攣りやすい方はこんなことに注意!

整骨院で働いているとふくらはぎがよく攣ると言う相談を受けます。

そんな方はだいたいこんな特徴が…

まとめましたので是非ご活用ください!

ナトリウム不足

もうこれは有名な話しですよね。

汗を掻くと体内のナトリウムが失われるのでスポーツドリンクや塩で

ナトリウムを補給しましょうと言う事です。

細胞内の水分量は電解質の濃度によってコントロールされているので

このバランスが崩れてしまうと細胞の水分量の調節もうまくできなくなったり

低ナトリウム血症になってしまうと筋痙攣を起こすので

やはりナトリウムが体内から不足すると言うのは危険を伴うと言う事になります。

しかし、現代の食事では過剰摂取に対する注意喚起されています。

運動時、正常時で摂取量をコントロールするようにして下さいね。

*発汗時にはカリウムも排泄されてバランスを崩しますから一緒に摂取

カルシウム不足

この後にマグネシウムの事も書いていきますが

この辺りはまだまだ知られていない事なのではないかなと思います。

「攣る」と、言うのは電解質不足が原因です。と言われており

この電解質を指すものがナトリウムだけと認識されがちですが

他の電解質も関係してきます。

カルシウムは骨に必要な栄養素でもありますが

他にも心臓機能のサポートや神経を安定したりと色々な役割があります。

カルシウム不足はイライラしやすいと言うのはこの神経の安定が関係しており

カルシウム不足は自律神経の乱れも関係しています。

小魚や野菜から積極的に摂取して欲しい栄養素です。

攣ると言うのは神経の異常な興奮とも言われています。

カルシウムで神経を安定させる事が予防につながっていきます。

食品:小魚類、乳製品、豆類、ひじき、濃緑色野菜

マグネシウム不足

カルシウムとセットで摂取して欲しい電解質です。

このあたりもかなり見逃されやすい栄養素になります。

鎮静作用が高いのでカルシウムとセットで抗ストレスミネラルとも言われています。

筋肉や神経の働きにも関与し、特に筋肉を弛緩させてくれる作用もあるので

やはり攣らない為にもマグネシウムは大切な栄養素と言えます。

脳内神経安定物質のセロトニンやGABAを作る補酵素の役割もあるので

精神安定にも大きく貢献してくれます。

食品:魚類、海藻類、大豆、玄米、濃緑色野菜

水分不足

これを1番上に持ってきも良いぐらいに大事な事です。

純粋に水分が足りていないと攣りやすいので注意が必要です。

水分が不足すると筋肉の柔軟性が低下します。

また、水分が不足すると血流に関係してしまうので

筋肉に必要な水分、栄養、酸素が行き渡らなくなってしまいます。

やはりこまめに水分を取ると良いです。

コーヒーや、紅茶しか水分を補給しない人は味がないと水分が取れない方が多いです。

でも、何杯もコーヒーや紅茶を飲む方は少ないです。

結果、水分補給に陥りますから1日に2リットルの水分は摂取して欲しいです。

水分補給については別の記事でも書いたのでこちらに貼っておきます。

水分補給について

また、大人の方で多いのが運動前日の飲酒。

マラソン大会の救護に行った際にも「前日飲み過ぎちゃって。」なんて軽い感じでお話している方いますが

前日に飲みすぎたのであれば本当に運動は辞めて欲しいぐらいに危険です。

脱水の状態でさらに汗をかいたら熱中症まっしぐらです。

アルコールによって水分も失われていますし

肝臓が働くにも糖質が必要でエネルギー不足です。

そして飲酒によって浅い睡眠で脳の働きも悪い。

そのような状態で運動をして倒れる方は多いです。

話を戻しまして飲酒は脱水状態になりやすいので攣りやすいと言うことになります。

運動前日の深酒はやめて下さいね。

睡眠不足

〇〇不足といえば

では、ありませんが睡眠不足の方は結構な確率で攣ります。

脳のコンディショニンは神経の興奮に直接関係してきます。

注意力散漫になりケガのリスクもありますから

睡眠不足の時には運動は避けるようにして下さい。

ウォーミングアップ不足+(冷え)

最後にお伝えしておきたいのですが

普段、運動をする前にどのぐらい準備体操に当てていますか。

準備体操は筋温をあげてあげて皮膚や筋膜の滑走をよくしてくれる役割もありますが

神経系の働きを事前によくしてくると言う側面もあります。

やはり急激に負荷の高い運動をしてしまうと神経、センサー(固有受容器)がちゃんと働きません。

しっかりと神経系にも働きかけてあげる事

そして筋温をあげてあげて収縮、伸長しやすくしてあげることが

攣らないようにする要素になってきます。

まとめ

攣りやすい人には理由があります。

ご自身の日常を見直してみて不足しているものは改善するようにして下さい。

また、脳に異常が起きている方も攣りやすい傾向があるので

気になる方は病院を受診するようにして下さい。

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