2019.9.14-16 信越五岳100mile 1巻
2019.9.14-16 信越五岳トレイルランニングレースの出走記録。
信越五岳トレイルランニングレースとは
長野県と新潟県の県境にそびえ立つ5つの山々(妙高山・斑尾山・黒姫山・戸隠山・飯縄山)とそこに広がる妙高戸隠連山国立公園を舞台に繰り広げられるレース(2019年大会パンフレットより)
100mileで制限時間が33時間。同じ100mileを走るUTMF(ウルトラ トレイル マウント フジ)は46時間。
この時間制限からも分かると思うが、走れる区間は、走ってないと制限時間内の完走は難しい。
去年は、110kmの部で出走、110kmの制限時間は、22時間。私の完走タイムは、21時間46分59秒でギリギリ。天候は雨、10km地点くらいで蜂に刺されるアクシデントもあり非常にきつく厳しいレースだった。
コースは?
以下オフィシャルWebページのリンク参照。
http://www.sfmt100.com/cousemap/
移動
福岡から羽田へ空路で。そこから東京駅へ移動し新幹線で飯山駅へ。
飯山駅からはバスで斑尾高原へ移動。12:35のバスに乗った。
これがバス。快晴だが少し肌寒かった記憶がある。出走する選手達でバスはすぐに満席。
宿 その1
この信越五岳は、自分たちでホテルを選ぶことができない。エントリーが完了すると、事務局から選手確認書が郵送されてくる。
それに、斑尾か妙高かの宿泊エリアやホテルかペンションかのタイプを選択し返送する。
すると後日、事務局にて割り振られて決定したホテルの情報等が記載された書類が郵送されてくる。宿泊代金は、前払い(振り込み)しなければならない。私は、宿に電話して当日支払いの承諾を得ることにしている。
110kmは、前泊・後泊は必須。100mileは、後泊することが参加資格でもある。
レースは、9.14スタートであるが、9.13の金曜日に写真の斑尾高原ホテルに宿泊した。ボランティアの時からすると4回目の宿泊となる。
今回のお部屋は、こんな感じ。少年自然の家っぽくて懐かしい。
ボランティアした時も、同じ部屋ではないが、こんな部屋で、下の畳にも4人くらい雑魚寝した。ボランティアは1回のみの経験で、後は全て選手。ボランティアした時のがキツかったなと今でも思う。
スタート会場
スタートは、明日。まだ時間はたっぷりある。スタートゲートもまだ完成してなく、新鮮に感じた。
ここは、レストランハイジ。この奥が受付会場となる。この写真の左側でブリーフィング、石川さんによるコースガイダンスが行われる。
今回ブリーフィングには参加していない。Youtubeで石川さんによる攻略セミナーの動画が公開されており、それで勉強したため不要かと判断した。
九州だと、なかなかこんなセミナーには参加できないのでありがたいのと、今後は、オンライン開催を期待する。
以下オフィシャルWebページのリンク。
スタートゲートを背にするとこの風景が広がる。このゲレンデの上にさっきの斑尾高原ホテルがある。このゲレンデをとことこ下ってきた。
時間もあったので、SUUNTOのナビゲーション機能をうまく使えるか練習しながら散歩した。
装備品確認と受付
先ほどの斑尾高原ホテルで16時から装備品確認と受付をしてくれるとの情報を聞きつけ宿に戻る。
装備品は、シームされたレインウェア上下、携帯電話、マイカップ、ヘッドライト2個とそれぞれの予備電池。レインウェアは、シームされているか、ヘッドライトは点灯するか等しっかりチェックされる。
特に緊張する必要はないと思うのだが、毎回、緊張してしまう。
ヘッドライトは、LEDLENSER。左がサブ、右がメイン。今回、2度目の夜の間、メイン側のバッテリーを交換した。
レインウェアは、ノースフェイスのフライトシリーズ。左がジャケット、右がパンツ。非常にコンパクト。
これは、薄いため、上下一緒にまとめると一つにできる。
その他、私の必携品
信越は、蜂が出ることでも有名である。私は、蜂に刺されてアナフィラキシーを経験しているため、このポイズンリムーバーとエピペンは必須である。
2019.9.13の斑尾の夕暮れ。
ドロップバッグ
夜になり暇なので、ドロップバッグの中身を検討。
100mileは、55km地点(アパリゾート)と102km地点(黒姫)のエイドステーションには、ドロップバッグと呼ばれる袋に、補給食や着替えなどを入れて受付に預けると、その地点まで運んでくれるサービスがある。
左側は、ザックに入れ、真ん中は、55km地点、右側は、102km地点に分けた。
アミノ酸は、各エイドステーションで。
今回は、28時間から30時間でゴールする計画のため、ジェル等は、27個。
55kmのアパまで、8時間。102kmの黒姫まで16時間。
1時間に1個の計算だが、エイドの補給も考えると、余りが出てくることを計算に入れてこの数。
2019.9.14 スタート当日の朝
快晴である。
宿 その2
次の宿までのシャトルバスが斑尾高原レストランハイジ前からでる。
出発時刻は、11:15。案内人が、「あと数名乗っていないみたいですので少々お待ちください」とアナウンスして、5分、10分、15分。
痺れを切らした乗客が、「こっちは寝ないといけないから時間を無駄にしたくない」と吠え出した。その後、すぐに出発。
次の宿は、黒姫ライジングサンホテル。ゴール後、この宿に戻ってくる。
土曜日なんか走っているから部屋自体使わないのだが、土曜日7000円、日曜日10000円の合計17000円の宿代だ。
なんせ、信越はお金がかかる。
シャトルバスは、途中、コンビニに寄ってくれた。ゴールしてからのビールとかハイボールとか買い込んで、ワクワクしていたのを覚えている。
ホテルにつき、数時間仮眠。眠れるか心配だったが、グッスリ眠る。
17:00にホテルからスタート会場であるレストランハイジに移動。
レストランハイジからドロップバック預ける場所まで少し離れているので、歩くの嫌だなと思っていたら、バスの運転手が、ドロップバックの場所を経由して我々を輸送してくれたのでありがたかった。
スタート前の雰囲気
いつものように落ち着かない。しかしホテルで何度もトイレに行ったので、今回は、トイレ問題は大丈夫。
スタート直前
夜スタートするレースは、今回が初めて。夢の100mileスタート。
2019.9.14 18:30 100mile Start。
画像引用:信越五岳オフィシャルWeb 2019フォトギャラリーより
こんな感じの中スタート。
続きは、2巻へ。