ハッ!Σ(゚□゚;)連接台車の紹介を簡単にしようと思っていたのに
しっかり解説をしてしまった(-_-;)
まとめ(;´・ω・)
ということで、今回はここまで。
最後まで見てくれてありがとうございます!
中々小田原出発できなくてすいません(;´・ω・)
次回はやっと小田原を発車して、新宿に行きます。
お楽しみに!
2021年10月16日
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