テクニカルトレーディングとは??
ファンダメンタルズに基づく取引
金融商品の取引手法には、大きく分けてファンダメンまあタルズに基づく取引とテクニカルに基づく取引の2つがりす。
ファンダメンタル手法は、企業の状況を分析し、その企業の将来の価値やビジネスからのキャッシュフローを綿密に分析したうえで、割安に取引されている企業を買い、割高に取引されている企業を売る(空売り)手法です。投資銀行や大手機関投資家は、リサーチ部門を抱えており、多くのリサーチャーが日々企業分析を行っています。また、市場全体のマクロ的な動向を分析し、金利や通貨の動向、政策分析なども行ったうえで投資判断を行っています。
日本株でも、株式投資の雑誌やニュースレターなどで、企業の新商品開発や新しい事業展開を分析し、投資を行っている個人投資家の方は多いのではないかと思います。
テクニカルトレーディング
テクニカルトレーディングの根本は、「チャートはすべてを知っている」という考えに基づいています。チャートは市場全体の投資家の総意を反映しており、その会社の経営状態やマクロ経済の影響などもすべてチャートに現れているため、チャートの声を聴けばすべてがわかるという発想です。
ただし、チャートを見ても、直感だけではその声を理解するのは難しいため、移動平均線やさまざまな分析指標を使ってチャートの声を翻訳し、理解しやすくしています。
しかし、コンピューターの進化により、さまざまな計算が簡単にできるようになった結果、テクニカルトレーディングに使われる指標が増えすぎてしまいました。どの指標を使えばいいのか、この指標は買いを示しているけれど、別の指標は売りを示している場合、どちらを信じればよいのでしょうか?
私もさまざまな指標を試しました。試しすぎて、画面上に色とりどりの線が溢れ、何が何だかわからなくなることもありました。結果はもちろん、損失が続くことに。
このサイトでは、8年間の経験を通じてたどり着いた、儲けるための指標を具体的に紹介していきます。これらのツールは、非常に高い確率で勝利に導いてくれます。十分に試した結果です。
なぜ私はテクニカルトレーディングに行きついたのでしょうか?
その理由はとてもシンプルです。個人投資家でも十分に市場で戦えるからです。チャートは私が見ても、ウォーレン・バフェット氏が見ても、億万長者のヘッジファンドマネージャーが見ても同じです。みんな同じチャートを見ています。現在は、ブローカーが提供しているソフトも優秀ですし、非常に安価にチャートサービスも利用できます。誰が見ても全く同じチャートで勝負するのがテクニカルトレーディングです。ファンダメンタルでは、情報の伝達は平等ではありません。
ファンダメンタル分析で個人投資家が勝つのは無理です。
大手機関投資家や大手ヘッジファンドが手に入れるファンダメンタル分析は、個人では到底太刀打ちできません。武器が違いすぎるのです。そんなところで戦って勝つのは非常に難しいことです。
私もヘッジファンドを経営していたころには、G7の中央銀行の理事の方々から金利動向やマクロ動向に関する意見を聞いたり、企業のCEOやCFOと直接会って話を聞いたり(もちろんインサイダー情報ではない意見交換)、社内の博士号を持つリサーチャーにビッグデータや景気モデル、金利曲線の分析を依頼し、それを投資判断に活かしてきました。しかし、個人レベルでは到底そんなことはできません。
デイトレーディングを始めたころは、ヘッジファンドの癖が抜けきれず、自分で企業分析を行うなどしていましたが、個人レベルではできることは限られています。
そのため、私の投資手法ではファンダメンタルズを全く考慮しません。チャートがすべてです。
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