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テクニカルトレーディングはなぜ儲かるのか?

どんなビジネスでも利益を上げるためには、そのビジネスがどのように利益を生むかを理解する必要があります。テクニカルトレーディングも同様です。結局のところ、「安く買って高く売る」というシンプルな原則に基づいていますが、その本質は「市場の流れに乗る」ことにあります。

市場は、多くの市場参加者の「総意」によって動きます。つまり、誰かが強引に動かしているわけではなく、総意によって価格が上下しています。この流れをいち早く見極め、便乗することで利益を得るのがテクニカルトレーディングの基本です。

「Follow the Money」- 資金の流れに従う

アメリカには「Follow the Money(お金の流れを追え)」という表現があります。テクニカルトレーダーにとっても、これは重要な考え方です。大口投資家や市場全体の資金がどの銘柄やセクターに流れているのかを観察し、その動きに乗ることで利益を得る戦略です。

個人投資家が市場を動かすことはできません。私たちはあくまでも市場の波に乗る存在であり、その波が提供するチャンスを活かして稼ぐのが現実です。そのためにも、「Follow the Money」の姿勢が重要なのです。

感情の罠 - 希望的観測に頼らない

トレードでよくあるミスは、買った銘柄が下がってしまったときに、「きっとまた上がるはず」と信じ、損失が膨らんでもポジションを保持してしまうことです。しかし、希望的観測でポジションを持ち続けても、資金が戻ってこない限りその銘柄が上昇することはほぼありません。

成功するトレードは波乗りに似ています。波の状況をよく観察し、自分に合った波を見極め、それに乗る。失敗したときは潔く降りるということが大切です。

市場の波に乗るには?

市場の波に乗るためには「チャート分析」が鍵になります。ただチャートを眺めているだけでは不十分で、チャートの示すサインを理解しやすい形で解釈し、翻訳してくれる「指標」を使うのが効果的です。

このNOTEでは、既にEMA、TTM Squeeze、MACD、RSIといった指標について解説してきました。また、それらの指標を異なる時間軸で観察することの重要性にも触れてきました。

指標は星の数ほど

テクニカル指標には無数の種類があります。どの指標も支持者がおり、彼らの意見に耳を傾けると「これを使えば利益が出せるかも」と思うことがあるかもしれません。

私もさまざまな指標を試し、その中から有用なものを厳選して使用してきました。そしてその結果を、このNOTEを通じて皆さんにシェアしています。ここで得た知見を活かし、あなたも市場の流れを見極め、利益を上げるテクニカルトレーダーへの一歩を踏み出していただければと思います。


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