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【全席コンセント】N700Sついに登場

タイトル画像:https://news.livedoor.com/article/detail/18501033/

おはようございます。

本日ついにJR東海が新たに開発した新型車両、N700Sがデビューし、のぞみ1号、のぞみ3号博多行きとして運転が開始されました。

現在走っているのはN700Aと呼ばれるものです。N700系(N700A)も皆さんご存知のようにものすごく快適だと思います。しかし、意外な事にこの車両はもう13年前の車両でした。

N700Sは7月1日から運転開始ですが、JR東海から事前にどの時間帯にN700Sが運用に入るのかは知らされていませんでしたが、今日いきなり東京駅にN700Sが止まっているのが目撃されました。

本日運用されるのはのぞみ1号、3号ともにJR西日本の山陽新幹線に直通する列車です。

今回のN700Sという車両ですが、JR東海が単独で開発したものなので、まずは東海道新幹線で完結する列車に充当されると噂されていましたが、今回はいきなり他社に直通です。

なかなか興味深い事です。

N700Sの特徴

・全座席にコンセント
ビジネス需要を中心にレジャー客など毎日多くの人を運んでいる東海道・山陽新幹線。ビジネスマンに欠かせない充電用のコンセントですが、今までは窓側や最前列にしかありませんでした。N700Sからは全座席にコンセントがついていますので、コンセント目当てに窓側をとる必要はありません。

・座席の座り心地が向上
今までの新幹線の車両の座席も大変素晴らしい座り心地でした。これからはもっともっと進化します。リクライニングをすると、座面も一緒に沈み込んで、体を包み込んでくれるような座り心地になるようです。

・車内防犯カメラの増設
車内での犯罪行為は新幹線の天敵です。手軽に乗って手軽の降りられる新幹線で荷物検査などを行う事は不可能に近いです。それをすれば新幹線だけでなく、在来線にも実施せざるを得なくなり、鉄道の手軽さが失われていきます。そこでN700Sでは防犯カメラの増設を行い、犯罪行為の抑止力につなげるほか、万一犯罪行為が起こっても、早期の事件解決に繋がる事が見込まれています。

・ジュースこぼした→浮かび上がる
ジュースをこぼしてシートを濡らしてしまっても、濡れたところはシートの模様が変わるようになっているので、清掃もしやすく、お客さんも気付きやすいです。

・車内に液晶ディスプレイ
今までの車内の案内といえば、電光掲示板でした。N700Sではそれが液晶ディスプレイになり、大きさも大幅に変わりました。大変見やすいそうです。

・座席配列はそのまま
N700Sに置き換わるからといって、以前よりも座席が広くなるというような事はありません。これは車両を統一する事で何かあった時などに車両の変更を行っても、乗客のきっぷの変更を行わずに済む事や点検コストをできるだけ抑えられるという利点があります。これは300系の時代からの伝統です。

まとめ

今はまだほとんどがN700Aですが、今後どんどんN700Sに置き換わり、全てがN700Sになる日もそう遠くはないようです。

車両の運用情報はJR東海の公式Twitterで知らされているので、是非ご覧ください。

https://twitter.com/JRC_Shinkan_jp

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