1.(1)GMMAって何?
私が初めてGMMAを知ったのは、陳満咲杜(ちん・まさと)さんのMONEXオンラインセミナーです。GMMA(Guppy Multi Moveing Average)の詳細については、陳さんの著書に描かれていますので詳細は省きますが、ざっくりと表現すれば、長期の指数移動平均線の群と短期の指数移動平均線の群とで、トレンドとその強さを把握できるもの、と私は理解しています。
長期線の計算期間は30、35、40、45、50、60の6本(赤色)です。短期線の計算期間は3、5、8、10、12、15の6本(青色)です。その見方は、
a. 短期線群が長期線群を上回れば、上昇トレンド。逆は下降トレンド。
b.群の間隔が広がれば、強いトレンドを表す。狭ければ弱いトレンド。
ここで張り付けた画面は、最近のP&Gの値動きです。短期線の群が長期戦の群を上回り、上昇に変わったように思えますが、長期線の群ではやっと、ねじれ(下降から上昇への転換)が見られ始めた段階です。GMMA的には、いつでも下降トレンドに戻っていってもおかしくないかな、と言ったところだと思います。
今回は、私がトレンドの判断材料としているGMMAについて、ご説明いたしました。最終的にはTradestationのストラテジーと結び付けて、説明してみたいと考えています。それでは、今回はここまで。
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