デイトレーディング スイングトレード 投資
デイトレーディング、スイングトレード、そして投資
投資には大きく分けてこの3つのスタイルがあります。私は徹底してデイトレーディングにこだわっていますが、それぞれのやり方にメリットとデメリットがあります。
投資
投資とは、長期的に保有して利益を上げる手法です。例えば、「10年前にアップルを10万円で買っておけば…」や「5年前にテスラを買っておけば…」といった話はよく耳にします。振り返ってみれば確かにそうですが、その当時にそれを予測できた人がどれだけいたでしょうか?少なくとも、私には未来のテスラやアマゾン、アップルを見つけられる自信はありません。
スイングトレード
スイングトレードとは、数日から数週間保有して利益を狙う手法です。
ここで紹介するテクニカルトレーディングの手法は、スイングトレードにも応用可能です。分析の時間軸を長くすることで、中長期的なチャートの動きを予測できます。特に4時間足や日足、週足を使って分析することで、スイングトレードの成功率は飛躍的に向上します。ただし、保有期間中の損益のブレにメンタルが耐えられるかどうかが課題です。また、市場を大きく揺るがす突発的な事件が発生した場合、テクニカル分析を超える動きが生じ、大きな損失を招く可能性があります。
デイトレーディング
私にはデイトレーディングが一番適しています。なぜなら…
一日の成果がはっきりと出る
ニューヨーク市場は、午後4時に取引を終了します。(厳密には時間外取引が続きますが、流動性が大幅に低下し、値動きが非常にスローなので私は手を出しません。)儲かっていても損をしていても、その日の取引は終わりです。ポジションを気にして眠れない夜を過ごすこともありません。
今の世の中、何が起きるか分からない
ニューヨーク市場が閉じる午後4時から翌日の午前9時半までの間に、何が起こるか分かりません。現代は世界中で火種がくすぶっており、いつ何時それが爆発するか誰にも予測できません。不確実なリスクを避けるのが賢明です。
これは、おそらく私のヘッジファンド時代の経験が大きく影響しているのだと思います。過去にある大国が国債のデフォルトを起こし、一夜にして大混乱が生じたことがありました。最近ではリーマン・ショックがありましたが、これも一夜にして世界が大きく揺れ動きました。こうした経験から、個人投資家が安定して稼ぐにはデイトレーディングが最適だと確信しています。
確かに、スイングトレードのように何もしなくても利益が出る手法は魅力的です。しかし、世の中のリスクリターンは非常に平等にできています。寝ていても利益が出る裏には、それに見合うだけのリスクを取っているものです。それよりも、毎日努力してコツコツと投資額の1%~2%を取っていく方が、リスクをコントロールしやすいと考えています。もちろん、スイングトレードや長期投資の方がはるかに大きな利益を上げる可能性があるかもしれませんが、最終的にはそれぞれの向き不向きの問題です。
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