優秀なエンジニアはどこにいるのか
会社紹介~著者はだれ
初めまして、株式会社KT VACEにてCEO 谷本の秘書をしております、秋元(本note記事の作成者)と申します。
弊社の主な事業は、以下4つの柱です。
コンサルティング事業・受託開発事業
NFT x 伝統工芸
教育事業
地方創生事業
社員は代表の1名のみ。私を含め、ボードメンバーやエンジニアもみな業務委託です。私自身も、普段は「新規事業支援」や「営業代行」「不動産賃貸サービス」などのお仕事をしています。
なぜラテンアメリカからインターン生を受け入れることになったのか
※詳しくは、谷本宛に個別に連絡をお願い致します
※ここでは、あくまでも秋元視点での解釈をお話させてください
遡ること2022年の9月。谷本より一通のSlackが飛んできました。
内容を確認すると”アフリカ・ラテンアメリカ(中南米)現地トップITエンジニアをインターンシップとして受け入れてみませんか?”という内容で、経済産業省の取り組み(以下、プログラム名参照)でした。
私自身、海外で長く生活をしたこと経験があること・世界一周をしているとき、ラテンアメリカで現地人に助けて頂いた経験が多くあったことから「ぜひ受け入れたい、興味あります」と答えました。
その後、代理店であるインバウンドテクノロジー株式会社のご担当者さまと候補者の選定について密にやり取りさせて頂き、最終的に弊社では2名のインターン生を受け入れることにしました。応募を決めてからここまで、約2週間の出来事です。(スピード感がやばかった!!)
ちなみに、本プログラムに応募した全体の学生数は4,449名だったそう。その中からオンラインコーディングコンテストを受験された学生1,718名のうち、優れた結果を出された40名~50名が受け入れ想定各社と面談をする流れです。
「こういう会社を希望します」と書かれた書類上でスクリーニングするには情報量が足りず、非常に苦労しました。
最終的には❶弊社への興味度合❷NFTへの興味、または新しい領域を学ぶ意欲を追加質問し、7名の学生と面談を行いました。
オンライン面談
前提条件の異なる学生とコミュニケーションするのは非常に難しかったです。特に「英語」という手段を用いて、お互い第二言語同士で会話をするので、回答に詰まることも多くありました。
ただし、オンライン面談をしないと相性の確認ができないので、面談時には受け答えの質と会話のキャッチボールがいかにスムーズにできたか、ということを意識し、別途、追加質問という形でテキスト回答で本音を聞くことにしました。
面談中に会社案内をしたことも弊社の特徴であったかと思います。冒頭で申し上げた通り、弊社は社員数も多いわけではありません。そのため、まずは”働きかたインプットが必要”だと判断したからです。
2名の受け入れ確定!
7名の学生と面談し、2名の学生を受け入れることにしました。
1人目:Pabloさん(ブラジル)
Twitter https://twitter.com/pabloktvace
2人目:Francoさん(ペルー)
Twitter https://twitter.com/francoktvace
彼らを選んだ基準は3つです。
直感が合うか
コミュニケーション能力
趣味や志向に興味が持てたか
2人とも、他の候補者に比べてコミュニケーション能力が秀でていました。
特に質問を投げかける姿勢などが見受けられ、弊社への興味が伺えたことも大きなポイントです。
業務内容の選定
約1ヶ月という短いインターン期間なので、2人にがっつりコードを書いてもらうことは現実的でない、とビジネスサイドで判断しました。
(受託開発プロジェクトなどは数年がかりで取り組んでいるので、キャッチアップに必要な期間だけで1ヶ月程度かかってしまう)そこで・・・・・
==================
Pabloさん⇒Shopifyのストア構築
課題:現在販売しているNFT作品をShopify上でも購入できるようにする
Francoさん⇒SNS運用
課題:NFTのセールスプランを考える、SNSの運用からマーケット情報を獲得する
==================
を体験していただくことにしました。
(2023/1/24更新)彼らの途中経過
Pabloさん:
❶Shopifyのマニュアル調査
❷要件の確認
❸コード改良
❹テスト
など、多くの壁を乗り越えShopifyサイトをオープンさせました。
↑
ここから"組紐を使用したボールペン"など伝統工芸品(NFT)の購入が可能です!
現在は、ShopifyとOpenSeaの接続調査を行っています。
Francoさん:
❶NFTマーケット調査
❷ターゲット調査
❸SNS運用
❹セールスプラン
毎週、調査記録をまとめ提出していただいています。
マーケティングという初めての分野で、試行錯誤をしながらリサーチをしてくれていますし、アウトプットの質でいうと非常に高いです。
以下、レポート抜粋。
Francoさんの書いたMedium記事。
アクションプランを立て、実行する能力が高いです。
まとめ
約2週間、彼らと過ごし仕事に対するマインドが、多くの日本人と異なることに気づきました。
彼らにとって、どこまで「探求」できるかが、仕事における楽しみのひとつなのだそう。この考えを物語るかのように、2名とも自国で起業をしているんです。びっくりですよね。
本noteのタイトルは「優秀なエンジニアはどこにいるのか」としておりますが、日本の市場だけでなく海外(おすすめはラテンアメリカ)にいることは間違いないのではないでしょうか。
2月3日(金)まで短い期間ですが「日本にきてよかった、KTVACEでインターンして為になった」と言ってもらえるよう、精一杯サポートしたいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
問い合わせ先: dentokogeinft.ktvace@gmail.com
※担当 秋元まで