ウィークエンドけそ(第2回/2020.8.28号)
くずざんぽー、けそです。
今週の『ウィークエンドけそ』のお時間がやってまいりました。1週間!早い!!!
先週の今頃は、総理大臣代わることなんて想像もできなかったぜ!!!
あっという間に9月の足音が聞こえてきた、帝都・東京。高校生の頃は、雑誌の9月号で見かける、からし色・黒板色・ベリー色の服たちにわくわくしたなあ、なんて思い出しています。
皆様は、どちらで、いかがお過ごしでしょうか。
この番組では、今週けそがビビビと来た、SNSの話題・ラジオで聴いたもの・YouTubeで観たものの中から、特に皆さんにお伝えしたいものを紹介していきます。
毎週金曜日に更新する予定ですが、突然お休みになったり、内容ガラっと変えたり、自主打ち切りになったりする可能性もありますので、まったりお楽しみください。
それでは、第2回『ウィークエンドけそ』、スタートです!
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最初の部門は…
笑っちゃうもの、夢中になっちゃうもの、心を掴んで離さない「おもしろいもの」を紹介する部門です。
本日の話題は、こちら。
映画館で、『風の谷のナウシカ』を観た
6月から、スタジオジブリの作品が再び劇場公開されて、話題になりました。
恋人に無理やりついていく形で『風の谷のナウシカ』を昨日観たんですけど、想像以上に面白かったです。
※私けそ、『風の谷のナウシカ』については、幼いころに実家でビデオで流れていたような…くらいの淡い記憶しかなく、ほとんど初見のようなフレッシュさで観ました。
映画館で観た第一の感想は…
「うわ、気持ちいいーー!!!!」
鳥のように舞うナウシカ、飛行機の動き、腐海の底の静かな青、そしてさらさらと流れる砂…。
どことなくノスタルジックな、一瞬一瞬全部ポストカードみたいな、美しい絵。
それに組み合わされる、音楽!
インドっぽい音楽、壮大なストリングス、あの時代っぽいピコピコした音…。
「ここでこの曲合わせるんだね!?でもしっくり来る!」という、の妙が、あの映画を一層高い次元に押し上げているなあ、と感じました。
で、です。ここまでは、たぶんもっと幼いころに観ても感じられたと思うんですが。
今観ると意外と…「怖いところ」がある映画だなとも、感じました。
これは、大人になっていろんな作品に触れた私が観たからこそ、(あと、一緒に観た恋人の話を聞いて考えたからこそ)感じられたことだと思うんですが。
具体的には、
ナウシカのぶれなさとかまっすぐさ、そして神格化されてる感じ、一歩間違えると、危うくない???
って、思ったりもしたんですよねー。
ナウシカは、(ナウシカ自身も自覚してるっぽいですが、)自分の信念を貫くことを第一に優先していて、それを貫くことで犠牲になるかもしれない誰かのことは、あんまり考えないタイプの人だと思います(目の前の人のことは考えるけど、目の前の人を優先した結果損なわれる誰かのことは、あんまり頭にないよなって思う…)。
しかし、風の谷においてナウシカ人気は絶対のものだから、ナウシカがみんなを窮地に追いやりそうな選択をしそうになってしまっても、一見それが「正義」っぽかったら、誰も反対できなそう。反対した人が、「姫さまの言うことじゃぞ!」とかって、ねじ伏せられちゃいそう。
ワンマンGOGO社会がうまくいってたら、たぶん世界にはもっと共産主義の国が増えてるはずだと思うんですよね。それじゃだめなんだ…。人間は間違えるから、間違えること前提に、それでもサッと軌道修正できるようなシステムにしておかないとやばいんだ…!
で、この、「正義ってのは絶対的なものじゃないんだぜ!」「誰か一人を、絶対的に正しい存在としては扱わないぜ!!」という執念がこもりにこもっているから、私は漫画『マギ』が好きなんだなーと改めて思ったりしました。
(途中までは王道少年漫画なんですけど、途中から大どんでん返しが各所にあって、正義とは何?悪って何??信じるべきものってなんなの??と気持ちがぐっちゃぐちゃにかき乱されるんですよ…。でもこれが世界だよなーと思います)
↓『マギ』は全37巻とボリュームもりもりなんですが、ぜひ全部読んでいただきたい!たぶん、このアプリを使えば、結構な量(おそらく25巻までの内容?)が無料で読めると思います。世界史好きな人は絶対好きな作品だと思います!!!!!
ナウシカの話から、マギの話になってしまいました。
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続いての部門です!
企業や個人などの、いいぞ!かっこいいぞ!新時代切り拓いてるぞ!!という取り組みや発信を紹介していきます。
今週の話題は、こちら。
ベルリン映画祭、男優賞/女優賞を廃止し、「主演俳優賞」「助演俳優賞」を新設する
これはですねぇ…全面的に「賛成」というよりも、「こうした動きがあったことを記録しておきたい」ってことで、入れる次第でございます。
「どんな性自認を持つ人にも、受賞の門戸が開かれた」っていうことは、素晴らしいことだと思うんですね。
一方で、世界には依然として「男だから苦しいこと」「女だから苦しいこと」も存在していて、そこから出発する物語はやっぱりあると思っていて。
演技は、すべてが自分自身の経験から紡がれるものじゃない(もしそうだとしたら、人殺し以外は殺人鬼を演じられない)、とは思いながらも、やっぱり「それまで、男として/女として生きてきた経験の裏付けから生まれた演技」っていうのも、あると思うんですよ。「女優賞」をとった人として語ることっていうのは、「俳優賞」受賞者として語ることとは、違ってくるんじゃないかな?って思ったりも、するんですよね…。
あと、Twitterではこういう意見もありました。
私の前の職場、新入社員の男女の数が偏りすぎないように、「女子学生を落として、採用試験の評価上はその人よりも低かった男子学生に内定を出したこともある」って話が出てるのを聞いたこともあって…。
(業務上どうしようもないところもあるとはわかりつつ…、この話を聞いたときはすごく悔しかった)
難しいですね…。
平等ってなんなんだろうな…。
もっと勉強しないとな…。
(しかし相変わらずミソジニー根強くてつらーーーー)
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ここでいったん、
ウイークエンド・ミュージック
のコーナー!
季節に合う曲、そのときのけその気分に合う曲をお届けします。
たぶんもうすぐ、この花のにおいのハンドクリームが売り出されることでしょう…。
きのこ帝国で、『金木犀の夜』
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…ちょっぴりしんみりしちゃいましたね…。
お仕事終わった人たちは、ビールをぷしゅっと開けても、いいんじゃないかしら?おつまみは、きのこのマリネで!
続いての部門は、こちら。
おすすめレシピや、ご飯・おやつに関する話題を紹介します!
今日ご紹介するのは、こちらの記事です。
鶏ムネ肉を30分弱火で焼くだけ…30分チキン
↑仕上がりはこうなる模様。
これ、まだやってないんですけど(やってないんかい/いつかやろうとは思っている)、
この話題で私がもっとも驚いたことは、いいねが17.9万ついてるという点なんですよ。動物以外の話題でこんなにバズることある?っていう、はじけっぷり。
たぶん…このあたりの条件が奇跡的にそろったからでしょうね…
・特別なものや高いものを買わなくても、料理が得意じゃなくても取り組むことができる(親近感)
・しかし、今まで誰も紹介していない(新規性)
・手順は簡単だが成功するかはわからない(ギャンブル性)
・味の好みが分かれにくいメニューである(大衆性)
ご飯の話題というか、SNSの話題になってしまいましたな。
※ちなみに私は、イナダシュンスケさんのツイッターを読んで、またサイゼリアに通うことになった民の一人です。外食文化の話題提供がおもしろいので、食べるのが好きな方はイナダシュンスケさん(@inadashunsuke)フォローすると、面白いかも。
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さてさて、あっという間に、最後の部門になりました。
愛らしい動物や赤ちゃんの話題、きゅんとくる話などを紹介するコーナーでございます。
今週は、こちら。
子どものひょうきんな顔が好きすぎる
スイスイさんのご子息によるポケモンものまねなんですけど…、
かわいすぎないか?!?!?!
私は特に、ソーナンスの時のあごが好きです。
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今週の『ウィークエンドけそ』、いかがでしたでしょうか?
この番組では、皆様からけそへの、褒め言葉・人生相談・質問をお受けしております。
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ここまでのお相手はけそでした~。
8月もラストスパート~スタミナつけて乗り切りましょーい。
また来週!