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ウィークエンドけそ(第39回/2021.5.16号)

くずざんぽー、けそです!
今週も、勝手にやってるテキストラジオ、『ウィークエンドけそ』のお時間がやってまいりました。というかちょっと0時を過ぎちゃいました!😢

皆さんは、どちらで、いかがお過ごしでしょうか?

東京はなんだか雨の日が多くて、憂鬱です…。
でも恋人が、「雨のあとは花の色がきれいだから、雨のあとの散歩はいいね」って言ってました。
恋人の、私の後ろ向きな気持ちを無理やりじゃなく立て直してくれるところが、私はとても好きです。

さて、この番組では、今週けそがビビビと来た、SNSの話題・ラジオで聴いたもの・YouTubeで観たもの等の中から、特に皆さんにお伝えしたいものを紹介していきます。(前の週に字数が多くなりすぎちゃって載せきれなかったものを載せたりもしてます…)

それでは、今週の最初の部門!

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さみしいって「思い通りにならない」とほぼ同じかもしれない

数日前、コラムニストで作詞家のジェーン・スーさんのコラムを読んで、いろいろと思うところがありましたので、今日はこちらについて書いていきたいと思います…。

短くするとどうしてもそぎ落としちゃうところがあるので、できれば全文を読んでいただきたいのですが…無理やりまとめるとこんな内容でした。

・スーさん、女友達が「おかしい人はみんなさみしい」とつぶやいたのを聞き、今までわからなかった「リスクを冒して他人に迷惑をかける人の気持ち」に合点がいった。さみしくて気を引きたいから、極端なことでもしてしまうのだ、と。

・スーさんは各所で、「大人の友達のつくり方」について、相談を受ける。どうして友達が欲しいのか聞くと、「たわいもない話を聞いてくれたり、一緒に行動してくれたりする人が欲しい」等の「してほしい」内容が出てくる。でもスーさんは、そういう都合がいい人は雇えばいいんじゃない?と思ってしまう。スーさんにとって友達とは、「なにかあったら万障繰り合わせて駆けつける相手のこと」で「それだけの価値があると、見込んだ人のこと」だ。スーさんの友達の言葉には、こんなものもある。「自分主演、自分監督、自分脚本の舞台に出てくれる人などいない

・さみしい時って、「どうして私にこうしてくれないのだろう」としか思えず、自分のことしか考えてないんじゃないか。さみしい時は、まず他者に思いを馳せてみてはどうか。自分ばかりが与えているような気がしたら、「人間関係の河岸」を変えてみたら。

最近の私はすっかり「take&give」で行くことを選んでしまって、楽さと同時に罪悪感も抱えてるので、ずしんと来る内容でした。

「take&give」っていうのは、「与えてくれる人にはお返しするぞ!」という傲慢な姿勢のことです。ただでさえ限られている私の精神的キャパシティ、仕事積み上げ期間の今はいつも以上に限定的になっているのです…。

例えば、ちっぽけなことなんですが、「私の誕生日を祝ってくれない人の誕生日、祝う必要あるか?」って最近思うようになっちゃったんですよね。
社会人最初の方くらいまでは、とにかく人の誕生日を(LINEとかで)祝いまくっていたのですが、「向こうが祝ってくれないなら、なんか不公平じゃないか?」って思い始めました。

ひたすら猪突猛進だった20代のころに比べると少しだけ周りが見えてきて、「この人が何を言ってほしそうか」が前よりもやり取りでわかるようになって、それに応えなきゃってプレッシャーに耐えられなくなってきちゃったから、というのもあるのですが。
(誕生日をお祝いしたときに、「いやいや、この年だからもう全然めでたくもないですよ~」って返ってきちゃったりしたときに(1回じゃなくて、毎年)、「自虐を否定してほしい気持ちがあふれている気がする…うっつらい…」となってしまったりします)

基本的には、これって「私が望むとおりに愛を与えてくれないなら、私は愛と認めないぜ」って言ってるようなもんだよなあ…。
(自分が相手に何かしたいと思ったときには、その「愛」がひとりよがりのものじゃないか常に点検していないといけない、見返りを求めてその前払いとして何かをするのはいけない、と思うのだけれど)

こういう精神性、今日Netflixで観た『勝手にふるえてろ』にも通じるところがあるなって思って。

こんなあらすじの話だったんですが(↓)

24歳のOLヨシカは中学の同級生"イチ"へ10年間片思い中!過去のイチとの思い出を召喚したり、趣味である絶滅した動物について夜通し調べたり、博物館からアンモナイトを払い下げてもらったりと、1人忙しい毎日。そんなヨシカの前へ会社の同期で熱烈に愛してくれる"リアル恋愛"の彼氏"ニ"が突如現れた!!「人生初告られた!」とテンションがあがるも、いまいちニとの関係に乗り切れないヨシカ。"脳内片思い"と"リアル恋愛"の2人の彼氏、理想と現実、どちらも欲しいし、どっちも欲しくない…恋愛に臆病で、片思い経験しかないヨシカが、もがき、苦しみながら本当の自分を解き放つ!!

(Amazonの『勝手にふるえてろ』DVDの紹介文より引用。誤字を勝手に直してます…)

ヨシカは、長年「イチ」を思っているようでいて、実は彼の幻想しか見てなかった。自分が思う通りの反応をイチがしてくれなかったら絶望して、その気持ちを話すこともしないで。

全部自分の思う通りに寄り添ってくれる人だけが存在する世界なんて、この世にはない。それを認めて、絶望しても立ち上がるだけの強さが持てなければ、たぶんずっと、さみしい気持ちはなくならないんでしょう。

(なんかずっと同じこと言ってるような気もしますが…)

もう、あんまり広い交友関係は持ちたくないなあ、たくさんの人間とかかわるのは怖いし苦しいしつらいんだよなあ、今くらいの感じ(基本的に恋人とだけ会話して、週に何回かだけ他の人とも交流するくらい)がちょうどいいなあ、とは思いつつ。

いつか、もう少し心の器に余裕が持てるときが来たら、いいなあ。
あるいはもっと軽やかに、人とかかわる方法がわかるようになったら、いいな。

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続いては

ウィークエンドミュージック

のコーナー。

最近はめっきり音楽を聴かなくなってしまった…

のですが!こないだドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』の中でとわ子役の松さんが歌ってて、改めてこの曲はいいなと思った…。

犬山イヌコとザ・サキシマ ミーティングで『ニャースのうた』

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続いての部門!

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大豆ミートを使ってみたよ

以前の「ウィークエンドけそ」で、日本の鶏肉生産環境について少し触れました。↓

こうしたことを目にするようになったことに加え、がんになって苦しむ可能性をなるべく減らしたいと思っていることがあって(牛・豚などの肉は大腸がんになる可能性を上げるため。ベーコン等の加工肉にもリスクがあるのであんまり食べないようにしています)「食べる楽しみも大切だし、完全なヴィーガンにはなれないかもしれないけど、できる範囲で豆製品も取り入れてみたいなー」と思い始めました。

そして最近、ついにスーパーで大豆ミートを入手したので、そのレポートです。

ゲットしたのは以下の2種類です。

実際に売り場で見て知ったのですが、大豆ミートには「薄切り肉っぽいの」「塊肉っぽいの」「ひき肉っぽいの」と、いくつかタイプがあるんですね。違うタイプのを買ってみたらよかったんですが、似たようなタイプのになってしまいました…。

(↑アリサンのは、スーパーで買ったのよりもAmazonの値段は高い気がする…。)

まずは、アリサンのナゲットタイプのを鶏肉代わりに炒め物に使ってみることにしました。味付けがしっかりした料理の方が抵抗なく食べやすいかと思ったので、ケチャップ・コチュジャン等で野菜と炒めることに。

で、感想は…

「悪くはないけど、やっぱり豆料理って感じだなあ…」

「ややさっぱりしているけど、食感が肉」という食べ心地を期待していたのですが、私としてはちょっと物足りなかったです。歯に当たった印象は、「薄いがんものミルフィーユ」。肉のもっちり感からは遠いなあ、と…。

でもこれは、たぶん私の調理方法にも問題があったと思ってまして。
・ふやかし方が適切じゃなかった
(乾燥状態の大豆ミートは調理前にお湯で戻す必要があるのですが、結構ふやふやになるまで待った上でよく絞る必要があったようで、私はそのいずれも不十分でした)
・揚げ物におすすめのタイプを炒め物に使った
この2点が反省点だなあ、と。

あとは、満足できるだけの量を買うと動物肉よりも割高になってしまうので、かさ増しのための工夫もしていく必要がありそう。

でも、買ってみて新たにわかった良い点もありました。
大豆ミートって、「日持ちがする肉(正確には代替肉だが)」なんですよね。常温で数か月は保管が可能です。特にコロナ禍の今、買い物に行く回数はなるべく少なくできる方がありがたいので、これは大きなメリットです。

他の方のレシピなどを見ていると、揚げ物以外に使うんじゃないならばひき肉タイプのものの方が肉っぽく食べやすいんじゃないかな?という気もしてきたので、いずれひき肉タイプのものに挑戦してみたいと思います!

↓麻婆豆腐とかはよさそうな雰囲気。


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最後の部門!

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主人公の有紗ちゃんと恋のお相手・岡村さんの人間のかわいさがびしばしに光る作品なので、この部門でご紹介!

【あらすじ】
有紗は軽度の知的障害を持つ25歳の女性。コンパニオンのバイト先でお客さんに性的奉仕を求められることがあるが、「こんな自分でも必要としてもらえるなら」と応えてばかりいた。
しかし、障害を持っていることを隠して新たに始めた配送バイトで指導についてくれた岡村さん(35歳)の優しさ・誠実さに触れ、気持ちが変わっていく…。

Twitterで連載されている作品で、裏設定を作者のざくさんが時々つぶやかれているのですが、それも痛くてつらくて…。悲しい気持ちになるシーンも多いのですが、だからこそ真っ直ぐな愛情が染み渡る作品です。「誰から向けられたものか」によって、性欲は武器にも救いにもなるってことが存分に描かれていると思います。ぜひ。

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今週の『ウィークエンドけそ』、いかがでしたでしょうか?

この番組では、皆様からけそへの、褒め言葉・人生相談・質問をお受けしております。

ラジオネームを添えて、この記事のコメント欄に記入するか、以下のリンクからマシュマロ投げてください!採用された方は、番組内でご紹介させていただきます(マシュマロは、Twitterでも回答載せるかも!)

あと!先日もつぶやきましたが、入管法の改正案を廃案に持ち込みたいです…。

「改正(実際には「改悪」としか言いようのない中身なのですが)されてしまうと、命の危険にさらされる人がいる」ということがどういうことなのか、一人の方の人生に焦点を当てて伝えようとされている方がいますので、こちら(↓)をぜひ読んでみてください。とても苦しい内容ですが…。

悪い意味でクラクラするようなことばっかり毎日ありますが、少しずつでも社会の生きづらさとか理不尽なところとかを、減らしていきたいっす…。

それでは、また来週~!

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