利確の出口戦略…パターン解説!
こんにちは
トレサクです。
昨日は利確の出口戦略について
話しました…
トレードでこれが最難関であり
利益に直結する大切なものです。
昨日、明確な答えが無いと
お話ししたように…
その言葉に嘘はないのですが…
何種類かの出口戦略を紹介することは
可能なので、今日はそんな話しを
していきましょう。
それでは始めます。
●悩ましい…出口戦略…
出口戦略はとにかく難しいですね、
特に利確に関しては
あなたも1度くらいは悩んだことが
あるのではないでしょうか…
トレードにおいて必ず
訪れる決済なのに、
入り口より難しい
出口には…悩まされます…
利益がのってきても出口戦略の
失敗だけで損切りになったりしますし
まぁこれくらいの利益でいいかと
決済すると、その後に利益増の方向へ
レートが動いたりもします…
ホントに…
悩ましい…出口戦略…
その悩みが多少なり解消できるよう
いくつかの出口戦略パターンを
紹介していきますね。
ちなみに…
今回紹介する出口戦略は
ライントレードで移動平均線も
使用しているトレードとします。
●利確の出口戦略…パターン解説!
今回は6パターンの出口戦略を
解説していきます、
少し長くなりますが
頑張って読み進めてください。
使用する画像はドル円チャート
そして、ラインはパターンを紹介
するためのもので実際のラインでは
ないことをお伝えしておきます。
★パターン①…次のラインにタッチ決済
これはポジションを取得した次のラインに
タッチしたことを根拠に決済する方法です
赤丸で押し目買いして青丸で決済
ここでは次のラインまでのポジション保有
で手堅く決済していきます。
タッチしたら決済すると決めている
ので、いくら突き抜けても
ポジション保有はしない方がいいです
その理由としては、
下落してしまうと決済判断が
できなくなるから!
このような理由があげられます。
★パターン②…ライン割り込み決済
ここではラインをいったん突き抜けるも
割り込んでしまった場合の決済判断
になります。
この場合、ラインを割り込んだことを
根拠に決済となります。
この場合、パターン①で保有してし
まった時の決済としても有効になります。
★パターン③…トレンドライン割り込み決済
続いてトレンドラインを使用した
決済になります
このチャートの場合は上昇ですね
その波に沿うようにトレンドラインを
引きます、
そのトレンドラインを割り込んだら
決済のタイミングです。
青丸がそのポイントですね。
この場合、あまりためらっては
いけません…
ローソク足が追加されるたびに
余計な期待感を抱きだすので
例えば…
★このまま保有していれば再上昇
するんじゃないかな…
このような思考が生まれる前に
ためらわずに決済しましょう。
★パターン④…10EMA割り込み決済
今度の出口戦略は移動平均線を使用します
移動平均線の詳細は…
★期間…10
★種別…Exponential
★適用価格…Close
いわゆる10EMAというものです。
ここではダウントレンドにしました
全てのパターンが売り買い同じです
どちらでも使用できる出口戦略です
これも短銃に10EMAを超えたら
決済というものです
簡単ですが…反転しやすい値動きの
時もあるので、それをふまえて決済判断
しましょう。
このチャートでも再下落していますね
しかしその後ですぐに上昇
だいたい同じところで決済…
そんな展開でした。
ではここにもう1本の移動平均線
を追加してみましょう。
★パターン⑤…20EMA割り込み決済
移動平均線を1本追加しました
20EMAになります。
移動平均線の詳細は…
★期間…20
★種別…Exponential
★適用価格…Close
こちらです、
ここでもパターン④と同じで
移動平均線を超えたら決済となります
10EMAと同じ捉え方ですね
ここもためらわずに決済しましょう
ライントレードと移動平均線は
とても相性がいいので、
表示したままでいいと思います。
私も移動平均線は色々な判断材料
として重要視しています。
★パターン⑥…レジサポライン割り込み決済
これは損切りになります、
もちろん普通の損切りとは違います。
普通ではポジション取得の次に
損切り設定しますね、これがルールです。
いつもならラインの少し下に
損切り設定をしますが、
この場足、ポジション取得の前に1度
レジサポラインを割り込んでいるので
★損切り1
★損切り2
どちらかが適正と言えます、
これをふまえて話しを進めましょう。
ポジション取得後、レートは順調に
上昇しましたが…
あるポイントで反転下落、
ポジション取得に使用した
レジサポラインまで割り込んでしまった
これを根拠に決済します。
損切り設定よりは損切りが
浅く済みましたが、
値幅の乗ったあとの
損切りは辛いものです…
できればこの決済は選択したく
ないですね。
●どんな出口戦略も完璧なものはありません…
さて6パターンの出口戦略を解説しま
したが、いかがだったでしょうか⁈
ラインを使った出口戦略
トレンドラインを使った出口戦略
移動平均線を使った出口戦略
レジサポラインを使った出口戦略
こうしてチャートで見ると
出口戦略はこれで十分なのでは?
そう思いますが…
どんな出口戦略も完璧なものはありません…
利益の追求はとても難しく
どれも完璧な利益を確保できる
ものではないのです。
というより、
そんなものは存在しないと
私はそう思っています。
完璧なものを求めるのではなく
自分に相性のいい出口戦略を
見つけることがいいでしょう。
●あなたなりの出口戦略を決めましょう!
もっとも最適な出口戦略は
あなたにあったものです
手法・マインド・資金・経験
などなど…
それぞれ違うものです、
その中でトレードをしているのです
から、それぞれの戦略があって
当然ですよね!!!
出口戦略は完璧なものはありません、
ですから、あなた自身で合うものを
使っていきましょう。
納得がいかなければ変更すれば
いいのです。
今回、私が紹介した出口戦略の他にも
いくつもあると思います
あなたに合った最適な出口戦略を
これから探してみてください。
●まとめ…
トレードに大切な決済ですが、
その中でも利確決済は最も難しい
ものでした。
たくさんの種類がありましたが
そのどれもが完璧なものでは
ありませんでした。
しかし…
決済はそういうものです
完璧である必要はないのです。
しかし、決済はしなければなりません
何かを使うことになります
それは、あなたに合うものが最適!
それが答えだと思います。
私も自分に合う出口戦略を
使っています。
あなたにもそれが見つかると
信じていますので、色々と
試してみてください。
それでは今日も最後まで読んで
いただき、ありがとうございました。
あなたのトレードのプラスαに
なれば嬉しいです!
これからもよろしくお願いいたします。
ではまた明日。
●お断り…
それでは最後に、いつもお伝えしていますが…
内容は私個人の見解を過去チャートから解説するもので確実な利益の保証をするものではないこと、実際のトレードにおける責任は一切負えないことを御理解ください。
FXトレード、投資をされる場合は、それに関わるリスクを十分に考慮し、ご自身でご判断ください。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次回お会いしましょう!