テレマークスキーでの足のさばき方(ポジション)考察 Ver1.2
初めに。
谷足、山足という表現を避けて、前足、後ろ足、という表現で統一します。前足が山側になったり、谷側になったり、する場合がありますので。また、ここの記述は、自分自身への備忘録であります。
1.この意識を持つことになった過去のレッスン
山田誠二さんのレッスン。
テレマーカーの悪い癖。足を前後に振るテレマーカーが非常に多い。スキーはヨコに押すのである。その感覚を足裏で覚えなさい。(故矢村勝之さんと山田さんとで、何度も話し合ったらしい。)レッスン内容は過去の投稿に描いてます。
フリーエ(2018年)でのレッスン。(指導の方のお名前は失念しました。)
つま先落とし。最大傾斜を向いた状態で、両足を揃える。このことで次のポジションをスムーズにとることができる。両足を揃えた状態では、足首をまげてスキーを抑えた状態にしておく事。足首を伸ばせば、コントロールが失われる。
以上は、低速でのレッスンが前提となっています。
川上敦さんのレッスン
ターンは最大傾斜を向く前の部分で開始し、そこで善し悪しが決まる。(当然高速の場合です。図は最後尾につけています。)ターンを開始する場合、後ろ足は、膝をちょっと内側に傾ける。そして、土踏まずで立ち上がり、そのまま前足となる。
前足は、ターンの開始で足首を曲げ(後ろ脚首を曲げているので、前足首は比較的伸びている)て、後ろ足にする。踵は上がらないように、脛でスキーを抑える。
(注)足首を曲げる』という動きは、『足首を前に倒す』という動きです。つまり前へ進んでいる感覚になります。
ターンの開始ポイントでは、両足を揃える。高速の場合、最大傾斜ではなく、最大傾斜を向く前の部分となる。
2.まとめ。
高速では、スキーを外側に押し出す、という感覚は、後ろ足の膝をちょっとだけ内側に曲げ、土踏まずで立ち上がる、という感覚だけで十分に達成できる。(低速でのハンドルの切り方と、高速でのハンドルの切り方が違うのと同じ)
伸び気味になっている前足の足首を曲げるだけで、意外にスピードコントロールできる感がある。そのまま後ろ足にするだけで、後ろ足が抑えられるはず。(いまのところ、無理やり後ろ足を抑えていたポジションに比較すると、ここら辺の感覚が少ない。)
補足1:スキーを前後に振れる、ということはテレマークの特徴で快適に便利に利用できる状況は出てくる。場合により使い分ける。まあ、だいたいね、で気持ちよく、ケガなく滑れればいいんです、と思ってる。後ろ足にも乗れるし、前足にも乗れる。まあ、だいたいね。
ワンステップ、ツーステップ、ジャンプターンも、ここでの話題の範囲外です。(私の経験値では、同じ土俵では語れません。)
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