2/6 日経ミニ先物 雇用統計直後のエントリーについて
3日金曜の雇用統計直後、逆張りでの売りシグナルが発生するかもしれなかった動きについて解説します。
テーマ「トレンド転換の瞬間と私」
まず環境を確認。
前提として、
雇用統計、CPI、FOMCの後に相場が転換または続伸する可能性が高い
という、ここ1年間の傾向があります。
ラージの4時間足です。赤垂直破線が雇用統計ですが、直前足では20MAが上向き、発表直後の陰線時でも水平ということで売りは逆張りです。また、足でも高値更新の後で、弱い形ではありません。
(リプレイ機能の都合上陰線時のチャートになりませんでした)
次に1時間足です。ここでは多少見方が変わります。
20MAは上向きで強気なので売りは逆張りですが、足はわずかに高値切り下げ、安値更新の形になってきています(黒太水平線)。また、27500は先週ずっとレジスタンスとして機能しており、雇用統計前も27500を境に前後するなど、まだ27500でサポートされているとは言い切れない値動きになっています。
要するに高値更新の動きにならなければ20MAが下向きに転換し27500で跳ね返され、再度27100〜27200を試しにいく可能性をはらんでいます。
ちなみに赤矢印と20MAは値動きの想定です。
最後に15分のエントリー足です。雇用統計直後の下げでは以下2つの考え方ができます。
a) 上位足は強気でこの下げは押し目形成(本名)
b) 1時間足では弱い動きも見えてきているので高値切り下げなら弱気転換への合図
先日の投稿はb)の想定での投稿ということになります。
そして、短期弱気転換の合図となるには重要なレジサポラインの27500とほぼ同位置に重なる15分足長短MAの攻防で負ける必要がある、と結論付けました。
赤網掛けで売り方が勝つのならば、直近の節目を考えると赤矢印の様な値動きになる可能性が高く、少なくとも27300は試すであろうと考えました。深ければ27200でそこからは再度27500を試す動きになるだろうが、紫矢印の様なレジスタンスが27300まで降りてきたらそのまま弱気転換するかもしれない、という想定です。
ツイッターでの決済ラインを27300から27200としたのも上記の様な理由からです。一度決済しても、方向性が出て来れば再度高値で売るチャンスはやってくるものなので、こういう位置では欲張らず決済が無難です。もしも急落の動きになり、買い戻しのタイミングがなければラッキーぐらいの心構えでいます。
結果としてはレジスタンスになると考えていた27500は無風で下写真中丸の押し目で大量の押し目買いが入りそのまま高値更新となりました。
要するに上位足のトレンドがそのまま続いたことになります。
当然、トレードもメインシナリオで行うことになり、頭の切り替えが必要になります。27500で何事もなく上抜きしたのを見て、売りで設定していた注文画面は全て押し目買いに切り替えて注文しました。
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