強いメンタルは必要か?
トレードはメンタルが強くないとダメ、という話をよく聞きます。
強いメンタルを持ってることに越したことはないですよね。
私もそうなりたいです。でもなかなかそうはなれません。
強いメンタルより平常心
そしてトレードにおいては「強いメンタル」を意識するとやられることが多いという不思議。そして気づきました。
強いメンタルよりも平常心を保つことの方がトレードでは大事だということ。
エントリーも利確も損切りも計画した通りのことを淡々とやる。
経験的にはこれが一番だと思っています。
しかしこれも難しい。
これを実現するには計画したことを淡々とやれる体質が必要です。
そこで「習慣化できる体質」を作ることに意識を置いてます。
勘違い
以前よくあったのが
「この相場では必ず大きくとってやる!よーっしロット上げるぞ!少し緊張するけど、メンタルを強く持って!おらーーーエントリーや!」
てな感じの勘違いでした。
そもそもその時点でそのロット数は自分の限界値を超えているわけです。
なので「強いメンタル」を持ってエントリーしないといけない、なんて考えてしまうわけです。
この時点ですでに冷静な判断力を失っている可能性が高いです。
両方の値動きにアクションプラン
冷静さを失わないためには両方の値動きに対して事前にアクションプランを持つことが必要だと思います。
「こうなったらロット上げてエントリーする」
「この場合は通常ロットでエントリーする」
「それ以外はエントリーしない」
「エントリー後はこうなったら損切りもしくは利確する」
こんな感じで事前に決めておくことでわりと冷静に対応できます。
事前に決めておくということは「冷静な頭」でいる時間帯に行動を決めておくということです。
エネルギーを意識する
冷静な頭で判断すると無駄なエネルギーを消耗せずに済みます。
人は一日のうちで判断する回数が6000回とか25000回とか言われています。(諸説あり)
判断回数が増えれば増えるほど脳は疲れ、より良い判断ができなくなると言われてます。
なのでまだ脳が疲れてない朝の時間はゴールデンタイムです。
朝に前日の相場をチェックし今日のトレード計画を頭に描いておく、ということは無駄なトレードを減らし、平常心でトレードすることにも一役買うはずです。
スティーブジョブスが毎日同じ黒のタートルネックを着ていたのは、着る服を選ぶための判断回数をなくすためとも言われていました。優秀な経営者はいろいろなことを習慣化している人が多いといわれていますが、これは大事な経営判断をしっかりとできるように工夫しているのではないかと思っています。
行動を習慣化すると”判断する”というエネルギーを使わずに行動ができるようになります。これをトレードでも実践できるように心がけることが大事だと思っています。
決めたことを自然にやる、これができるよう習慣化をこれからも進めていきたいと思います。