『日記というものを…』 April/16/2020
男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり。と言ったのは紀貫之。初めて読んだ時には、なんで男のくせに女のフリして日記書く必要があんねん、と思ったものだけど、漢文と仮名文字の関係や、歌人である貫之故の和歌とのつながりなど、その背景を知るにつけ「貫之、お前さんデキる子」と軽くリスペクト。
日記というと思い出すのは小学生の頃で、毎日日記をつけていた。と言ってもこれは、父の仕事の都合で1年ほど通ったオランダ日本人学校で毎日日記を書いて出さなくてはならなかったからで、決し