3-13 歴史的瞬間を体験して〜記録と記憶〜
こんにちは。Qです。
最近、忙しくてノートの更新ができておりませんでした。久しぶりの更新です。
今日、コロナショックから始まりビットコインは半値になりました。ダウや日経も下落し相場は歴史的転換を迎えております。この記憶が色あせないように文章にしたためておこうと思います。
こういった相場は何度も経験できるものではなく、記憶は時間が経つにつれてどんどん薄れていくので、風化させないように文章に残しておくのは非常に重要なことだと思います。
私自身はボットの稼働は止めており、裁量もしていないので、相場への参加と言う意味では、あまりできていませんが、覚えておきたいいくつかのことを書いておきます。
実際にあったこと
- ダウの下落
- 日経の下落
- ビットコインの下落
覚えてきおきたいこと
・コロナショックの当初はここまで、下落するとはほとんどの人が言っておらず、相場に詳しく見える人も予想を外していました。最初のうちは、リスクオフ、オンの間で右往左往し、ボラは大きく下落とたまに反発を繰り返していました。それが下落トレンドに変わり日足の5maを超えるくらいの反発は一度も無くほぼ垂直に落ちて行きました。この落ち方は、過去に例を見ないものだそうで、AI相場のせいであると言われてます。(本当でしょうか)
・暴落時はゴールド、債権などのリスクオフ資産と言われるものですら現金に変えられ、為替以外全コモディティ下落という狂想の相場になります。
・状況的にはバフェット指数は危なかったものの、トランプ大統領の選挙が控え、買い支えがあるので大丈夫と言われてましたが、買い支え(特に日銀)はそこまで効いたように見えませんでした。最後の人押しはコロナでした。
・ ビットフライヤーとビットメックスについて。ビットフライヤーもメックスも落ちました。メックスはインデックス価格がバグっており、ロング持った瞬間に精算された方もいたようです。逆に落ちる瞬間の指値が約定し、下に指していた人は結構な利益を得ている人もいます。
・精算エンジンによってロスカットされた人が非常に多く、ビットメックスではXBTが0ドルになるまで板を食い尽くしても板が足りないほどでした。精算はいったんストップされていました。
・ビットメックスの財布(保険基金)はロスカットのゼロカット仕様で一時減っていましたが、なぜか、次の日の終わりには逆に相当増えてました。(他取引所のアビトラか自己買いかなんなのか全くわかりません)
・ ビットフライヤーは数十分で上下のSFDが発動するというやばい状況でした。
・テクニカル。以前の価格帯の時に引いた水平線がワークしていました。落ちているナイフを掴むのは難しいと思いますが、短期的には強いレジスタンスで反発も見られるようです。
・アービトラージ。非常に多くの解離が見られました。両建てでも儲かったと思います。冷静になれば「お金が落ちている」ところはあるので、暴落の予想があればいろいろな取引所に資金を入れておくのも一つの手です。
・ 検証はしてませんが、vixがおかしくなったりしているようです。
・政府は利下げ介入をしてきますが、今回は病気だったのできかなかった可能性があります。
中国について考えたこと
私は、情報が錯綜して判別できない場合、確実に情報を知っているであろうプレイヤーの動きに注目します。
今回は当初、統計家の意見や、インフルエンザと比べたツイートが散見されましたが、一番状況に詳しいだろう中国の封鎖施策や、病院の建築速度を見て、最初直感的に「やばい」と感じました。
そのあとツイッターや数々の有名人の発言を見て、「思ったより大事ではないのでは?」とも思いましたが、結果的に相当ヤバかったと思います。今後何か起こったときのために、この感覚は持っておこうと思います。
次回があれば、立ち回りとして
・HFTbotは止める。
・アビトラは機会があれば狙う
・相当先のクラッシュしたところに指値をおいて、落ちるたびに少しずつずらしつつ、本気のクラッシュのリバ狙い(リスク管理は適切に)
・テクニカルの強い線は狙えるかもしれないが、貫通のリスクあり
今日はここまで。いつも読んでいただきありがとうございます。
Q