FXとの出会い3
レバレッジ規制
2010年8月1日からレバレッジ最大50倍まで。
2011年8月1日からレバレッジ最大25倍まで。
金融庁は「ギャンブル性の高い為替相場から投資家の資本をまもる」という名目で様々な規制を設けてきました。これにより質の悪い証券会社は撤退を余儀なくされます。しかしながらレバレッジ規制は海外の証券会社にとって日本市場に入り込む絶好のチャンスとなりました。
ここから先の話しは記憶が若干前後しているので、正確な時系列ではない可能性があります。そこら辺はご愛嬌ということで。
私が相場を離れられない理由は先延ばしにさせていただくとして、この当時レバレッジ規制が入った日本証券は魅力が薄れてしまいました。
少額のトレード資金で効率よく稼ぐというのはハイレバがあればこそ。
ちょうど借り入れのお金も尽きて、毎月給与から5万円をいれては溶かしてを繰り返していたので、退場するいい機会になりました。
夢をありがとうFX!
おしまい
とは行かず、当たり前のように海外のFX口座を開設することになります。
当時は入金方法なども規制がガバガバ。自分以外のクレジットカードでも口座に入金することができた証券会社もありました。
ちなみに中には銀行から入金して反映されずに消えた証券会社もあります。
ちょうどこの頃、相場の本がちょっとずつ楽しくなってきた時期でもあります。相場はパズルでパターンさえ覚えておけば勝率が上がってきていました。でも不思議なもので、コンスタントに勝つ=自分の感情を捨てて淡々とトレードするという事が作業に思えてしまって、モチベは半減してました。
そこで複数ある口座をうまく活用することを考えました。
コツコツいく口座とガンガン攻める口座に分けてうまく使い分けていくことにしました。
まぁ最終的にコツコツ口座もガンガン口座になるには時間はかからなかったんですけどね。
あの当時は雇用統計前に証券会社3つを使って、ロング口座、ショート口座、下がったらロング、上がったらショートの口座で生き残った口座をガンガン伸ばすという【雇用統計ヨガファイヤー】という手法で頑張っていました。(当時は100pipsは当たり前に上下していた気がしますね)
この頃の海外証券会社の入金はクレジットカードがメインでアメックスやダイナースといった利用枠が多いカードも利用できたんですよね。
僕は勤務先でダイナースのブラックを持っていたので資金には困りませんでした。入金しては出金して相殺しまくりです。(明細は20枚以上になりますw)
ところがダイナースは結構早めに証券会社への入金を撤退します。
その情報がメールで届いた僕は一大決心をします。
よし、つぎの雇用統計は100万で3つの口座に入金しよう。
(100万超える場合はサポートに電話して上限解放してもらう必要あり)
そして1000万稼ごう!全ての借金をチャラにしてやらしい車に乗ろう。
ここでまた大失敗だろと思うでしょ?残念でした。その日はなんと一つの口座が伸びに伸びて700万まで達成したんです。
夢みたいでしょ!慌てて利確!そして慌ててクレジットカードに相殺出金!
この時点で証券口座に400万残ったんですよね。
あれは嬉しかったなぁ~。
でもね。この400万。僕の手元に来ることはなかったんです。
つづきたくないけどつづく
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