2019.9.14-16 信越五岳100mile 2巻
信越五岳の出走者数は?
100mileが、500名。110kmが、600名。
今回は、初めての100mileでもあるため、集団の後方からスタート。周りに乱されない。とにかく自分の思うペースで走りぬくことを目標したためだ。
スタート時点では、361位。
スタート〜1A菅川(17km地点)〜2Aバンフ(22km地点)
信越五岳は、スタートしてから斑尾高原スキー場を登る。ここは、応援者も多く、気が抜けないので自然とスピードの上がる区間。
ここでも、自分のペースを守り、登りは、無理せず歩いた。
まだ始まったばかり、先は長い。
ゲレンデを登ると、左へ誘導される。そこからは、しばらくシングルトラックを走り、10km手前くらいから林道になる。
個人的には、この区間が好きだ。九州とは違う山域に来た感じが毎回する。
去年は、林道に入って、気持ちよく走っていると、前方から悲鳴が聞こえ、渋滞が発生していた。スズメバチだ。地図にハチと書いているポイント。その時の様子は、また別で書こうと思う。
林道をしばらく走ると、菅川のエイドに到着する。ここは、トイレと水のみ。
ここでは、トイレが渋滞していたが、慌てずにトイレを済ませ、アミノ酸を飲んだ。
ここから斑尾山を登る。まだこのあたりは、前後に選手がたくさんいるので、無理せず、自分のペースで登る。個人的には、登りきってからの下りが怖い。足元ばかりに目線がいくが、少し遠くを見ると夜景が見えた記憶がある。下りきると2Aのバンフエイド、22km地点に到着。
ここまで3時間14分。順位は、327位。
2A〜3A赤池〜4Aアパリゾート上越妙高(55km地点)
バンフから赤池までは、同じようなペースの選手達とタンタンと走る。
赤池エイドを出ると、しばらく登りが続く。その後は、毎回足をやられる長い下り。本当に長い下り。今回は、補給食を口にできるようなペースで進む。まだ先は長い。
110kmは、下りきって少し走ると関川沿いのエイドに到着する。
100mileは、下りきってから、アパリゾートエイド前の登りが待っている。色々な方のブログを読んでいると、この登りで体力をだいぶ削られたとの記載があったため、ここも無理せず自分のペースで登る。
自分のペースで走っているのだが、この区間は、かなりの選手をパスしている。お互いに声をかけながら。
登りきるとゲレンデに出る。
そのゲレンデを下っていると、アパリゾートエイドの明かりが見えてくる。
下の写真の真ん中くらいにある数点の明かりは、選手のヘッドライトの灯り。
画像引用:信越五岳オフィシャルWeb 2019フォトギャラリーより
このエイドには、ドロップバッグを置いている。エイドに着いて、何をするか考えながら下り、もう55km地点かと思ったことを覚えている。
画像引用:信越五岳オフィシャルWeb 2019フォトギャラリーより
ここで、今まで食べた補給食のゴミを捨て、汗で濡れたシャツを着替え、ザックに補給食を詰め込んだ。今回は、結構計画的に補給が取れている。
これから陽が昇ってくるため、ドロップバックに仕込んでいたサングラスも取り出した。
レース中に着替えをすることは、今回初めてだが、リフレッシュできてよかった。走っている時は、あまり気になっていないのだが、着替えてみると、乾いているウェアの気持ちのいいこと。これはお勧めする。
気持ちも切り替わるし、疲労感も軽減する感じがする。
ゼッケンベルト
着替えをするとゼッケンをもう一度つけるのが面倒。そのため、ゼッケンベルトがあると便利。このベルトにゴミ袋(写真の左側の網状のもの)を付けておくと補給食等のゴミも入れれる。
以前は、ランパンのポケットにゴミを入れて走っていたが、ジェル等が漏れてきて、おしっこ漏らしたみたいになるのでやめた。
このエイドには、ホットタオルがあり、それが最高に気持ちよかった。20分このエイドで休憩した。まだ100km以上の距離が残っている。
ドロップバックに、不要になったもの等を入れて返却すると、表彰式会場まで発送してくれる。
ここまで8時間44分。順位は、224位。時刻は、AM3時14分。
作戦成功か、眠くない。
続きは、3巻で。